彫刻家の展覧会を知らせるポスターをご紹介します。彫刻家はアーティストなので展覧会のポスターもオリジナリティ豊かなものが多いはずです。彫刻作品はブロンズや石材、木材、鉄などさまざまな素材と格闘することで生み出されるアート作品。いったいどんなポスターデザインがあるのでしょうか。(※紹介するポスターデザインは当サイトの制作事例ではありません)
現代彫刻の父「ブランクーシ」のポスター制作例
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ブランクーシはルーマニア出身のパリで活躍した彫刻家です。現代彫刻の父とよばれ、抽象彫刻の先駆けとして知られています。フォルムを極限まで単純化した作風が多く、「空間の鳥」という作品をアメリカに輸出する際、税関でアート作品ではなく工業製品とみなされ高い関税を課せられたという逸話が残されています。このポスターはブランクーシのアトリエを再現して作品が配置されています。
ロシア出身の彫刻家オシップ・ザッキンのポスター制作例
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オシップ・ザッキンはロシア生まれのパリで活躍した彫刻家です。このポスターに写る作品は代表作の「破壊された都市」というタイトルで、人体の胴体に大きな空洞が開いています。かつてオシップ・ザッキンが妻とともに使っていたモンパルナスのアトリエは現在「ザッキン美術館」として公開されています。
ジャコメッティ展のポスターデザイン
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人体を細く細く針金のように極限まで削った作品が特徴のジャコメッティ。このポスターはバルセロナにあるピカソ美術館で開催されたジャコメッティ展のものです。このポスターに掲載されている作品は「鼻」というタイトル。ブロンズで鋳造された作品がフレームから吊るされており、肖像彫刻の多いジャコメッティの作品の中では珍しくシュルレアリスム的な特徴を備えています。
彫刻家の展覧会のポスターをご紹介してきました。やはり、展覧会のポスターにはその彫刻家の代表的な作品を掲載することが多いようです。会社のロビーやエントランスに有名彫刻家の作品が展示されていたら「芸術への理解が深くてセンスの良さそうな会社だなあ」と思ってしまいそうですね。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。ポスターのデザイン料金と作例
■ポスターデザインの制作について
各種パネル・ポスターの作成を行なっています。デザインの作成から印刷・納品までまとめて依頼いただけます。飲食店やアパレルなどの店頭ポスターや、展示会パネル、電車内の交通広告、イベント告知ポスターなど、多様なジャンルのデザイン作成に対応しています。ポスター作成の代行・委託・外注については気軽にお問い合わせください。
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