レトロ感のあるポスターやチラシは、懐かしい雰囲気の中にキュートさや渋さがあり人気のあるデザインの一つと言えます。また、インテリアとしても好まれることが多く、イベントや商品の時期、期限に関わらず掲示され続けることも珍しくありません。今回はそんなレトロ感あふれるデザインを用いたポスターをご紹介します。(※紹介するポスターデザインは当サイトの制作事例ではありません)
Facebookがもっと過去に生まれていたら…? ビンテージ感溢れるポスターデザイン
ポスターデザインを見る (via Pinterest)
Facebookといえば、言わずと知れたSNSの代表格。今や就職活動時の履歴書代わりになる事もあると言うのだから驚きです。そんなFacebookが、あえてレトロなデザインのポスターに。色彩やイラストのテイスト、文字フォントなど、レトロ感を表現する要素がたくさん詰まっている一枚です。このままインテリアとして部屋に飾っておいてもおかしくないデザインですね。最新のものに対してだからこそのギャップを狙ってレトロ感を出すのも、魅せるポスターを作る技法と言えそうです。
色合いとロゴで表すヴィンテージな雰囲気のポスターデザインテクニック
ポスターデザインを見る (via Pinterest)
レトロな雰囲気を出すには、ややくすんだ色合いの他に、文字のフォントがかなり重要な要素となります。こちらのポスターは、すでに大きくレトロの文字を記載していますが、それを抜きにして見ても、色合いとフォントがレトロな雰囲気をしっかりと表しているのがわかります。ロゴとして描かれているレトロの文字は、ヴィンテージなデザインでよく見られる丸みのあるフォントを、その他の情報は直線的で単調なフォントを使用していますが、これはレトロなデザインをする際によく見られる手法。ポスターのメインとなるロゴやタイトルのフォントを特徴的なものにすることで、レトロな雰囲気を印象付けることができます。
懐かしい絵本の刺し絵のようなレトロデザインのポスター
ポスターデザインを見る (via Pinterest)
色使いもまた、レトロデザインにとって重要なポイントです。濃い深みを感じられるディープトーン、または、ビビットなカラーが印象的なストロングトーンを使用することが多く、こちらのポスターでは前者のディープトーンをもとにイラストが描かれています。また、イラストの重なり合った部分をあえて透かし、色の重なりを見せることで、版ずれによってインクが重なったかのような演出もされています。まるで幼いころに読んだ絵本に出てきそうな一枚ですよね。このように、文字だけでなく使用する色によっても、レトロ感を演出することができるのです。
今の時代だから、あえてレトロ感を出すことで他の作品との差別化を図るのも、目を惹くポスターをデザインする技法の一つです。色合いやロゴの他、シルクスクリーン印刷のような質感やあえてインクを重ねるなど、レトロ感を演出する方法はいくつかあります。今回は昭和レトロのようなデザインを中心に見てきましたが、それとは一味違うレトロフューチャーというものもあります。どのようなテイストにするか、いろいろと試行錯誤するのも楽しいかもしれません。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。ポスターのデザイン料金と作例
■ポスターデザインの制作について
各種パネル・ポスターの作成を行なっています。デザインの作成から印刷・納品までまとめて依頼いただけます。飲食店やアパレルなどの店頭ポスターや、展示会パネル、電車内の交通広告、イベント告知ポスターなど、多様なジャンルのデザイン作成に対応しています。ポスター作成の代行・委託・外注については気軽にお問い合わせください。
■ポスターデザインの作成例はこちら
過去のパネル・ポスター作成例をご覧いただけます。展示会やイベント向けの大きく目立つものから、学会・カンファレンスなどを対象としたやや小さめのポスターまで、サイズはもちろん、イベントやビジネスのイメージに合わせたデザイン作成を行なっています。
