ビジネスの世界で使われる名刺は、会社やサービスを相手に知ってもらったり、名前を覚えてもらうという役割があります。数多くのビジネスカードが存在する中で、特に素敵なデザインのカードは目に留まります。時に、信頼性や好感度がぐっとあがるものです。そこで今回は、クールな印象を与えるビジネスカードデザインをピックアップしてみました。(※紹介する名刺デザインは当サイトの制作事例ではありません)
活版印刷技術でクールに仕上げられたビジネスカードデザイン
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活版印刷の技法の中に、凸版にインキを使わずに印圧をかけて刷る「空押し」という印刷方法があるのですが、この名刺は一見空押しに見えるのですが、白いインクを凸版に使用するブラインドプレス技法が使われています。紙の白とインクの白、そして凸にできる影が織りなす世界観は、クールでスタイリッシュな印象を与えます。
モノクロ写真でよりスタイリッシュなカードデザインに
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このカードは、絵葉書としても使えそうです。淡いモノクロ画像内に、白枠とサイン、そして “ BY ” の文字が入っています。サインは筆記体を使用することで、 “ BY ” のサンセリフ書体と対象的なイメージです。このコントラストの使い方がオシャレ感を作ります。あえて白線で長方形を縦にレイアウトしたのも、この筆記体のサインを引き立たせるためでしょう。モノクロの写真が、より見る人の想像力をかきたて、画面中央にサインした人がどのような人かを強調します。
アートディレクターのクールなビジネスカードデザイン
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黒の紙に真っ白のインクで刷られたビジネスカードです。頭文字のRを切り抜かれた大胆なデザインです。また文字組もしっかりとしているため、クールな印象をしっかりと与えることに成功しています。切り抜かれたRからは、様々な色や素材が見えるはずです。そんな遊び心をもった会社であることが伝わる素敵なデザインですね。
1970-80年代の家具や彫刻文化を紹介する会社のビジネスカードデザイン
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ニュージーランドのクラフト運動のリーダーであるCarin Wilsonの作品を中心とした家具や彫刻作品、そして文化的要素を紹介、提案している会社のビジネスカードデザインです。白地に黒とゴールドという少ない色数で構成されています。横長のビジネスカードで、ロゴマークを上半分に配したことで、印象的でクールな印象を与えることができています。そして裏面は、紙面上部に余白を作り、三分割のスペースに情報を組み美しいバランスで配置されています。またロゴマークのゴールドの丸を、ポイントに入れることで表面とのつながりとアクセントになっています。
今回ご紹介したビジネスカードデザインは、少ない色数と美しい文字組でクールな印象を与えるデザインに成功した例です。心地よい緊張感と余白の美しさは、まるで美術館に身を置いているかのような感覚に似ているような気がしますね。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。ショップカード・名刺のデザイン料金と作例
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