

曲線を使ってカラフルな中にもナチュラルな雰囲気がにじむデザインにしました。
明るい色をたくさん使っていますが、大学祭の名称から「ナチュラルな風合い」、「自然のイメージ」もプラスしたいと感じたので曲線を多く使用しました。曲線を取り入れることで、カラフルな色使いの中にも柔らかさと温かみが生まれ、自然のイメージを感じさせるデザインになっています。直線的なデザインとは一線を画す、有機的で親しみやすい印象を与えるこの手法は、大学祭の雰囲気を表現するのに効果的だと言えるでしょう。
フレッシュかつ柔らかな色使い
パキッと色が分かれているのでフレッシュな感じは出しつつも、どこか柔らかいイメージにまとめられたのではないでしょうか。フォントも、丸みがあったりしなやかなイメージを伴っていたりするものをチョイスして、フレンドリーな雰囲気を出しています。色とフォントの選択が効果的に組み合わされ、フレッシュでありながら温かみのあるデザインに仕上がっています。
色彩と模様の組み合わせで多様さを演出
各色にはドットのパターン、テキスタイル風の模様などを組み合わせて、単調にならないよう工夫をしています。背景色は、白にすると色とのコントラストがきつくなりやすいので、穏やかなクリームベージュを選びました。SNSの二次元コードは、色を変えてアイコンを配置するなど工夫して、大学生らしい楽しげなムードを演出しています。地図は詳細なものを掲載して、わざわざ検索しなくてもアクセスやおよその場所が分かるように配慮しました。


鮮やかな配色とイラストが紡ぎ出す賑やかで温かみのある大学祭の世界観
ビビッドなカラーパレットが生み出す活気と多様さを表現する構成
・黄色、ピンク、青、緑などの鮮やかな色彩が若々しいエネルギーと多様性を表現し、大学祭の特徴を視覚的に伝えている。
・背景の曲線的な形状とカラフルな配色が動きと奥行きを生み出し、デザインに躍動感を与えている。
・色のコントラストが適度で、テキストやイラストの視認性を確保しつつ、見る者の目を引きつける効果がある。
キャッチコピーとテーマロゴが醸成する親しみやすさと一体感
・キャッチコピーが新しい日常への期待と大学祭の一体感を表現し、来場者に前向きなメッセージを発信している。
・手書き風のロゴが温かみと親しみやすさを与え、来場者に大学祭への愛着を感じさせる。
・キャッチコピーとテーマロゴが中央に配置されることで、ポスターのメインメッセージが明確に伝わる構成となっている。
イベント情報とアクセス方法を簡潔に伝える情報設計
・開催日時、会場、主要な企画内容が簡潔に記載され、来場者にとって必要な情報を的確に伝えている。
・地図とアクセス方法が視覚的に分かりやすく提示され、来場者の利便性を高めている。
イラストが添える遊び心と親しみやすさ
・人物やアクティビティのイラストが大学祭の多様な企画内容を表現し、来場者の興味を喚起している。
・イラストのシンプルでフレンドリーなタッチが親しみやすさを演出し、老若男女問わず幅広い層に訴求する効果がある。
・情報の理解を助け、視覚的な分かりやすさを高めている。
デザインが想起させるイメージ
制作ポスターデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
フレッシュでナチュラルな雰囲気のポスターデザインですね。
カラフルさとナチュラルな雰囲気のマッチ感が魅力的
曲線が多用されていてナチュラルかつ優しい雰囲気が感じられます。用いている色は、原色に近い明るさの色が多いですが、曲線でカラーリングされているので互いの色がなじんで、柔らかい印象にまとまっているようです。波線やドットがトッピングされているのも、学祭の楽しげなムードを感じさせます。背景色のベージュが、それぞれの個性ある色をまとめているおかげかもしれません。オレンジとブルーで文字が構成されていて、フレッシュな印象もあります。大学祭名を体現するような、自然の風合いが漂ってくるポスターデザインです。
開催情報が読みやすい
下部は白い背景に、テーマカラーの一つであるブルーが清々しい印象を与えてくれます。詳細な地図や大学祭のロゴマーク、SNSの二次元コードなど必要な情報が整然と並んでいて、アクセスのための情報が取得しやすいですね。全体のフォントは親しみやすい印象のデザインで、開催日時は大きなサイズで、参加方法は小さめの文字で、バランスよく配置されていて読みやすいです。SLのイラストや模擬店をイメージしたシェフのイラストがあしらわれているのも、ポイントになっていてかわいいですね。
デザインの背景にある「伝える工夫」を深掘り

