特別な色として扱われることもある白と黒。モノクロで見た世界にはフルカラーにはない情緒があると思います。彩りの無い世界でどこまでやれるのか。今回はそんなモノクロのポスター製作例をまとめてみました。
ライターイベントのためのポスターデザイン
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こちらはシドニーで開催されたライター達のフェスティバルのためにデザインされたポスターです。ナチュラルな印象のモノクロ写真にはライターらしき女性の姿が写っていて、その上から イベントのタイトル文字を手書き風のイラストが描いている様に配置されています。なぜ紙面真ん中から少し下のあたりに写真があるのかと言うと、写真の下に手書き文字で副題やイベントの日取りやクレジットの配置が必要なので安定したバランスを求め、この位置になったのではないかと思われます。
二面性とその奥に見える世界のデザイン
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こちらはスイスのグラフィックデザイナー ニクラウス・トロホラー氏により制作されたポスターです。グリッド状に白と黒を並べ、その一つ一つの枠の中で一文字ずつ大きさや位置を変えています。几帳面なA型の人はムズムズするかもしれませんが整頓されているのに乱雑という2つの印象と、白と黒の二面性とが重なった構成に厚みを感じる作品です。
信頼性の高い構成のポスターデザイン
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日本で開催された最高峰の自動車レース(日本グランプリ)のために制作されたポスターです。JAPANの文字からインパクトのあるフォントで始まりグランプリの開幕を知らせてくれています。特徴はレースの緊張感やそれに秘められた静けさ、そして躍動感が、線を引くことで豊かに表現され、メリハリを持って変更されたフォントサイズ、離れてみたときも良い状態で見てもらえるように構成されています。
モノトーンの場合、色による心理的影響が限定されているのでその点は構成しやすいと言えます。ですがその分他で考慮する必要があります。また何にでも言える事かもしれませんが、結局、丁寧な仕事はそれなりの魅力となって反映されますので、もしモノトーンでポスターの制作をする場合にはテクニックは参考にしたいですね。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。ポスターのデザイン料金と作例
■ポスターデザインの制作について
各種パネル・ポスターの作成を行なっています。デザインの作成から印刷・納品までまとめて依頼いただけます。飲食店やアパレルなどの店頭ポスターや、展示会パネル、電車内の交通広告、イベント告知ポスターなど、多様なジャンルのデザイン作成に対応しています。ポスター作成の代行・委託・外注については気軽にお問い合わせください。
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