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幾何学的なグラフィックデザインの作成例について

カラフルな幾何学模様が楽しいグラフィックデザインの作品例


幾何学的なグラフィックデザインの作成例について

幾何学模様とは、三角形、四角形、円などの形使って、それを平行移動や反転、回転させて大小の変化をつけたりしながら作られた模様です。紀元前10世紀から紀元前7世紀ごろのギリシャ人によって初めて用いられたと言われていて、器などに直線や円などから作られた抽象的な文様が描かれていました。

規則性のある模様は単純で多様性に欠けるように思われがちですが、カラフルな色と組み合わせたり、幾つもの形と組みあわせたりすることで幅広い表情を見せてくれるフレキシブルな要素です。今回は、カラフルで楽しい幾何学模様を用いたデザインをご紹介します。

 

様々な形が織りなす物語のようなグラフィックデザイン

デザインを見る (via Pinterest)

こちらのデザインを見てみると、様々な形が目に飛び込んできます。円、三角形、おうぎ形などが散りばめられ、カラフルでとても楽しそうです。ネックレスのように繋がれていたり、おもちゃのように転がされたり、洋服のスカートのように並んでいたり、その形の中には人物の写真のようなものもあり、一つの物語のようにも思えてくるデザインです。幾何学模様の規則性をうまく崩しながら利用した、表情豊かなデザインに仕上がっています。

 

シンプルだけど味のある幾何学模様のポスターデザイン

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このデザインには、円、楕円、長方形が使われています。等間隔で並んでいるので、ボーダー模様のようにも見えますが、よく見るとそれぞれが違った形になっています。とてもシンプルなデザインですが、少し擦れたようなヴィンテージ風の印刷と色使いによって、とても味のあるデザインに仕上がっています。直線的な形と対照的に筆記体のフォントが使われているところも良いバランスですね。

 

ネオンのように浮かび上がる模様が楽しいグラフィックデザイン

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このデザインでは、平行四辺形、円、楕円、長方形などいろいろな形が組み合わさって、別の形を作り出しています。すべての形の輪郭を揃えず、暗闇から浮かび上がっているようにデザインされていて、ネオンの光のようにも見えます。カラフルながらも彩度が統一されているため、いろいろな形があるにもかかわらず全体を見るととてもまとまりのある落ち着いたデザインに仕上がっています。

 

カラフルな色が画面に表情をもたらす可愛らしいグラフィックデザイン

デザインを見る (via Pinterest)

このデザインでは、台形や三角形、半円などが使われています。大きさや角度が違っていますが使われているのは三種類ほどの形です。それなのに、同じ形とは思えないほど様々な表情のあるデザインです。その理由は、カラフルな色使いと、所々にあるベタ塗りではない網目模様の形や輪郭だけの形の存在です。たくさんの似たような形の中、幾つかだけを変化させることが、全体を単調にしない大きなポイントになっています。

 

どの作品も円や三角形、四角形といった誰もが知るシンプルな形を使っているにもかかわらず、楽しさ溢れるデザインに仕上がっています。幾何学模様は規則正しいだけではなく、こんなに多様性のあるユニークな要素なんですね。幾何学模様という、あえて決められた法則のある要素を用いて、驚くほど個性的なデザインに挑戦してみるのもデザイナーの腕の見せ所かもしれません。

「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。

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