
オーガニックのスキンケアやヘアケアが人気です。オーガニックは一時的な対処法ではなく、肌が本来持っている力を引きだしてくれるところ、また自然由来の原料を使う安心感が多くの人に魅力だからでしょう。
さて、スキンケアやヘアケアに興味のある人はパッケージデザインにもこだわりがあるのではないでしょうか?
イギリス・ウェールズ生まれのDr. Organicというブランドがあります。自然由来、植物由来のオーガニック商品を手頃な価格で提供しています。そのパッケージには清潔感があり、英字の配列が美しいデザインとなっています。
このコラムでは、Dr. Organicの企業理念とともに、パッケージデザインの紹介をしていきましょう。
Dr. Organicのパッケージに見る「英字の美しさ」を作り出すタイポグラフィの要素分解
Dr. Organicのパッケージが「英字が美しい」と感じられるのは、1つの処理ではなく複数のタイポグラフィの判断が重なった結果です。文字間(カーニング)が適切に調整されている、大文字と小文字の使い分けが明快、フォントの太さ(ウェイト)の変化で情報の階層が表現されている、文字の色と背景色のコントラストが十分に確保されている。
「文字が美しい」という印象は、これらの要素が「すべて適切」であるときに成立します。どれか1つでも雑だと、全体の品格が下がります。タイポグラフィの美しさは、個別の処理の精度の「総和」で決まります。
Dr. Organicの企業理念
「製品を作るために有効な成分を使うのではなく、有効な成分を使って製品を作る」
有効な成分のひとつにアロエベラがあります。アロエベラには200以上の有効成分が含まれており、肌の潤いを保ったり肌を引き締める効果があります。このため、化粧品やサプリメントに配合されていますが、Dr. Organicでは製品の製造過程で使われる水を限りなくオーガニックのアロエベラを使用するといった徹底した方法がとられています。この方法は企業理念を代表するひとつの例となっています。
Dr. Organicは利用する人へ8つの約束をしています。
– すべての原料は有機認証機関から認定されたオーガニックの成分であり、水・塩・ミネラルを除く70%以上の原料は有機栽培されたものを使用。
– 各製品が機能的であるためにバイオアクティブエキスを使用。
– 製品の一部に蜂蜜、ミツロウ、プロポリス、ロイヤルゼリーやカタツムリの分泌物など使用、すべての製品はベジタリアンに、ほとんどがビーガンの人に適している。
– パラベン、合成着色料、鉱物油、ラウリル硫酸ナトリウム、イソチアゾリノン、DEA, BHTを一切使用していない。
– 動物実験は行なわない、それを第三者に依頼することもない。
– すべての処方が可能な限り自然由来であることを保証し、遺伝子組み替え原料は使用しない。
– RSPO持続可能なパーム油システムの認証を受けたサプライヤーを積極的に利用。
– 有機認証機関が許可していない防腐剤の使用は最大限避ける。
このようにDr. Organicでは、正真正銘オーガニックと言える充実した内容が約束されていることが分かりました。
Dr. Organicの製品を紹介

Dr. Organicでは、スキンケア、ヘアケア、ボディケア、オーラルケアの商品が揃っています。
そして、それらのラインは以下のように様々な種類から選べるようになっています。
・アロエベラ
・木炭
・ティーツリー(フトモモ科の木)
・ラベンダー
・ザクロ
・バージンココナッツオイル
・ココアバター
・コーヒーミント
・死海のミネラル
・朝鮮人参
・グアバ
・ヘンプ油
・マヌカハニー
・モロッコのアルガン油
・モリンガ(ワサビノキ科の植物)
・プロコラーゲン
・ロイヤルゼリー
・霊芝きのこ
・ローズ精油
・オリーブオイル
・キンセンカ
・シアバター
・カタツムリジェル
健康のために食品としても良いとされているもの、モロッコのアルガン油やカタツムリジェルなどユニークなものまで揃っています。利用者にとって、選ぶ楽しみもサービスのうちと感じられるほどではないでしょうか?
清潔感あるDr. Organicのパッケージデザイン

Dr. Organicのパッケージの第一印象は清潔感。清潔感は理念に裏づけされた誠実さにつながるかのようです。
パッケージのフロントにはロゴ、使われている原料のイメージ、そして内容に関する情報が英字で美しく配列され、その商品がどのようなものなのかが分かり易いデザインとなっています。
使われているフォントに注目して見ましょう。
それぞれの情報について文字の大きさに多少の違いがあるため、メリハリが効いていてリズム感があります。しかし、ひとつの情報だけ極端に大きいわけでないために全体的に上品な印象があります。
パッケージはあたかも洋書の装丁のような印象もあり、おうち時間の気分をアゲるのに一役かってくれそうです。
すべての商品に共通したパッケージデザイン採用

Dr. Organicでは様々な原料が使われていることを述べました。パッケージ全体のデザインはすべての商品で共通したものになっています。このため、スキンケアだけでなくヘアケアも同じデザインで揃えるといったことができ、利用者には嬉しいポイントかもしれません。
異なる点は使われている原料のイメージ、そしてそのイメージにあったカラーです。
例えば、マヌカハニーはオレンジ色、ローズ精油はバーガンディー、木炭であれば黒に限りなく近いチャコールグレーなどですが、それぞれに美しいカラーが使われています。
ヘアケア商品は清潔感をだすことから一般的にブルー系が多くなりますが、Dr. Organicのマヌカハニーやローズ精油シリーズを選べば暖色のパッケージによって、バスルームをさらに癒し空間にすることが可能になります。
パッケージはどれも色使いが美しく、ぜひDr. Organicのウェブサイトをご覧になってみてください。
Dr. Organicオフィシャルサイト:https://drorganic.co.uk
Dr. Organicのパッケージで暮らし空間に変化を
Dr. Organicの魅力はその徹底された製品の作り方とお手頃な価格のバランス。お手頃な価格と言っても、パッケージは決してチープなデザインではありません。
「We trust in nature.」というキャッチコピーを体験できるDr. Organic。その使い心地とともに、パッケージによって喜びを感じたり、癒されたり元気がでる、そんな風に暮らしの空間が少しだけ変わる楽しさが見つかるかもしれませんね。
オーガニックコスメのパッケージで「成分名の視認性」が信頼構築に直結する
Dr. Organicのパッケージでは、商品に使われているオーガニック原材料の名前(ローズ、ティーツリー、アロエベラ等)がパッケージ上で目立つサイズと配置で表示されています。これは消費者が「何の成分が入っているか」を即座に確認できるようにするためです。
オーガニックコスメの消費者は、ブランド名よりも「この商品に何が入っているか」を重視して購買判断をする傾向があります。成分名の視認性を高めることは、単なる情報提供ではなく「この成分に自信がある」というブランドの姿勢の表明でもあります。何を大きく表示するかの判断は、消費者の購買判断基準に合わせて行うのが原則です。

<プロフィール> ビスコム
ロンドン在住ライター。イギリスに住み、さらに強くなったデザインやアートへの興味をライティングに活かす。インテリアにも食指が動き、Edward BulmerやWilliam Morrisのセンスに憧れる。剣道道場運営やボランティア活動も行ない、バランスのとれた在英生活を満喫中。
※掲載商品・パッケージ等のデザインは当サービスの制作実績ではありません。
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