お茶というのはスーパーや自動販売機、コンビニなどでさらっと買える商品ですが、お土産やギフトとして贈るお茶というのはパッケージのイメージがとても重要です。紙なのか、缶なのか、光沢、質感はどうか、など様々な要素によってお茶の価値も左右されます。今回は高級感とオリジナリティー溢れるアジアのお茶缶に焦点を当てて、参考例を集めてみました。(※紹介するパッケージデザインは当サイトの制作事例ではありません)
イラストの個性が光るお茶缶のパッケージデザイン
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エレガントなチャイナドレスの女性が印象的なアジアンなイラストと賑やかな色合い。お茶の時代背景を描いたイラストだそうで、女性はジャスミンティーを嗜んでいます。八角系のフォルムで作られたこのお茶缶は全面をぐるりとイラストで囲まれ、飽きのこないデザインとなっています。缶のベースはアイボリーで柔らかい印象に。ミントグリーンとの相性が良く、繊細な仕上がりに見入ってしまいますね。
繊細なイラストと箔押しを使用したお茶缶のパッケージデザイン
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箔押しのマークや繊細なイラストを用いた高級感のあるお茶缶のデザイン。爽やかなブルーとゴールドのコントラストが美しく、目を引きます。少し不思議な形をしたお茶缶。開けやすさ、持ちやすさにもこだわっています。また、箱の中のブラックのベースにブルーがとても映えています。
ロゴマークや全体的に使われている繊細なイラストは、職人の姿そのままをイラストレーターとコラボして作成。箔押しで仕上げることで、とても印象的で、高級感を感じられます。
黒を基調とした重厚感のあるお茶缶のパッケージデザイン
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中国の僧侶たちの習慣や瞑想に関することをコンセプトにしたお茶のパッケージです。ロゴマークは点と点が合わさった部分だけで、文字を表現しています。お茶の入った缶のざらっとした質感、そしてその上に巻かれた切りっぱなしの紙にも細部までこだわりが感じられます。
アジアのデザインを集めてみた印象は、おおらかなものではなく込み入った繊細なイラストは、よりオリジナリティーを感じました。または、日本で言うところの和風のイメージに近い色使いであったり、重厚感を出すときの空間の取り方は「漢字」ならではの空間であって、アルファベットを扱う時とはまた異なってくるかと思います。今回は地域によって違ったオリジナリティーが見ることができました。
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