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カフカの世界観を表現したグラフィックデザイン作成例について

カフカの世界観を表現したグラフィックデザイン作成例


カフカの世界観を表現したグラフィックデザイン作成例について

カフカのオリジナリティ豊かで救いようのない理不尽な世界。今回はカフカの世界観を表現したデザインをご紹介します。そろそろ読書の秋ですね。この秋はカフカの小説を手にとって読んでみませんか。(※紹介するデザインは当サイトの制作事例ではありません)

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フランツ・カフカによる未完の長編小説「城」のグラフィック

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大きな岩の上に城塞がそびえています。フランツ・カフカの未完の長編「城」を紹介するグラフィックデザインです。ヴェストヴェスト伯爵の城の測量を依頼された測量士の主人公。彼は酒場の1室で一夜を過ごし、翌朝城を目指します。しかし、迷路のような道に迷って日が暮れてしまう。つげ義春の漫画を彷彿とさせる世界観。

 

メタモルフォーゼ「変身」のグラフィック

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ある日、目覚めると虫になっていたというシーンからはじまる小説。いつかまた人間にもどれるだろうと希望を持って読み進めてはいけません。いつまでたっても虫のままです。それどころか父親の投げたリンゴが背中にめり込んだまま、息絶えてしまいます。実存主義的な文学として評価されています。

 

「審判」(しんぱん、Der Process)のグラフィック

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「審判」はフランツ・カフカの長編小説です。理由のわからないまま逮捕されて裁判を起こされてしまった主人公のヨーゼフ・K。八方手を尽くして奔走して無罪を主張しますが、苦労むなしく最後は無残に処刑されてしまいます。いかめしい裁判所の建物をモチーフにしたデザイン。まるで国家権力を象徴しているかのようです。

 

フランツ・カフカ「城」のグラフィック

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こちらもフランツ・カフカの未完の長編小説「城」を紹介するデザインです。画面いっぱいの大きくて黒い「K」のロゴ。「K」は「kafka」の「K」でしょうか。「城」の重々しくて暗い世界観がうまく表現できています。

 

今回はフランツ・カフカの小説を表現したグラフィックデザインをご紹介しました。「世界は理不尽でできている」そのことをあらためて思い知らされる作品たち。理不尽だなあと思い悩んでいる方は読んでみるといいかもしれません。世界には多くの理不尽が存在しています。

「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。

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