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流体ならではの動き・きらめきを感じるグラフィック

流体ならではの動き・きらめきを感じるグラフィックデザイン作成例


流体ならではの動き・きらめきを感じるグラフィック

グラフィックデザインの要素において、質感の表現は印象を大きく左右します。マットなもの、光沢のあるもの、プリズムで反射しているかのようなものなど、見ている人は目でそのものに触れているかのように表面の質感を認識します。中でも難しいのは流体の表現です。水の透明感や波紋、光の屈折など複雑な要素を一瞬を切り取って把握する必要があり、写真が台頭するまでその物理特性を例えば絵画などで表現するのは至難の技でした。ここでは流体の美しさを活かしたグラフィックデザイン制作例をご紹介します。(※紹介するデザインは当サイトの制作事例ではありません)

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氷の融解を思わせる優美なフライヤーのメインビジュアル

フライヤーデザインを見る (via Pinterest)

まるで氷の塊が溶けているところを上から覗いたような、美しい写真。透明感の中に浮かぶ虹色が優美な印象を与えてくれます。背景の色をベースにそれから暗い色と明るい色がポイントで配置されていること、その中間部分にスペクトルカラーが立体の曲面に沿って現れることで光の屈折と透明感が感じさせてくれます。宝石やガラスほど硬さがなく、柔らかい印象。洒脱な雰囲気で、モダンな印象ながら華やかさもあるフライヤーデザインにまとめ上げられています。

 

怪しさ漂う波紋の曲線

ポスターデザインを見る (via Pinterest)

歪んだ輪の重なりを描く波紋が注目をひくポスターデザイン。吸い込まれそうな深さと動きを感じさせます。何かが液体の中に落ちた場面を捉えたような瞬間性とその後の動きを予感させるムーブメントがあります。色はその波紋の中で滑らかにグラデーションし、波紋の立体感を強調します。反対色の色合わせ、アナログに歪んだ波紋の形状などからミステリアスな雰囲気が印象に残るグラフィックデザインです。

 

水面に消えるかのような効果を施したポスター

ポスターデザインを見る (via Pinterest)

古めかしい絵画を思わせる写真。波のような変形をかけられたことで液体の水面に揺られているかのような効果が表現されています。形を波状に変形させたのと同時に、その波の振れ幅に合わせて、無彩色が揺らいで現れたかのような虹色の色味が出現しています。元々の絵の謎めいたイメージを、波の変形をかけることでさらに奇妙な雰囲気を醸し出している点が興味深いところです。モノクロの中に時折現れる虹色が、波間に見えるきらめきを連想させますね。

 

水面に現れる波紋や、美しいグラデーションから感じる透明感など、流体の視覚特性を活かしたグラフィックデザイン。波の形の一瞬を捉えた「時間」や、透明感や光の反射から感じられる「空間」などが表現でき、液体らしさを活かしたグラフィック要素として使うことができます。滑らかに変化する曲線や透明感を感じさせる色使いはデザイン全体に動きと味わいを与えてくれることでしょう。メインの文字を少し飾り付けたいときに波紋の要領で変形させてみたり、バックグラウンドに水面らしい画像を配置してみたりといった場面でも使えそうなテクニックです。

「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。

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