

たくさんのゲストダンサー・振付師が紙面を彩るチラシデザインです。
豪華なゲスト陣を余すところなく掲載した、それだけでも熱気が伝わるような密度感のあるチラシです。協賛ロゴや各種情報を含めると、チラシ内に収める必要のある内容は膨大です。それらをうまく組み込みながら、広告としても魅力のあるデザインになるように心がけて制作しています。
デザイナーの振り返り
■ 今回のチラシデザインはゲストやコレオグラファーなど、それぞれセクションが分かれているため、内容毎に色分けをして分かりやすくしています。例えばスペシャルゲストは青です。文字はもとより、背面もブルーのライトで照らされているような仕上がりになっています。
■ 全てを見やすい大きさにするのは難しいため、チラシで何を魅せるかという点を整理し、重要ポイントをクローズアップさせています。
■ 裏面はイベントの趣旨説明やダンサーの紹介の続きの他に、会場の説明がされているのが特徴です。特殊な形状の会場であるため、その特異性を紹介するのは宣伝の一貫と言えます。


数多くの出演者を揃えたダンスイベントのフライヤー制作例です。
このチラシではその楽しさを表現するために、表面では背景に彩り豊かな画像を配置しています。またイベントのタイトルも上部に配置し光っているように見える効果を出すことで目立つようにして、まず見るものにどのようなイベントであるかを認識させています。これらの効果的な演出を踏まえた上で、その下には出演者など数多くある必要な情報がゾーンを分けてしっかり分類されて並べています。
例えば表面の各出演者の画像は、基本的に四角形で周囲をぼかして作成されています。そのため数が多いながらに無理なくまとめ、窮屈な感覚も感じにくいものになっています。それらの画像も足の上の部分や上半身、顔のアップなどとそれぞれ変化をつけており、羅列することにより情報が届きにくくなるのを防ぐ効果があります。
ゲストダンサー等の優先度を視覚的に分かりやすく表現
また画像の四角形は大きさに変化をつけて、参加者名の文字の大きさや背景の色も揃えることで、自然に種類の違いを識ることができるようなチラシデザインになっており、主演者の多様性とその種類の多さを実感しやすくしています。
料金や協賛などの情報は白抜きで下部に掲載されており、最上部の白く光ったタイトルとのバランスをとっています。下部の文字はさほど大きくないですが、この部分は背景の色が他の部分と比べ比較的統一されており文字の色も白で統一されているため、興味を持った方には確実にそれらの情報を伝えやすくなっています。
裏面はモノクロのデザインですが、黒を背景に白い字で説明が書かれており、表面との統一感があります。その中であえて白が多く使われているのが会場となる場所の地図です。これは大切な情報ですから、夕方〜夜にかけてのこのイベント参加者がこのチラシを持っていった時、多少暗い天候などの場合のときにも白を背景とすることで見やすくなっています。
多彩な出演者が数多く出ることが裏面にもダンサーが掲載されていることで伝わってくるのとともに、その下の説明文でも色々なジャンルの出演があることが記されており、チラシ表面のコンセプトが裏目にも続いているのがわります。これにより表面で興味を持った方に自然に説明を続けることができています。背景に比較的濃い色を使用しながら、必要な場所には明るい色で必要な情報を確実に伝えるといった基本方針が表裏ともにしっかり効果をあげているチラシデザインと言えるでしょう。
制作フライヤー・チラシデザイン
に対する感想
VOICE ※第三者による感想です
チラシレイアウトの工夫が垣間見える制作例ですね。
小さな画像をなるべくたくさん広告に入れる場合、レイアウトはそれほど難しくはありません。しかしながら、紙面にたくさんの小窓があるように見えてしまうのは、同時に少々うるさく感じるものです。このチラシデザインでは、そうしたデメリットを緩和するために、使用されるサムネイルの小さな画像は、すべて周辺にボカシを入れて、背景とにじませて煩雑な印象を防いでいます。背景画像はが非常に複雑で明度も色彩も強いのに、画像に付随する出演者の名前を示すフォントがポイントになって、視点のきっかけを作り出しています。
