どの業界にも先端を走り続ける革新的企業が存在します。電子決算サービスを提供するpaypal、一方クレジットカード業界を牽引するVisa、facebookの傘下になりSNSで圧倒的な力を持つInstagram、そしてITの巨人Apple。彼らはこの数年で劇的なサービスを次々と発表し、瞬く間に世界に無くてはならない企業に成長しました。そんな彼らを世の中に知らしめ、定着させたのも彼らが打つコマーシャルです。今回は世界規模で展開する企業のコマーシャルを集めてみました。(※紹介する動画は当サイトの制作事例ではありません)
電子決済サービス Paypal(ペイパル)のコマーシャル動画制作例
PAYPAL – CORE
安心、安全をうたう電子決済サービスを提供するPaypalのドイツでのテレビコマーシャルです。1998年にイーロン・マスクが創業した世界初のオンライン銀行と合併し、現在の形になりました。ネット上でのお金のやり取りをスムーズかつ確実に行えるサービスはすでに日本でも多くの企業が採用しています。注目すべき点は色です。Paypalの企業カラーは青。ですから動画の中でも明確に使われている色は青だけですね。たった30秒の中に必要な情報を的確に説明し、イラストで分かりやすくイメージさせています。この辺りも提供しているサービス同様スマートさが感じられます。
カードといえばVisaカード、世界で通用するカード会社のコマーシャル動画
Visa – ‘Pay Wave’ TV Commercial – Music by Tim Cretella “The Golden Key”
設立自体は1958年と古い企業ではありますが、近年の劇的なテクノロジーの変化に対応する世界的カード会社です。日本でも最近ようやくキャッシュレス化が話題になってきましたが、ヨーロッパや中国などではすでにカード決済が主流となっており、Visaさえあれば日常生活で困ることはほとんどありません。そのスムーズかつ手軽さを見事にアピールしているコマーシャル動画です。カード一枚で身軽に、そして瞬時に決済できる様になるなんて十数年前までは想像してませんでしたから。それにしてもこの動画の撮影現場は面白そうです。是非メイキング動画も見てみたくなります。
説明不要、インスタグラムのコマーシャル動画作成例
Instravel – A Photogenic Mass Tourism Experience
これは凄いとしか言いようがありません。皆さんご存知インスタグラム(Instagram)のコマーシャル動画です。写真をつなげて映像を作るのは決して斬新な方法ではないのですが、とてつもない数の写真を保有するインスタグラムだからこそ出来るコマーシャルだと思います。右下の「いいね」やフォロワーのカウントが凄い勢いで上がっていっているのも面白いですし、現在のインスタグラムの勢いを示している様にも感じます。動画のタイトルが、インスタとトラベルが合体してInstravelになっているのも洒落てますね。
デザイナーなら彼ら無くして語れません。ITの巨人appleのコマーシャル動画
Apple Nieuw Tv Commercial | MacSkins
言わずもがな、Apple。Appleのコマーシャルは説明することすら野暮かもしれません。そう、言語の壁すら超えてしまっているので、統一された同じコマーシャルを全世界的に使える企業はアップルぐらいではないでしょうか。と、言うことでmacbook airの世界共通テレビコマーシャルです。自分の製品に追加でデザインしている人たちの作品を使って自社のコマーシャルにしちゃうって言うんだから、そのセンスに脱帽としか言いようがありません。BGMも最高、文句のつけようがありません。これに採用されたステッカー職人も天にも登る気持ちだったのではないでしょうか。
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