ポスターのデザインをするとき、重要な情報の順に強弱をつけ、余白を作りながら構成する場合が多いですが、一方で、画面全体を使って色や文字をちりばめ、ポスターの隅々まで目を向かせるという手法も効果的です。今回は、文字と色をちりばめたポスターを集めてみました。(※紹介するポスターデザインは当サイトの制作事例ではありません)
それぞれの要素のバランスが絶妙なポスターデザイン
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こちらのデザインを見ると、実にいろいろな要素が盛り込まれているのわかります。男性のモノクロ写真、手描きの鹿や植物のイラスト、数字や文字、円や直線、三角形などのカラフルな幾何学模様。どれも全くまとまりのない物のように思えますが、画面全体を見ると不思議とバランスが取れています。
自然と全体を見渡せるポスターデザイン
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こちらのデザインでまず目がいくのは、文字を装飾したようなロゴマークではないでしょうか。そのマークだけでとてもインパクトがありますが、画面全体に小さな文字で色々な情報がちりばめられています。HPアドレスも部分的に見え隠れしていて見る人の興味を惹きつけます。その断片を拾って、見た人はwebで検索し情報を得るという狙いがあるのかもしれません。
縦横無尽に配置された文字が印象的なポスターデザイン
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こちらのデザインは、ロンドンのあるスタジオのイベントポスターです。縦横斜め、いろいろな方向に文字や情報が配置されていて、隅々まで目を向けさせる構成になっています。文字を所々隠している色の塊もとても印象的です。
伝統的なデザインと現代的なデザインをうまく組み合わせたポスターデザイン
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こちらはバウハウスの展示会のポスターです。1919年にドイツ中部の街ワイマールに設立された造形大学「バウハウス」は、余計な装飾を排除した、シンプルで機能的な美しさを追求したデザインが特徴です。画面全体に配置されたいろいろな形はバウハウスの伝統的な特徴ですが、色使いやタイポグラフィーからは新しさも感じます。伝統と新しさ両方をうまく散りばめたデザインに仕上がっています。
情報ごとのまとまりを作り、見やすくわかり易い構成もポスターデザインの大切な要素ですが、画面全体に情報をちりばめ、じっくりと見てもらうというのも一つの方法です。伝えたい内容によって、それぞれ柔軟に活用してみてくださいね。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。ポスターのデザイン料金と作例
■ポスターデザインの制作について
各種パネル・ポスターの作成を行なっています。デザインの作成から印刷・納品までまとめて依頼いただけます。飲食店やアパレルなどの店頭ポスターや、展示会パネル、電車内の交通広告、イベント告知ポスターなど、多様なジャンルのデザイン作成に対応しています。ポスター作成の代行・委託・外注については気軽にお問い合わせください。
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