

ファー・レザー&ジュエリーコレクションの告知ポスターデザインです。
赤を基調に市松模様がデザインのアクセントとなっています。落ち着いたイメージで、購買層とマッチさせたポスターデザインに仕上げました。
展示販売イベントへの招待状としてのポスター
このポスターは上品で洗練されたデザインで、高級レザーとジュエリーの展示会をアナウンスしています。鮮やかな赤と落ち着いた黒のチェック柄がクラシックでモダンな雰囲気を醸し出しており、ファッションに敏感な方を惹きつけます。ゴールドの装飾的な文字は展示会の豪華さを強調し、訪れる人々に特別な体験を期待させます。
情報とアクセスの明瞭さ
ポスター下部のイベント情報は、日付、時間、場所を含めてわかりやすく配置されています。フォントの選択と配色は情報の読みやすさを考慮しており、潜在的な来場者が必要な詳細を瞬時に把握できるようになっています。ビルの写真はイベントの開催場所を共有しやすい重要な要素です。
デザイナーの振り返り
■ 商業施設内で開催されるファッション&宝飾品の展示販売イベントの落ち着いたポスターです。
■ 赤は鮮やか過ぎると押し付けがましい紙面になってしまいますので、ややトーンを抑えて、落ち着いた色味で作成しています。
■ 和のコンセプトの展示も行われる展示会のため、市松模様をポスターのアクセントに取り入れています。



革と宝石を用いたファッションアイテムの展示即売会のポスターデザイン作成例
ポスターデザインの目的と課題
ポスターデザインは、より多くの人にそのポスターが目につくような印象的なものが効果的であり、そうなればついつい派手になってしまったり情報を与えすぎてまとまりのないポスターになってしまうこともあります。アピールするものによっては控えめにすることも必要になり、とくに高級品を扱うものに対しては品の良さも必要になってきます。百貨店や商業施設で行われる革や宝石などの高級品を扱う展示会では、顧客へのダイレクトメールでのPRの他にも、新規のお客さんをつかむためにポスターは非常に重要な宣伝アイテムになります。
色の彩度や、フォントのチョイスで、デザインを大人っぽく
革や宝石などの高級品の展示会では、ターゲットとしているのが比較的高めの年齢層にもなります。そのために、告知のポスターは派手な色合いでアピールするよりも落ち着きのある色味を使用していれば、展示会の品質の良さをアピールすることにもつながります。革となると黒や茶などの色味のアイテムであることが多いものであり、商品の写真を入れることによって暗く見えてしまうものです。あまり人の目につかないようなデザインになれば逆に効果が下がってしまうものであり、ベースとなる色に着目してみるといいでしょう。赤であっても薔薇のような明るい赤ではなく、ボルドーに近いような深みのある落ち着いた赤にすることも高級感を出すことができます。
高級感を際立たせる色使いの工夫
また、黄色であっても注意勧告を促すようなくっきりとした黄色ではなく、からし色のような和風な色味もいいでしょう。金色や銀色のジュエリーアイテムを扱うことから、部分的に金や銀の色味を散りばめるのも効果的です。高級品の展示会となると、すぐに会場に行って購入するという人はまれでしょう。予算的にも事前に用意しておいたり、いいものがあったら買おうかなという程度であるのが一般的であり、まずは会場に来てもらうためにもいいものが見つかるのではないかと思わせるような告知のポスターデザインにすることが非常に重要です。
制作ポスターデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
高い年齢層でも内容を把握しやすい、落ち着いた雰囲気のポスターデザインだと思いました。
背景の和の模様は全くしつこくない程度なのにも関わらず「和」を全面に感じることができ、その和の模様からポスターはとても美しく仕上がっています。
異なるデザイン要素のハーモニー
赤色が多いなかで黒と白の市松模様、本来合わなそうなデザインとデザインがこんなにもマッチしていることに驚きです。主張は激しすぎずもわかりやすいロゴ。そして写真には展示・販売されるものがわかりやすく掲載されており、ついつい足を運んでみたくなってしまいます。
VOICE ※第三者による感想です
高級感がありつつも、来場しやすい雰囲気のポスターとして作成されているように感じました。
高級感と親しみやすさのバランス
レザーアンドジュエリー展はとても高級なイメージを持っている人が大半を占めていると思います。しかし、高級すぎて敷居を高くし過ぎては意味がないので、上品ながら一般の人でも気軽に来場できるよう考えられて作成されているように感じました。なぜならある程度派手さが抑えられていますし、金色の大きな文字も、少し色が黒みがかったような感じになっているからです。
気軽さを演出するファッションと宝石の写真
写真に載せられている女性の服装も、高級そうですが手が出ないというほど高級感が出ている感じの服装ではありませんし、宝石の写真も比較的小さく、背景と同じような感じになっているため、とても落ち着いたような雰囲気も出ています。
華やかさを抑えたポスターデザイン
ポスターは赤をメインとした背景の中に花が描かれているのですが、花もはっきりと描くのではなく、大きくても薄く目立ちにくくなっていることから、ある程度華やかさを抑えられていると思います。このようなポスターデザインにすることで、一般の人でも来場しやすくなると言えるでしょう。
「市松模様」に込めた伝統と革新のメッセージ

※画像はイメージです
高級品のイベントポスターをデザインする際、単に「豪華に見える」だけでは、目が肥えたお客様の心には響きません。大切なのは、その世界観に深みとストーリーを感じさせること。このポスターは、日本の伝統的なモチーフを効果的に用いることで、その役割を果たしています。
なぜ「市松模様」が選ばれたのか?
デザイナーの振り返りにもあるように、このポスターのアクセントとなっているのが「市松模様」です。これは単に「和の雰囲気」を出すためだけに選ばれたのではありません。
市松模様は、その柄が途切れることなく続いていく様子から、「子孫繁栄」や「事業拡大」といった意味を持つ、非常に縁起の良い文様として古くから親しまれてきました。この伝統的な意味合いをデザインに組み込むことで、ポスターが紹介するファーやジュエリーといった商品に、「世代を超えて受け継がれる価値」や「永続的な美しさ」という無意識のメッセージを添えています。お客様は、洗練されたデザインの中に、こうした縁起の良さや伝統の重みを自然と感じ取ることができるのです。
伝統と洋風が響きあう「和洋折衷」の世界
このポスターの興味深い点は、日本の伝統文様である市松模様と、優美なゴールドの筆記体や西洋人風モデルといった要素が、違和感なく共存していることです。
これは、現代の日本における美意識の表れともいえます。開催地である日本橋は、江戸時代からの伝統が息づく街でありながら、最新の商業施設が共存する場所です。日本の伝統を大切にしながら、海外の優れた文化も柔軟に取り入れてきた、まさにこの街の空気をデザインが体現しています。
伝統的な市松模様のフレームの中で、最新の秋冬コレクションが輝きを放つ。この「和洋折衷」の構図は、ターゲットとなる洗練された大人のお客様が持つであろう、伝統への敬意と新しいものへの好奇心、その両方に巧みに応えています。ポスターは単なる告知ツールではなく、イベントが提供する上質な世界観そのものを映し出す鏡の役割を果たしているのです。
※掲載のポスター・パネルは実際の内容や最新情報と異なる場合がございます。
※掲載しているパネル / ポスターデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際の用途・サイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。
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