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ビビットな色づかいの名刺について

ビビットな色づかいが印象的な様々な名刺・カードデザイン


ビビットな色づかいの名刺について

毎年日本のビジネス街では、ある時期になると同じスーツ、同じカバン、同じ髪型をした人で溢れかえります。もうすでにおわかりでしょうか?そうです、就活中のみなさんです。リクルートスーツを着て企業を回り、説明会に参加する。若かりし頃にご経験のある方もいらっしゃると思います。あの光景を見ると「頑張って」と応援したくなるのは私だけでしょうか。

しかし、同時にデザイナーの端くれとして「もし、違う色のスーツを着て行ったらどうなるんだろう?」とも思ってしまいます。人は外見で判断してはいけないとよく言いますが、第一印象で個性を出すには違ったカラーで攻めるのもアリなのではないでしょうか?そこで今回はビジネスカードやショップカードなど様々なシーンで使われるカードのデザインを集めてみました。これらは通常、お初の人に情報を渡すために使われるものなので無機質なものよりビビットな配色をすることでより鮮明な印象を残せるはずです。(※紹介する名刺デザインは当サイトの制作事例ではありません)

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競走馬のためのカラフルなビジネスカードデザイン制作例

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競馬が大好きだというデザイナーが、競走馬のネーミングとジョッキーのシャツのデザインはかっこいいものだらけだから、それを使って何かクリエイティブなことがしたい!ということで生まれた「競走馬のビジネスカード」のデザインです。そして、このデザイナーは、フォントのHelveticaが特に好きということで、大好きな競走馬の名刺をHelveticaを使って作ったら面白い!というプロジェクトが誕生したそうです。

競走馬のデータベースでトップ50に選出されている競走馬の名前とジョッキーが着ているシャツのテーマカラーを、クリエイティブに表現するという意匠から生まれたビジネスカード。同じデザインでポスターも製作され、「Giddy Up」というオーストラリアの競馬レースの宣伝にも使用されました。ビビッドな色使いに、抽象的で幾何学的なパターンを組み合わせていて、それ以上の情報は消化不良になるかと思いつつも、そこにシルエットだけの馬と最小限の文字情報を加えることで、絶妙なまとまりを出すことに成功しています。全種類コンプリートして飾っておきたくなります。

 

雄大な自然への愛が深いバーレストランのショップカードデザイン作成例

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カナダのロッキー山脈観光の中心地でもあるバンフにあるバーレストラン「PARK」のショップカードデザインです。バンフ国立公園にほど近いことと、何よりもオーナーの公園に対する深い愛から「PARK(公園)」と名付けたとか。雄大な自然に囲まれた立地にあるものの、スタイリッシュでモダンなブランディングのバーレストランということを、ビビッドな色とシンプルなデザインで表現できていますね。ちなみに、このバーレストランは蒸留酒製造所を併設していて、オリジナルのウォッカを製造・販売しています。ビビッドな色彩は、木の素材にも調和しており、自然を堪能し、共存しつつ、未来へつなげていこうというビジョンを、この意外な組み合わせが発信しているようにも感じます。

 

穴開けパンチで作ったようなドット柄のビビッドな企業の名刺デザイン

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マイアミを拠点とするハンドメイドジャム会社「Hey」のブランディング再編の一環として製作されたビジネスカードのデザインです。「JAMMY YUMMY」というブランド名と名前などの必要情報の配置も絶妙で、ポップな色味に穴あけパンチでランダムに作ったようなドットが個性的で、一度手にしたら忘れることはないというような強烈なイメージを相手に与えることができますね。

また、このビジネスカードと同じようなデザインが、実際の製品であるジャムのラベルにも使われており、ブランディングとしての統一感が取れています。ポップな色味から、スイートなジャムなのかなと思わせつつ、販売しているラインナップは、トマトや人参、玉ねぎといった野菜ベースのジャム。固定概念を崩すような色使いをすることで、他にはない新しいジャムという立ち位置をアピールしているとも感じられます。ビジネスカードとしてはもちろん、ラベルデザインとしても、モダンアートのような芸術性の高さで、手にするだけでハッピーになってしまいそうです。

 

ドバイに出店した日本食レストランのショップカードデザイン制作例

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オーストラリア・シドニーで人気の日本食レストラン「The Toko」がドバイ出店する際に制作されたショップカードのデザインです。墨絵のようなタッチにビビッドな色彩を組み合わせ、モダンジャパニーズな立ち位置を見事に表現しています。ショップネームを金色にすることで、高級感を加わり、このレストランに行くことで楽しめるハイエンドな空間と食を期待させてくれます。

UAEドバイは、「ゴールド・スーク」と呼ばれる金の市場があり、ゴージャスさを特に好む土地だということを考えると、このデザインは宣伝効果抜群ではないでしょうか。海外の人が美しいと絶賛する「着物」が醸し出す華やかさを、海外風にアレンジしたようなこの色彩は、和と中東の美しいマリアージュを象徴しているようで、このショップカードを手にすることが、ひとつのステイタスになるかもしれません。

 

「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。

ショップカード・名刺のデザイン料金と作例

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