

キャンプ場に広がる満天の星空を背景にした音楽祭のフライヤーデザインです。
テントの奥へ沈む太陽。そして広がり始める美しい星空。高原のキャンプ場を舞台に開催される音楽祭のムードを伝えるフライヤーを、現地の風景そのままの写真を使いデザインしました。
壮大な自然と音楽の共演
青く輝く天空に、イメージ通りのタイトルが収まり、日時と会場をその下に配置。天体のようなオレンジの丸囲みに、入場無料であることと雨天でも決行する旨を記載し、デザインのアクセントにもしています。出演アーティストの写真はすべて楕円形の囲みに入れ左揃えで縦に並べました。全体に直線を控えめにし曲線を多用することで、自然と共存するイベントのナチュラルな雰囲気を表現しています。
情報伝達の工夫
チラシ下部のテントの影となる暗いスペースには、白抜き文字で主催や協賛、問合せ先を列記し、角版でマップを入れることで上段の情報と差別化し、必要なインフォメーションとして伝達しています。

会場写真をそのまま背景にするという選択
イベントフライヤーのビジュアルには、イラストや素材写真を使う方法もありますが、今回は実際のキャンプ場で撮影された夕暮れ時の風景写真をそのまま背景に使用しています。現地の写真を採用した理由は、このイベントの最大の魅力が「高原の自然の中で音楽を聴く体験」にあるからです。
素材写真で代用すると「どこか知らない場所のきれいな空」にしかなりませんが、実際の会場写真であれば、そこに行ったときの空気の色や光の加減がリアルに伝わります。フライヤーで見た風景を現地でもう一度体験する——その一致が来場の動機を強めます。ただし会場写真をそのまま使う場合、撮影条件によっては暗すぎたり色が偏ったりすることがあるため、タイトルや出演者情報を白文字で載せたときの可読性を確保するための調整が欠かせません。
「直線を使わない」ことで生まれるアウトドア感
デザインの細部を見ると、出演者の写真を囲む枠が楕円形であったり、タイトルのレイアウトにも柔らかなカーブが使われていたりと、紙面から意図的に直線的な要素が排除されています。四角い囲みやシャープな罫線は整然とした印象を与えますが、高原のキャンプ場で行われる音楽イベントには少しそぐわない堅さが出てしまいます。
曲線を多用することで、木々の輪郭や丘の稜線といった自然のフォルムと紙面デザインが響き合い、見た人に「屋外の開放感」を感じさせます。唯一、下部のアクセスマップだけは角版で入れているのも意図的な切り替えで、ここから先は実用情報ですという紙面上のサインになっています。感性に訴えるゾーンと実用情報のゾーンを図形の形状で自然に分けている構成です。
暗い部分を「情報の居場所」にする発想
フライヤーの下部にはテントのシルエットによって写真が暗くなる領域があります。通常、写真の暗部はデザインの邪魔に見えやすい部分ですが、このフライヤーではむしろその暗さを活用し、主催者名や協賛、問い合わせ先などの事務的な情報の置き場にしています。暗い背景に白抜き文字を乗せることで十分な可読性が確保でき、紙面の上半分に広がる美しい星空のビジュアルに一切干渉しません。
写真の明暗差をレイアウトに組み込むこの手法は、風景写真を全面に使うフライヤーで覚えておくと重宝します。無理に写真を加工して全体を均一な明るさにしなくても、暗い部分にテキストを、明るい部分にビジュアルを配置することで、写真の持つ自然な表情をそのまま活かせます。
制作フライヤー・チラシデザイン
に対する感想
VOICE ※第三者による感想です
美しい空を活かしつつ、心地よい読みやすさも感じられます。
幻想的な夕暮れの魅力
夕暮れから夜へと移り変わりゆく、幻想的な美しい空の色に引き込まれてしまいます。タイムスケジュールのなかで見ることのできる一瞬を想像させ、現地のすばらしさを存分に伝えている魅力的な背景だと思いました。
自然と調和する文字デザイン
演奏者や項目を縦長に配置することでより空の高さを感じるようにも見え、音が高く鳴り響くであろうイベント名にピッタリな印象を受けます。文字は極力白く表示して、読みやすくも背景になじむように。遠くに見える星々の色とリンクし、高原キャンプ場らしい自然な雰囲気を壊さないよう配慮されています。ポイントに入っているオレンジ色もグラデーションを入れることで背景となじみやすくなり、ほどよいアクセントとして効果的に作用していると感じました。
安定感をもたらすデザインの工夫
写真を丸で囲うことで空の色が移り変わるシーンを分断せず、さまざまな音楽家などの情報が多くても心地よく読み進めることができます。地図はあえて四角にカットして下部に配置したことで、空から地上に着地したかのような安定感をもたらしているのでしょう。流れるような落ち着いたトーンで読み進めながらも最後がまとめられているため、全体的に安心感のあるフライヤーデザインだと感じました。
星空が奏でる音楽祭の魅力を伝えるフライヤーデザイン
夜空の輝きと音楽の調和が息づくフライヤーデザインで、高原キャンプ場で開催される音楽イベントの雰囲気を表現しています。
・豊かな自然と音楽の共演
美しい星空の下で繰り広げられる音楽イベントのシーンを、現地の風景を活かした写真で見事に再現しています。タイトルは青く輝く空にぴったりと収まり、日時や会場情報がすぐに目につくように配置されています。
・アクセントと情報のバランス
オレンジ色の円形デザインが、入場無料や雨天決行の情報を引き立てると同時に、アクセントとしてデザイン全体を引き締めています。出演アーティストの写真は楕円形で統一し、曲線を多用することで自然と調和する雰囲気を醸し出しています。
・情報伝達と視認性の両立
チラシ下部の暗いスペースには、白抜き文字で主催者や協賛企業、問い合わせ先が列記され、マップも角版で配置されています。これにより、上段の情報と差別化しつつ、必要なインフォメーションが効果的に伝わります。
・幻想的な空の表現と読みやすさ
夕暮れから夜へと移り変わる空の美しさが引き立ち、音楽イベントの魅力を際立たせています。縦長のレイアウトで空の高さを強調し、文字情報は白を基調にして背景になじむよう配慮されており、視認性も確保されています。
このフライヤーデザインは高原キャンプ場での音楽イベントの魅力を効果的に伝えるだけでなく、情報伝達とデザインのバランスも見事に実現していると言えます。

※掲載しているチラシデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際の用途・サイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。
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