PRINT DESIGN — TICKET
チケット制作事例 – ダンサーを大きくフィーチャーしたイベントのチケットデザイン





幻想的な女性ダンサーの姿が美しいイベントのチケットデザインです。
大きく身体を動かし、ダイナミックに踊るエキゾチックな女性ダンサー。真っ直ぐこちらを見つめる青い瞳に吸い込まれそうになるほど神秘的な魅力に溢れています。
幻想の世界観を強調する光のライン
その魅力をより一層印象深くするため、ダンサーの周りに縦に輝く光のラインを入れ、幻想的な世界観を構築しました。
一体感を生み出す背景との融合
ダンサーと背景の深いブルーをシンクロさせ、下に行くに従い背景と溶け合うように一体化していきます。イベントタイトルはダンサーの衣装と同じ色味を使い、雰囲気に合わせた手書きテイストの書体でデザインしています。




チケットの全面をダンサー1人に捧げるという判断
多くのダンスイベントのチケットでは、複数の出演者やイベントロゴ、日時情報が紙面を分け合います。しかしこのチケットでは、ダンサー1人の写真をチケットのほぼ全面に使い、他の要素を最小限に抑えるという大胆な構成を取っています。
この判断の背景にあるのは、「見る人の感情を動かすのは情報ではなく人物の表情と動きである」という考え方です。イベントの詳細情報はフライヤーやSNSで確認できますが、ダンサーの神秘的な表情や身体の動き、こちらを見つめる視線が与える印象は、このチケットでしか体験できません。チケットを「情報カード」ではなく「ビジュアルカード」として設計しています。
ダンサーと背景を溶け合わせて「浮遊」を演出する
ダンサーの下半身が深いブルーの背景と徐々に溶け合っていく処理は、人物と環境の境界を消し、ダンサーが空間に浮遊しているような幻想的な印象を生み出しています。通常の人物切り抜き写真では背景との境界がくっきりと見え、「貼り付けた」印象になりがちですが、グラデーションで溶け合わせることでその不自然さが消え、最初からこの空間にいたかのような一体感が生まれます。
光のラインが加わることで、ダンサーの周囲にスポットライトが当たっているようなステージ演出も紙面上で再現されています。背景・ダンサー・光という三つのレイヤーが溶け合うこの表現は、印刷物の平面でありながら映像的な奥行きを感じさせるテクニックです。
文字を極限まで細く・小さくすることで世界観を壊さない
このチケットでは、テキスト類を極力細いフォントで小さく配置し、ダンサーのビジュアルの邪魔をしないよう徹底されています。タイトルもダンサーの衣装と同系色を使い、紙面に溶け込ませています。
イベント名や日時といった情報は必須ですが、それらの文字が大きく目立ってしまうと、せっかくの幻想的な世界観が崩れてしまいます。文字のサイズ・太さ・色をすべてビジュアルに従属させることで、読もうと思えば読める、しかし目に飛び込んでくるのはダンサーの姿だけ——という優先順位を紙面上に実装しています。この「一点集中」のデザイン思想は、出演者の魅力そのものが最大の集客力であるイベントで効果的です。
作成チケットデザイン に対する感想
VOICE ※第三者による感想ですチケットを見つめるたびにダンサーに魅了されそう。
不思議な美しさのダンサー
まるでCGのような、美しくも不思議な印象を放つ女性の姿に吸い込まれてしまいました。ダンサーならではのポージングと衣装、表現者らしい魅力的な表情だからこそ、CGのような現実味のない姿に見せても違和感がないのでしょう。
光を使ったグラフィカルな表現
独自の世界観をより強めるよう、光を入れることでよりグラフィカルな印象に。縦長を意識した細いラインのような光が、ライトを浴びながら踊るダンサーの動きをあらわしているかのようです。暗い舞台にライトを浴びながらあらわれたダンサーは、まるで目の前で踊っているかのようなリアルな姿に。
チケットを通じての体験
狭いチケットの中でダイナミックに踊るかのように配置したことで、平面ながらもリアルな印象を受けます。こちらを見据えるかのようなまっすぐな視線に、引き込まれてしまう人も多いのではないでしょうか?チケットを見つめるたびにダンサーに魅了され、たとえ初めて見るはずの舞台でも、当日は親近感を抱いてしまいそうです。文字の色は極力絞り、細い文字にしてなじませるように。文字の大きさと文字同士の間隔を工夫することで、読みやすさは失われていません。半券もシンプルにまとめ、世界観を壊さないようにしながらも大切な情報も洩れなく伝わってきます。
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