
口コミの威力は侮れない。
最近ではインターネット通販サイトでショッピングすることが、当たり前になってきました。では、あなたがインターネットを通じて商品を買うときに、何を参考にして購入しますか?
たいていの人は、同じ商品を買った人の口コミ、レビューではないでしょうか。
もちろん、ランキング一位の商品を買う人は多いですが、例えば、電化製品などでは、自分の購入できる予算とランキングは一致しません。同じ冷蔵庫なら冷蔵庫で、同じような値段でも、各メーカーの口コミを比べて購入されるのではないでしょうか。
広告の信頼性は「自分たちの言葉」より「第三者の言葉」で高まる
広告で商品やサービスの魅力を伝えるとき、「うちの◯◯は優れています」「わたしたちの◯◯は高品質です」という自己評価のメッセージは、読者の側から見ると「そりゃ自分で言うよね」という警戒を生みます。
これを打開するのが、客観性のある情報の引用です。「利用者アンケートで◯◯%の方が満足と回答」「◯◯賞を受賞」「◯◯メディアで紹介されました」「◯◯の研究で効果が確認されています」といった第三者の評価は、自己評価よりも格段に説得力を持ちます。
制作の現場では、クライアントから「商品の良さを訴求してほしい」と依頼されたとき、「商品の良さを自分で語る」より「良さを裏付ける第三者の声やデータを探す」工程に時間を使うと、結果として反響の大きい広告が作れることが多いです。広告は「自分で言う」のではなく「第三者に言わせる」の方が、信頼が生まれます。

他にも、テレビのコマーシャルで映画の予告をよくやっていますが、必ず映画は公開前に試写会をやっています。その試写会を見た人が、最高に面白かった!というコマーシャルが多いです。そして、それを見て私たちは、この映画面白そうだな、と興味を持ちます。
これらに共通していることは、他の人たちがいい商品だ!この映画面白かった!と言っていることです。
多くの人(あるいは権威のある人)が良いと言っているなら、そうに違いない。と信用するのです。
これはビジネスにおいてとても重要なことで、人は多くの人(あるいは権威のある人)が評価をしているものを信頼します。それを宣伝にうまく活用することが、ビジネス成功の鍵になります。
押し売りではなく、客観的な情報が人の心を動かす。
チラシにただ単純に、美味しいと書いても、主観的であり、チラシを見る人の気持ちを動かすことは難しいでしょう。ところが、塾のチラシでもよく見受けられますが、”××カリキュラムを受講したら、息子の勉強への姿勢が変わりました!”等、口コミが書いてあると、信頼度(リアリティ)がアップします。塾サイドから一方的に”こういう内容でみっちりと指導します”と書くだけでは、本当に?と疑いの気持ちが先にきてしまいます。
そういった経験、みなさん一度はあると思います。口コミ、レビューの効果は商品の信頼性をアップするのに最強の武器になります。商品が売れない理由の一つに、信頼性が足りないことが挙げられます。商品が売れるためには、良い商品という保証、つまり信頼が大切です。信頼を得るのは人間関係でも同じですが、とても難しいことです。
その信頼が、口コミ、レビューを書くだけでアップします。ぜひ商品を売り出す前に、お客様の口コミを集めておいて、チラシに掲載しましょう。
新商品試食会や、新サービスのモニターなど、無料イベントを開いて一気にレビューを集めるのも良い手段ですね!
信頼性を高める広告デザインの具体的テクニック
数字で語る
「多くの方にご利用いただいています」→「導入企業850社、リピート率92%」のように、具体的な数字に置き換えると説得力が飛躍的に増します。人は「多い / 少ない」の抽象表現よりも、具体的な数値に対して信頼を感じる傾向があります。
第三者の声を入れる
- お客様の声: 実際の利用者のコメントは何よりも説得力がある
- 受賞歴・メディア掲載: 第三者からの評価は「社会的証明」として機能する
- 資格・認定マーク: ISO認証、各業界の認定マークなどは、一目で信頼を伝える視覚的な要素
根拠のあるビジュアル
イメージ写真だけでなく、実際の施工事例・before/after・実物の写真を使うことで、「本当にこの品質で提供できる」という信頼感を醸成できます。
広告で避けるべき表現
| 避けるべき表現 | 理由 | 改善案 |
|---|---|---|
| 「日本一の品質」 | 根拠なき最上級表現は景品表示法違反のリスク | 「○○賞受賞の品質」 |
| 「絶対に失敗しません」 | 断定的すぎて不信感を招く | 「○年間で○件の実績」 |
| 「誰でも簡単に」 | 条件なしの包括表現はトラブルの元 | 「初めての方でも○ステップで完了」 |
| 効果を過度に演出する写真 | 実物とのギャップが生まれクレームに | 実際の写真+条件の注記 |
広告の信頼性を高める5つの要素
| 要素 | 内容 | 例 |
|---|---|---|
| 数字・データ | 具体的な実績を数値で示す | 「施術実績10,000件」 |
| 第三者評価 | 受賞歴、メディア掲載、認証取得 | 「◯◯賞受賞」「テレビで紹介」 |
| お客様の声 | 実際の利用者の感想 | 「◯◯さん(40代女性)の口コミ」 |
| 専門家のコメント | 資格保持者や専門家の推薦 | 「管理栄養士監修」 |
| ビフォーアフター | 使用前後の変化を視覚的に | 施工事例、清掃前後の写真 |
お客様の声の効果的な掲載方法
| 掲載方法 | 信頼度 | 注意点 |
|---|---|---|
| 実名+写真 | 最高 | 本人の許可を必ず取得 |
| イニシャル+年代+性別 | 高い | 「A.S.さん 40代女性」 |
| 手書きアンケート画像 | 高い | リアルな雰囲気が伝わる |
| テキストのみ | 中程度 | 具体的な内容が重要 |
| 星評価(★★★★★) | 中程度 | Google口コミとの連携も有効 |
お客様の声を集める方法
- 来店時にアンケート用紙を配布(QRコード付き)
- 購入後にフォローメールで感想を依頼
- SNSでハッシュタグ投稿を促す
景品表示法で気を付けるべきこと
| NG表現 | 問題点 | 改善例 |
|---|---|---|
| 「地域No.1」 | 根拠がない場合は優良誤認 | 調査機関名、調査方法、調査期間を明記 |
| 「最安値」 | 常に最安である根拠が必要 | 「◯月◯日時点の当社調べ」 |
| 「効果は個人差があります」だけで済ます | 免罪符にならない | 効果を誇大に表現しないこと |
| 二重価格表示 | 元の価格が架空の場合は違法 | 実際に販売していた価格と期間を明記 |
業種別・信頼を高めるチラシの要素
| 業種 | 最も効果的な信頼要素 |
|---|---|
| 飲食店 | 素材の産地表示、料理写真、Google口コミ評価 |
| 美容室 | スタイリストの資格、施術件数、ビフォーアフター |
| 整骨院 | 施術者の資格、患者さんの声、施術実績件数 |
| リフォーム | 施工事例写真、建設業許可番号、保証内容 |
| 学習塾 | 合格実績、指導歴、生徒の声 |
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