PRINT DESIGN — FLYER
フライヤー制作事例 – バイクミーティングイベントのフライヤーデザイン





雄大な現地の風景を生かしたバイクミーティングのフライヤーデザインです。
背景に富士山がそびえる雄大な景色。道路際に3台の少し懐かしい感じのバイクが停まっています。晴れ渡った空には、やさしくレトロな書体で入力した端にいくほど縮小するパノラマワイドなタイトルを配置し、手前の道路の部分には日付や場所、イベントについての詳細など文字情報を配置しています。
写真一枚のストーリーテリング
上段はイベントの雰囲気を伝えるフライヤーの顔、中段以降はイベントの詳細を記した情報スペースというようにレイアウトがきっちり分かれていますが、背景の写真は道路からバイクを写した一枚もの。写真全景をすべて生かし、無駄なくフライヤーのデザインに落とし込んでいます。
ブルーのグラデーションで魅力を引き立て
また、要所ごとにブルーのグラデーションを使った帯を入れ、レイアウトを整理することでより見やすく、緩急のついたデザインになっています。

一枚写真の「フルブリード」がもたらす臨場感
このフライヤーの大きな特徴は、背景に一枚の風景写真をフルブリード(紙面の端まで裁ち落とし)で使っている点です。写真を部分的に切り取ったりフレームに収めたりせず、紙面全体を覆うように配置することで、フライヤーを手に取った瞬間に「その場所に立っている」かのような没入感を与えます。
バイクミーティングの最大の魅力は、実際に走って集まる「現地体験」です。道路からバイクを写した構図は、まさにライダーの視界そのもの。フライヤーの読者がライダーであることを考えれば、この写真は「自分がここに行く」という想像を最も自然に喚起するアングルです。
写真をフルブリードで扱うことで、余白が最小限に抑えられ、紙面の密度が高まります。これはイベントフライヤーにおいて「情報が少ない」という印象を与えかねないリスクを伴いますが、ブルーのグラデーション帯で区切ることで情報ゾーンを確保し、写真の迫力と情報の可読性を両立させています。
ブルーの帯が果たす「風を切る」デザインの演出
情報の区切りとして使われているブルーのグラデーション帯は、レイアウトの整理以上の効果を持っています。バイクが風を切って走るスピード感——そのスピードが可視化されたような水平の帯が、フライヤー全体にリズムとダイナミズムを与えています。
この帯がなければ、風景写真の上に直接テキストが載ることになり、可読性が大きく低下します。帯は「機能(読みやすさ)」と「表現(疾走感)」を同時に担う、二重の役割を持つデザイン要素です。色もバイクの走行で感じる空や遠景のブルーと調和しており、写真の世界観を壊さずにテキストのための「居場所」を作り出しています。
制作フライヤー・チラシデザイン に対する感想
VOICE ※第三者による感想ですアートな写真と素材がイベントのテーマにピタリとあっています。
懐かしさと現代感の融合
どこか懐かしさを感じさせる穏やかなフライヤーは、「昭和」や「旧車」という文字によく似合うもの。バイク好きの中でも、より厳選された仲間を集めるのに一役買ってくれそうなフライヤーデザインです。
光と影のデザイン表現
空と富士山が同じ青色に染められた風景には太陽が優しく光を放ち、タイトル文字を輝かせるように。手前に置かれた3台のバイクも光を反射し、アートのような美しさを感じさせます。部屋に飾りたくなるような写真を大きく活かしているため、見る人の心をグッとつかんでしまうのではないかと思いました。
下段の質感と統一感
フライヤー下段には道路のアスファルトをベースにし、文字情報を掲載しています。読みやすくも質感のあるベースが上段の写真と繋がり、統一感のあるデザインにまとめています。ブラックにすることで、バイクミーティングらしいクールなイメージに。
風を感じるデザイン
テーマにピタリとあう素材を取り入れていると思いました。スナップ風したバイク写真も配置して、「写真撮影」を目的としたイベントの概要も伝ってきます。写真全体から受けるカラーに合わせ、タイトルや帯も青と白で統一して涼やかなイメージに。バイクに乗る際に感じる風のような、さわやかな心地よさまでも感じさせてくれるフライヤーです。
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