※画像はイメージです
この大学祭ポスターの事例は、デザインが持つ「情報を整理し、雰囲気を伝え、人を動かす」という力を具体的に示しています。上記に加えて、デザインの意図や効果についてさらに深く掘り下げてみましょう。
1. 多様なターゲットに響く「楽しさ」と「安心感」の両立
大学祭のポスターは、実に多様な人々の目に触れます。
- 在学生: 自分たちのイベントとしての期待感、参加意欲。
- 地域住民の方々: 「ちょっと行ってみようかな」という動機、地域に開かれた大学としての安心感。
- 高校生: その大学の「楽しそう」「開かれた」雰囲気を感じ取る機会。
このポスターは、これらすべてのターゲット層に対し、共通して「ポジティブな印象」を与える工夫がされています。メインビジュアルで使われている「曲線」は、自然や人の温かみを連想させ、無意識レベルで安心感を与えます。もしこれが直線的なカクカクとしたデザインだったら、もっとシャープで緊張感のある印象になったかもしれません。
また、カラフルでありながらも「クリームベージュ」の背景色を選ぶことで、鮮やかさが際立ちつつも、全体が優しくまとまっています。これは、活気(カラフル)と落ち着き(背景色)を両立させるテクニックです。特に「”Our Normal”」というテーマは、コロナ禍などを経た「新しい日常」を意識していると推測されます。このデザインは、ただ騒がしい「お祭り」を表現するのではなく、新しい日常の中で生まれる「温かい繋がり」や「穏やかな活気」を示唆しているようにも読み取れます。
2. 「どうすれば参加できる?」を迷わせない情報設計
イベントポスターの役割は、「楽しそう!」と感じてもらうこと(=興味喚起)と、「いつ、どこで、どうすれば行けるか」(=情報伝達)を正確に伝えることです。
このポスターは、そのバランスが取れています。まず目を引くのは、大きなタイトルと、「10.30 SUN」という日付。イベントにおいて「いつ」は最も重要な情報の一つです。次に注目したいのは、中央に配置された「うみかぜ祭参加方法」のセクションです。よく見ると、
- メールで申し込み(代表者名など)
- Webチケットをダウンロード
- 当日参加
というステップが明記されています。これは、この大学祭が「事前登録制」であることを示しています。(2022年という開催時期を考えると、感染症対策などの理由が背景にあるかもしれません)。
単に「来てね!」と呼びかけるだけでなく、「どうすれば参加できるか」という具体的な手順を、ポスターの中央という目立つ位置に配置している点に、主催者側の「来場者への丁寧な配慮」が感じられます。
3. 「地図」と「SNS」に込められた配慮
ポスター下部には、地図とSNS(Twitter, Instagram)のQRコードが配置されています。地図は単なるデフォルメされた案内図ではなく、駅名、国道、コンビニ、他の大学名など、現実の目印がしっかりと描き込まれています。これは、初めて訪れる地域の人や、土地勘のない高校生などにとって、非常に親切な情報です。地図が詳細であることは、「ちゃんと案内しますよ」という主催者側の信頼感にも繋がります。
このように、このポスターは「楽しそう」な雰囲気をカラフルな色彩や曲線、イラストで演出しつつ、情報の優先順位(日時、参加方法、場所)を明確にし、見る人が迷わず行動(参加)できるように丁寧に設計されています。デザインの力で「雰囲気」と「情報」を両立させた事例と言えるでしょう。
■QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
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