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手書き文字がアクセントになっているパッケージデザイン

手書き文字がアクセントになっているパッケージデザイン作成例


手書き文字がアクセントになっているパッケージデザイン

手書きの文字はレタリングされた文字に比べ温かみが感じられます。その文字を書いた誰か人間の手を感じるからでしょうか。勢いだったり、親しみやすさだったり、声が聞こえてくるような生き生きとした印象を与えてくれます。達筆であれば良いというわけでも無いようで、子供が書いたような文字や殴り書きのような文字が採用されている場合も。書いた時の状況や書いた人、文字から連想されるバックグラウンドがデザインに追加の情報を与えてくれています。(※紹介するパッケージデザインは当サイトの制作事例ではありません)

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朗々とした声で美味しさを歌う手書き文字のパッケージ

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オイスタークラッカーのパッケージです。素朴な手書きの文字が全面に施され、お店のおじさんが「美味しいよ!食べてって!」と呼びかけてくれているような身近さを感じます。紙はクラフト紙のようです。これも気安く買える雰囲気を作る一因となっているでしょう。一方で身近な雰囲気を出そうとすると廉価で粗雑な雰囲気を感じさせてしまうケースもあります。このパッケージデザインでは、側面をネガの配色にし、丈夫にストライプのアクセントを入れたことで粗野に偏らず「商品として手をかけ仕上げた」印象もさりげなく感じさせています。

 

飲みながら書いたような文字にユーモアを感じるパッケージデザイン

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クラフトビール缶のデザインです。地域で愛されるビールとのことで、このブランドからIPA・スタウトなど多くの種類のビールを生産しています。飲んだ人が上機嫌になって書いたかのような手書き文字がユニークです。ただ殴り書きをしたのではなく、飾り文字のように末尾をくるんと丸めて見たり、あえてリズミカルに配置したりと全体的に楽しさを伝えてくれるパッケージ。軽い味わいでリフレッシュできるというこのビールの個性を伝えてくれています。

手書きの文字はレタリングの文字のような整然とした雰囲気はありませんが、書き手の個性や書いた状況を想像させることでより感情に訴える表現が可能です。達筆でなくとも、雰囲気を伝える素朴な良さがあります。そうしたバックグラウンドの情報は「洗練した」「ミニマルな」パッケージデザインとは相性が悪いでしょう。コンセプトに合わせて手書き文字も使うフォントのリストに加えておきたいですね。

 

リボンのようなロゴが可愛らしいビールのデザイン

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赤いリボンのようなフォントが可愛らしいビールのラベル。シンボルロゴや罫線も含め一番細い部分の線幅を揃えたり、全体的に線の太さの強弱をコントロールすることで文字も含めたラベル全体に統一感を持たせています。手書きの暖かさとぼってりとした色味がビール自体に手作りの良さという印象を与えてくれます。手書きらしいあどけない文字デザインの中にも、同じ大きさと形に整えられたoとe、曲線部分をくるりと巻いてアレンジした先頭部分などより美しく整えてみせる工夫が凝らされています。

 

「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。

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箱や手提げ袋などのパッケージデザインから、商品に貼り付けるラベルデザインまで、包装に関わるデザイン作成を行なっています。パッケージデザインの代行・委託・外注については気軽にお問い合わせください。

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