動物の体は人間とは違う部分が多くあります。例えば大きな耳、豊かな毛並み、なめらかな皮膚など様々な特徴があり、それらをデザインに用いる場合とても迫力のあるダイナミックなものに仕上がります。今回は、動物のシルエットを使ったデザインを集めてみました。(※紹介するデザインは当サイトの制作事例ではありません)
狩られた猪のシルエットのが印象的なブックカバーデザイン
装丁デザインを見る (via Pinterest)
こちらは、ウィリアムゴールディングの小説「蠅の王」のブックカバーです。この小説のストーリーの中心は狩猟隊で、このシルエットは狩られた猪の頭でしょうか。シルエットの中には、ジャングルの風景や太陽も描かれています。赤と黒のコントラストで少し残酷な印象も受けるデザインになっています。
人間の顔と鳥のシルエットを融合させたブックカバーデザイン
装丁デザインを見る (via Pinterest)
男性の顔と後ろ姿が、鳥のシルエットの部分で重なり合っている不思議なデザインです。異なった三つの要素ですが、同じトーンで合わせたモノクロの色使いが全体をまとまった雰囲気に仕上げています。
虎の横顔と自然の風景を重ねたブックカバーデザイン
装丁デザインを見る (via Pinterest)
こちらは、「虎の心を持つ少年」という物語のブックカバーです。虎の横顔のシルエットに、自然の風景に溶け込んだ少年少女たちの姿が描かれています。太陽の輝きと虎の瞳の部分が重なり、野生的な迫力のあるデザインになっています。夕日の色と木々の枝が、虎の模様を美しく表現しています。
大きな波と魚のシルエットがダイナミックに使われたブックカバーデザイン
装丁デザインを見る (via Pinterest)
こちらはヘミングウェイの小説「老人と海」のブックカバーです。魚の尻尾のような大きな波が、男性の乗った小さな船に今にも襲い掛かりそうなシーンが描かれています。周り一面の水や大きな波、肉食の魚など大海原の恐ろしさを感じる迫力あるデザインに仕上がっています。
人間とは大きく違った体のラインや模様を持つ動物は、シルエットだけでもデザインに大きなインパクトがプラスされます。そこには自然の雄大さや美しさ、そして恐ろしさなど様々なものを表現することができるのではないでしょうか。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。書籍の装丁デザインについて
電子書籍・雑誌など、各種装丁デザインの制作依頼も承っております。気軽にお問い合わせください。各種広告物のデザイン作成や動画編集などにも幅広く対応しております。