PRINT DESIGN — POSTER
ポスター制作事例 – 温かさを感じる法律事務所のポスターデザイン






悩みに寄り添う親しみやすさを表現した法務事務所のポスターデザインです。
人生に何度か訪れる転換期。なんとなくやり過ごしたり、口約束で収めることもできますが、後々考えると法的な効力を持つ書面にしておけば良かったと思うことが少なくありません。そんな状況の人に寄り添うように問題解決を提案するのが、この法務事務所のポスターです。
明るく温かいビジュアルデザイン
全体をやさしく温かみのあるオレンジで統一し、明るく爽やかな印象の女性の写真を相談者のイメージビジュアルにしてポスターの導入部分をデザインしました。予約から資料提供までのステップをわかりやすく視覚化し、気軽に相談できる雰囲気づくりを担っています。さらに、その下では、具体的な悩みを相談者目線でリストアップし、法務事務所が手伝うことのできる解決方法を提示しています。
幅広いターゲットへのアピール
最後に、さまざまな世代の人々の親しみやすいイラストを入れ、どのような案件でも気軽に相談できる事務所であることをアピール。安心感を持ってもらえるよう、連絡先の横に事務所の代表の顔写真も掲載されています。


法律事務所のポスターを制作する上で大切なこと
法律事務所というとどこか堅いイメージがありますが、そんなイメージをデザインで和らげられるのがポスターの良いところです。とくに相続や離婚といった民事案件を取り扱う法律事務所の場合は、温かさを感じさせるカラーやイラストを積極的に使用することで、悩んでいる人の不安に寄り添うようなポスターに仕上げることが可能です。
温かさとポジティブな未来をデザインで表現
法律事務所のポスターは、ブルーなどの寒色を使用しているデザインが多いのですが、あえて暖色を使用することで明るくポジティブな雰囲気が伝わりやすくなります。
作例では、安全、温かさなどを連想させるオレンジを全体的に使用。見ているだけで太陽のような明るい方向へ未来を導いてくれそうな気分にさせてくれます。
また、子供から高齢者までさまざまな人達が笑顔で幸せそうにしているイラストを中央の下の方に配置。実際に相談にのってくれる弁護士の写真も掲載することで、初対面の人に対面する不安も和らげることが可能です。ポスター全体から安心感が伝わります。
制作ポスターデザイン に対する感想
VOICE ※第三者による感想です明るい雰囲気の白い質感、余白とオレンジのバランス感があたたかいポスターデザイン
困っている人に寄り添う気持ちを表す太陽のようなオレンジのデザイン
法務事務所を探している人は、多くの場合何らかのトラブルを抱えて困っています。その気持ちにそっと寄り添い、サポートの手を差し伸べるようなオレンジ色が印象的に使われていますね。電話番号や予約の流れなど、目立たせたい部分にはグリーンをあしらうことで、リズム感のある紙面になっているように感じられます。ポスターの文字色は白と黒をバランスよく配置していて、必要な情報が目に入ってきやすいですね。
白を基調とした写真がデザインに柔らかさをプラス
このポスターに使われている写真は、人物がすべて白色の服を着ています。イラストの人物の衣装はカラフルですが、全体的に淡い色合いで統一されていて、原色や黒色などの強い色は用いられていません。これらの服の風合いが白一色の背景にほんの少しニュアンスをくわえ、柔らかい印象に格上げしている感があります。困っていたり動揺していたりする人を勇気づけ、問い合わせを後押しするようなポスターデザインではないでしょうか。
士業の広告で「堅さ」を崩す設計判断
法律事務所や税理士事務所など、士業のポスターは「信頼感」を重視するあまり、紺やグレーを基調にした堅い紙面になりがちです。確かに専門性を伝えるには有効ですが、相続や離婚、借金整理といった個人の悩みに関わる案件を扱う事務所の場合、「堅すぎるデザイン」はかえって心理的な壁を高くしてしまいます。
このポスターでオレンジを全面に採用しているのは、そうした壁を意識的に低くするための判断です。オレンジは暖色の中でも「陽気さ」や「人懐っこさ」を感じさせる色で、赤ほどの強い刺激がなく、黄色ほど軽くもない。「困っているけれど、ちょっと相談してみようかな」という微妙な心理状態の人に、もう一歩踏み出してもらうのにちょうどいい温度感を持っています。
信頼感はオレンジでは出せません。その役割を担っているのが、代表の顔写真です。人の顔は紙面の中で最も視線を集める要素であり、「どんな人が対応してくれるのか」が事前に分かることで、匿名性の高い事務所に連絡する不安を減らします。色で親しみを、人の顔で信頼を──この役割分担がこのポスターの骨格です。
「相談者目線」のコピーが生む共感
ポスター中段で具体的な悩みをリストアップしている部分には、意図的な語り口の設計があります。法律用語で「遺産分割協議」「債務整理」と書くのではなく、相談者の日常の言葉で悩みを描写することで、「これは自分の話だ」と感じるポイントを増やしています。
士業の広告では、取扱業務を専門用語で並べるのが定番です。しかし、法律に詳しくない人にとって「遺産分割協議」という文字列は「自分には関係ない難しい話」に見えてしまいます。同じ内容を「親の財産のことで兄弟ともめている」と書けば、「あ、うちもそうだ」と引っ掛かる。この言い換えの積み重ねが、士業の広告を「業務案内」から「悩みへの寄り添い」に変えています。
予約から相談完了までのステップ図解
ポスター上部に配置されたステップ図解は、「電話する→予約する→相談する→書類を受け取る」といった流れを視覚化したものです。法律事務所に相談したことがない人にとって、最大の障壁は「何をどうすればいいか分からない」という漠然とした不安です。
初めての場所に電話をかけるのは、それだけで気が重い行為です。その先に何が起こるのかを事前に見せておくことで、「こういう流れで進むのか、それなら大丈夫そうだ」と感じてもらえます。飲食店の予約フローなら説明不要ですが、士業への相談はほとんどの人にとって未知の体験です。その未知の部分を図解で「可視化」しておくことが、最初の連絡というハードルを下げる鍵になっています。
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