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デザインの良し悪しについて

デザインの良し悪しは、お洒落かどうかではない?


デザインの良し悪しについて

企業であったり、ファッションやインテリアにおいても社名であったりショップの名前であったり、周りを見渡せばデザインだらけですよね。名前だけでなく、学校や大学、病院などのパンフレットも様々なデザインが施されています。トイレやエレベーター、非常口などのマークもデザインといえるでしょう。では、デザインとはどういったものなのでしょうか。

デザイン制作費用について

 

分かりやすさが最優先な場合もある

用いられるものにもよりますがマークに関して言えば、人間が瞬時に理解でき判断できるものが良いとされています。シンプルでかつまとまりのある物。ですから細かい事を省いたシルエットだけであったり、色数も少なくなっています。

分かりやすい事が一番なので、おしゃれというよりは、ダサい(と多くの人が感じる)ほうが良い場合もあると言えます。例えば、工事現場などの注意書などは、周囲と調和しないデザインの方が優秀でしょう。

デザインの良し悪しの判断基準は「目的を達成しているかどうか」

デザインの良し悪しを「おしゃれかどうか」で判断する人は多いですが、制作の現場では「そのデザインが目的を達成しているかどうか」が唯一の評価基準です。

来店促進が目的のチラシなら、「来店数が増えたかどうか」がデザインの良し悪しを決めます。ブランド認知が目的のポスターなら、「ブランド名が記憶に残ったかどうか」が判断基準です。おしゃれだけど来店につながらないチラシは「目的を達成していないデザイン」であり、素朴なデザインでも問い合わせが増えたチラシは「目的を達成しているデザイン」です。

デザインを依頼する際も、「おしゃれなデザインにしてください」よりも「このチラシで月間問い合わせを10件増やしたい」と伝える方が、デザイナーは目的に最適化されたデザインを提案しやすくなります。

 

書体・装飾・色

看板の文字

また、会社やお店のロゴといったデザインは、書体によっても随分とイメージが異なる事でしょう。意匠にもよりますが、明朝体だときっちりとしたイメージであったり、ゴシック体だとポップで明るいイメージになったりします。筆文字を用いると力強く和的なイメージになります。

文字だけでなく企業やお店の概念を抽象的に表現したり、キャラクターを用いたり、文字自体に強弱をつけ大中小と変化をもたらせたり、図形にロゴが囲まれてエンブレムロゴであったり…用いる企業やお店の雰囲気やテーマに沿っていることが大事です。

カラーコンセプト

色の選びもとても大切です。緑は落ち着きや健康、自然をイメージさせ、健康食品や自然素材を取り扱う企業やお店、くつろげるカフェ。黄色や赤はポップで明るいイメージで、子供向けや家族団らんを想像させます。青は冷静や信頼、清潔感といったことから企業や病院の社名のロゴ、洗剤などのパッケージとして用いられやすい色です。

このように、形、シルエット、書体、色といった物の組み合わせで、テーマに沿ってイメージをさせる事が良いデザインとされています。覚えてもらえるインパクトも大事なので、必ずしもおしゃれだから良いというわけではありません。

「クライアントが気に入ったデザイン」と「ターゲットに効くデザイン」は一致しないことがある

制作の現場で頻繁に起きるジレンマが、「クライアントの好み」と「ターゲットの反応」のズレです。クライアントは50代の経営者だけど、ターゲットは20代の女性。この場合、クライアントが「気に入った」デザインが、ターゲットの20代女性に「響く」デザインとは限りません。

このズレを解消するには、デザイン案の評価を「自分が好きかどうか」ではなく「ターゲットが反応するかどうか」で判断してもらう必要があります。可能であれば、ターゲットに近い属性の人にデザイン案を見せて反応を確認する「ユーザーテスト」を挟むと、「好み」ではなく「効果」に基づいた判断ができます。

「自分が気に入るデザイン」よりも「ターゲットが行動するデザイン」。この視点の切り替えが、広告デザインの成果を左右する最も重要な判断軸です。

 

まとめ

デザインの目的

デザインの良し悪しは、単におしゃれかどうかというだけではありません。デザインは、その目的に合わせて最適な形や色、フォントなどの要素を使い、そのデザインが持つイメージやメッセージを伝えることが大切です。例えば、企業の場合、ロゴデザインはその企業のイメージを形成する重要な要素の一つであり、同業他社と差別化するためにも重要な役割を果たします。

また、デザインには分かりやすさが必要(優先される)な場合もあります。例えば、トイレやエレベーター、非常口などのマークは、素早く理解できるようにシンプルなデザインが必要です。また、工事現場の注意書きなども周囲と調和するようなデザインよりも、目立つデザインが好まれる傾向があります。

デザインの要素には、書体・装飾・レイアウト・色などがあり、それぞれがデザインに与える影響は大きいです。書体によっても印象が大きく異なりますし、色の選び方も企業やお店のイメージに合わせて決める必要があります。また、ロゴだけでなく、広告やパンフレット・Webサイトなどのデザインも、そのコンテンツの性質や目的に合わせた最適なデザインが求められます。

良いデザインを作るには、そのデザインがどのような目的を持っているのかを理解し、それに合わせたデザインをすることが重要です。そのためには、クライアントやユーザーとのコミュニケーションをしっかりと行い、その要望やニーズを把握することが必要です。そして、最適なデザインを生み出すためには、経験とセンスを磨くことが欠かせません。デザイナーとしては、常に新しいデザインのトレンドや技術の動向にも注目し、自分自身を常にアップデートすることが求められます。

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この記事について

執筆: ASOBOAD編集部

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