アプリやクラウドサービスなどを利用した、デジタル名刺の普及により、印刷した紙の名刺の使用は減少傾向にあるそうです。デジタル名刺には多くのメリットと魅力がありますが、紙の名刺にも特有の魅力があり、その需要が完全になくなるということは無いでしょう。
今回は海外デザイナーによる、お洒落で洗練された名刺のデザインを一緒に見ていきましょう。。(※紹介する名刺デザインは当サイトの制作事例ではありません)
レトロスタイルがお洒落なスモーキーカラーの名刺デザイン
名刺デザイン作例を見る (via Behance)
ラトビアのデザイナー、Anastasia Nikolaevaさんによる名刺のデザイン。タクシー会社の名刺で、可愛らしい車のイラストがアイコンの役割を果たし、覚えやすいキャッチーなデザインに仕上がっています。
用紙の色とテクスチャも少しクセがあり、名刺そのものの存在感を強めています。
色の多いカラフルは、チープな印象になりがちですが、スモーキーカラーで全体を構成することで、落ち着いた、上質な雰囲気を演出しています。レトロなスタイルもお洒落なだけでなく、会社に歴史を感じさせるという効果を発揮しているでしょう。
用紙選びと加工で華やかに仕上げるシンプルな名刺デザイン
名刺デザイン作例を見る (via Behance)
スウェーデンのデザインスタジオ、Acid and Marbleによる名刺のデザイン。名刺としては実にシンプルなデザインですが、型にはまらない独特のレイアウトが特徴的です。
表面に社名とキャッチコピー、裏面に住所氏名の基本情報と、内容を最低限に抑えた極めてシンプルな構成となっています。
しかし、黄色いザラついたテクスチャの特殊紙という用紙選びで、シンプルながらも、とてもお洒落で洗練された印象に仕上げています。会社のキャッチコピーを普通の印刷ではなく、浮き出し加工にすることで、華やかさを加えていることも大きなポイントでしょう。
お洒落なアイデアでバリエーションを増やすショップカードのデザイン
名刺デザイン作例を見る (via Behance)
スペインのデザイナー、Sergi Llambrichさんによる名刺のデザイン。縦書きでデザインされた店名のロゴと、右下に押されたスタンプが印象的な、中国のストリートフードを提供するレストランのショップカード。
スタンプは印刷ではなくアナログで押しているので、スタンプを変えることで、ショップカードの印象を大きく変えることができます。
また、デザインはそのままで、用紙の色や印字の色を変えることで、ショップカードのバリエーションを増やしています。用紙の色選びからフォント選び、大胆な余白の使い方など、とにかくお洒落な演出が際立つデザインとなっているでしょう。
海外デザイナーによる、お洒落で洗練された名刺のデザインをご紹介いたしました。印刷するデザインだけでなく、用紙の種類や色、それに用紙への加工など、名刺は実にさまざまな要素を組合わせて、初めて完成します。
小さいサイズの中に、たくさんのアイデアが詰まった名刺のデザイン。あなたの名刺を作る機会があれば、ぜひ参考にしてみてください。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。ショップカード・名刺のデザイン料金と作例
■ショップカード/名刺の作成について
お店の宣伝やブランディングに欠かせないショップカードの作成、ビジネスシーンで欠かせない名刺の作成、カードタイプの販促ツールはお任せください。カード・名刺作成の代行・委託・外注については気軽にお問い合わせください。
■ショップカード/名刺デザインの作成例はこちら
過去のショップカード作成例、名刺作成例をご覧いただけます。リーズナブルな飲食店から高級アパレルブランドのショップカードまで、イメージにあったデザイン作成を行なっています。名刺も与えたい印象や企業のイメージに応じて、ブランドに沿う名刺デザインを作成しています。