最近は様々なミュージックビデオが気軽に観られるようになりましたが、そんなミュージックビデオにも様々な手法があります。楽曲のイメージを最大限に引き出すために映像クリエイターもアーティストとの関わり合いを大事にしていることが伺えるのですが、そこにアーティストと映像クリエイターだけでなくアニメーターやイラストレーターが必要となってくる場合もあります。今回はそんな3つのクリエイターが関わっているミュージックビデオをご紹介します。(※紹介する動画は当サイトの制作事例ではありません)
陽気でポップなイラストを使った多国籍ミュージックビデオ
Macaco “Moving” – National Geographic Music Video
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スペインを拠点に活動するオルタナティブバンドのミュージックビデオ。多国籍なメンバーが奏でる様々な楽器で作られた楽曲同様に映像で使用されるイラストたちも明るく陽気な雰囲気にあふれています。手書きの独特のタッチがアーティストと一緒に踊っているかのようです。画的にはどこか素朴な雰囲気も持っていますが、この映像を製作したクリエイターたちはかなりの時間をかけて編集しているのではないでしょうか?
正統派ニューヨークヒップホップの洒落たミュージックビデオ
OFFICIAL JOEY BADA$$ “UNORTHODOX” MUSIC VIDEO
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ニューヨーク、ブルックリン生まれのラッパーのミュージックビデオ。スタンダードなニューヨーク一ヒップホップにかぶせるのは実写映像を加工した平面的な手書き風イラスト。それが柔らか感じを出しつつも、統一された色味が洗練された雰囲気を作り上げています。でもやっぱり遊び心も忘れてはいませんね。アーティストの動きに合わせて一瞬入る線画がとってもチャーミングです。終わり方もめちゃくちゃカッコイイ。
ミッドセンチュリー感がたまらないインディーズ系ロックバンドのプロモーションビデオ
Darlings – I Love you Too (Music Video)
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こちらもニューヨーク、ブルックリンのバンド。ギターポップでありながらどこか哀愁が漂う楽曲とミッドセンチュリーを思わせるイラストがぴったり合っています。実写よりもイラストがメインなのもポップさを引き立たせている要因かもしれません。上で紹介したヒップホップと同じブルックリンで、同じように手書き風イラストを多用したミュージックビデオにも関わらず、これだけ表現の仕方が違うのは面白いですね。
SILVER HOUSE – music video
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これはどちらかというと実写をそのままイラスト化してしまったようなミュージックビデオです。モノトーンの線画が楽曲の物悲しさを際立たせると同時にを所々挿入される「赤」がいいアクセントになっています。イラストのタッチや墨汁のような表現、雨の描写がどこか日本的にも感じられ親しみが湧いてくるのは私だけでしょうか?
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