こういったことは、演劇やコンサートなどで出演者が多い場合は、どうしてもその画像をできるだけ多く記載する必要に迫られるために、ともすれば羅列に終始し、最初にどこから見れば良いのか、視点のきっかけを失うことが多いのです。画像を枠で囲ってそこにフォントを入れると、読みやすさはありますが、紙面が窮屈に感じられてかえって広告の効果は弱まります。しかしこのチラシでは、画像の周辺をにじませて背景と馴染ませることで、フォントがより目立つような工夫がされています。左右の「Special Guest」、「Guest」の縦に並ぶ画像の2つの列、中央の出演者といったように、視覚的な分離が出来上がっており、必要なインフォメーションを横長下段にで分断するのではなく、画像のサイズを調整し、上手くすべての画像に関係するように、右下にレイアウトされています。
チラシ裏面はなかなかレイアウトが工夫されており、全体では横長4段の構成で、画像と「宣伝協力」の要素を平均な間隔で並べ、他の段組は左寄せで流しているため、4段の段階別に項目を読ませるようなレイアウトの工夫があります。地図はレイアウト上で占める割合を高くしていますが、舞浜アンフィシアターの効果的な広告にもなっており、裏面のインフォメーションは情報量としても、それなりに多く感じさせます。印象的なのは、「WAVE」のロゴでしょうね。2段目のタイトル下にロゴの頭が揃えてあり、左の文章との関連も一体となって見える位置に配しています。さりげないLPをデザインした背景画像も、濃度が絶妙な範囲で抑えてあるため、効果的な使われ方をされていますね。
VOICE ※第三者による感想です
フライヤーのごちゃごちゃ感を逆手にとった熱気が伝わる構成のデザインですね。
ダンスにも音楽と同じようにいろいろなジャンルが存在しており、ジャンルによってチラシデザインの作成方法も変わってくることが多いでしょう。ジャンルが関係ないイベントということで、参加人数も多くなっているのが、表面の写真を見るとわかるでしょう。とてもたくさんの写真が記載されているのですが、全て参加するダンサーや振付師の写真となっています。表面に記載されていないダンサーは裏面に書かれていており、全体的にとても熱気が伝わってくるような感じで作られているチラシデザインです。
出演者の「優先度」を写真サイズで可視化する — ダンスチラシの不文律
多数のゲストダンサーや振付師が出演するイベントでは、全員を同じ大きさで掲載することは物理的に不可能です。ヘッドライナーの写真を大きく、ゲストを中程度に、ジュニアダンサーを名前のみに — この階層構造は、出演者側にとっては自分のポジションの確認であり、観客にとっては「誰が最も注目すべきパフォーマーか」の道しるべになります。
写真のサイズと配置位置は、チラシ上での「序列」を無言で伝える手段です。この序列設計が適切でなければ出演者間のトラブルにもなり得るため、クライアントとの密な打ち合わせが不可欠な作業です。
「ごちゃごちゃ感」を逆手にとって「イベントの熱気」に変える構成力
通常、要素が多すぎるチラシは「散らかっている」とネガティブに評価されます。しかしダンスイベントにおいては、「これだけ多くのダンサーが集まる」という情報量自体がイベントの規模感と熱気を伝えるメッセージになります。
整然と配列された写真よりも、あえて密度の高い構成にすることで「ごった煮」的な興奮を紙面で再現しているのです。混沌としたレイアウトを成立させるには高い構成力が求められ、単に配置を詰め込めばいいわけではありません。
ジャンルの多様性が「排他的でないイベント」であることを宣言する
JAZZ、HIPHOP、LOCKING、WAACKINGなど多様なジャンルがチラシに記載されていることで、どのジャンルのダンサーでも参加できるオープンなイベントであることが伝わります。特定ジャンルだけを強調してしまうと他ジャンルのファンが「自分向けではない」と判断するため、すべてのジャンルに居場所があることを紙面で証明しています。
※掲載のチラシ(フライヤー)は実際の内容や最新情報と異なる場合がございます。
※掲載しているチラシデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際の用途・サイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。
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