皆さんはジャズを聴きますか？ほかにはない独特なリズムとアドリブから生まれる音楽であるジャズは、幅広い世代や国の人々を魅了しています。そんなジャズの醍醐味は、何と言っても生演奏ではないでしょうか。アドリブによって生まれるその瞬間にしか味わえない音を楽しむには、やはりライブやイベントなど生で演奏を体感するのが一番。
ライブハウスだけではなく、街中などの野外で演奏を聴くことができるジャズイベントなども多く行われています。世界的にもジャズ関連のイベントというのは大小問わず頻繁に開催されており、それぞれ個性的なポスターでイベントの告知をしています。そこで今回はジャズイベントのポスターデザインをご紹介していきます。同じジャズでもさまざまなテイストのデザインがあるので、参考になるものがあるかもしれません。(※紹介するポスターデザインは当サイトの制作事例ではありません)
さまざまなトーンのグリーンが爽やかなジャズフェスティバルのポスターデザイン
ポスターデザイン作例を見る (via Pinterest)
JAEASUM JAZZ FESTIVALは、韓国のチャラ島という所で開催されているジャズフェスティバルです。世界的に認知されているジャズイベントの一つであり、3日間の開催期間中に国内外を問わず多くの観客やアーティストが参加します。音楽を知らない人でも楽しむことができる遠足のような祭りを目指し、韓国内でのジャズの大衆化の先頭に立つイベントです。
今年で開催から16年目を迎えますが、今回ご紹介するのは6年目に行われた際のポスター。ちょっとユルさを感じるイラストが目を引きます。トーンの違うグリーンが爽やかで美しく、開催地であるチャラ島の自然を表現しているようですね。全体は明るいトーンの緑でまとめられていますが、タイポグラフィーやタキシードなどに使われている黒が良いアクセントとなり、シックな雰囲気をプラスしています。こちら以外にも歴代のポスターは素敵なデザインが多いので、ぜひ見てみてください。
鮮やかな色使いが印象的なジャズフェスティバルのポスターデザイン
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こちらはフランスで開催されるジャズフェスティバルALTITUDE JAZZ FESTIVALのポスター。一見するとジャズの要素がないポスターですが、よく見ると下部のトランペットやサックスなどのジャズで使用される金管楽器と思われる楽器の先端が描かれていますね。そこから流れる音を煙のように表現し、その中に山々のイラストを浮かべています。鮮やかではっきりとした色としっかりとした黒の線で描かれたイラストは見ているだけでハッピーな気分になれそうですね。
情報などは黒で見やすい大きさのフォントで表示されておりカラフルなイラストから連想されるごちゃついた印象はなく、全体的にすっきりとしたデザインで視認性も良いポスターです。
文字で作られたシルエットの美しさが際立つポスターデザイン
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NEW YORK WINTER JAZZ FESTIVALは、ニューヨークで冬に開催され約100ものバンドが参加する冬の一大ジャズイベントです。2018年には13,000人を超える観客が訪れたというこのイベントは、アメリカの老舗ジャズ誌であるJAZZ TIMES誌から「北米で一番のジャズフェスティバル」と評されています。こちらのポスターは黒と白の2色の配色で文字のみで構成されているシンプルなデザインですね。左右の余白をたっぷりと取り縦のラインになるように配置された文字は、シンプルなタイポグラフィーなのにデザイン性が高く感じられます。JAZZの文字を大きく縦に配置しているのがデザインのポイントになっていますね。
また、この文字で構成された縦長なシルエットはジャズで使われる楽器の一つであるコントラバスのヘッドからネックにかけてのシルエットにも見えてきます。
動物のイラストが可愛いジャズフェスのポスターデザイン
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絵本にありそうなタッチのイラストで描かれた動物たちがとても可愛い！動物だけではなく木々も擬人化され、ブレーメンの音楽隊や鳥獣戯画に近い楽しげで賑やかな雰囲気が伝わってきます。色使いも可愛らしく、額縁なんかに入れて飾っておきたくなるようなポスターです。
蛍光カラーとミニマル感がポップなポスター
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ぱっと見、ジャズというよりはクラブイベントのポスターにありそうな色使い。ミニマルなイラストをよく見ると、ジャズには欠かせない楽器を持った人々が描かれています。ジャズというと何と無く大人向けのイメージですが、こういったデザインはジャズに親しみのない若い人たちにもうけそうです。
真逆の要素を活用したジャズフェスのポスター
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フランスのストラスブールで行われているジャズフェスのポスター。二枚の人物写真をボーダー状に組み合わせた非常に面白いデザインですね。モノクロのシンプルな配色だからこそ、こういった個性的なレイアウトが映えます。
写真をよく見ると、一方は「背景は黒で左を向き、目を開き、髭がなく、襟付きのシャツを着用」しているのに対し、もう一方は「背景が白で右を向き、目を閉じ、髭を生やし、襟なしのTシャツを着用」しています。白と黒という真逆の要素を持つ配色のように、写真にも真逆のものを取り入れていることでよりインパクトあるデザインになっています。
シックで大人な渋いデザインが多いかと思いがちですが、こんなに幅広いデザインがあるんですね。紹介した以外にも、ジャズフェスのポスターはセンスの良いものが多く、探してみると良い刺激を受けられます。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。ポスターのデザイン料金と作例
■ポスターデザインの制作について
各種パネル・ポスターの作成を行なっています。デザインの作成から印刷・納品までまとめて依頼いただけます。飲食店やアパレルなどの店頭ポスターや、展示会パネル、電車内の交通広告、イベント告知ポスターなど、多様なジャンルのデザイン作成に対応しています。ポスター作成の代行・委託・外注については気軽にお問い合わせください。
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