

お客様提供のイラストが映えるレイアウトにこだわりました。
二人の少女が真剣なまなざしでPCを見つけるイラストは、お客様にご提供していただきました。イラストにマッチしつつ、見てほしい情報を目立たせられるよう、カラフルな文字デザインでコンテスト名を表記しています。
視認性と訴求力を高めるカラフルなタイトルデザイン
カラフルな色使いでアルファベットをデザインし、イラストのPC部分(暗い部分)にレイアウトして見やすくしてみました。イラストの色使いとは大きく異なる色をあえて組み合わせることで、互いを引き立てることができたと思います。
暗色背景と白文字のコントラストで情報を強調
文字が載る部分のイラストは暗色なので、白色の文字を組み合わせました。白いラインを下部につけて視線誘導を促し、コンテストのURLとつなげました。先進的でスタイリッシュなイメージになり、QRコードも自然な形でレイアウトができたと考えています。


緊張感を漂わせるキャラクターの表情と構図
ポスターのメインイラストには、真剣な表情で画面に向かう姿が描かれており、コンテストへの強い意気込みが伝わってきます。背後に映るコードやコントロールパネルが、プログラミングという知的な競技の雰囲気を引き立てています。キャラクターの視線や体の向きが、緊張感や集中力を強調しており、見る者に真剣さを感じさせます。
鮮やかで躍動感のあるタイトルデザインが引き立つ
タイトルデザインはカラフルで力強く、視線を引き付けるデザインになっています。鮮やかな色使いが、プログラミングの競技をエネルギッシュに表現しており、若々しいパワーを感じさせます。文字のデザインが独自性を持っており、ポスター全体の印象を引き締めています。
イベント情報を簡潔かつ見やすく配置
日程や開催場所などの情報が下部に配置されており、視覚的な負担をかけずに重要な情報が伝わるレイアウトになっています。文字サイズや余白がバランスよく整えられており、視認性が高いです。オンライン予選と決勝戦の両方が明確に記載されているため、参加者や観覧者にとって必要な情報が一目でわかります。
未来を見据えたデザインが若年層への訴求力を強化
キャラクターのイラストや配色からは、未来を感じさせるデジタル感があり、若年層の参加者に対して強い訴求力を持っています。プログラミングという現代的なテーマをポスター全体で表現し、一貫性を持たせています。最新技術に挑む若者たちの情熱を、ビジュアルを通して効果的に伝えています。
制作ポスターデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
現代のタッチにマッチしたポップなデザイン
クライアント提供のイラストを最大限活かす構図
クライアント提供のイラストを全面にレイアウトしたポスターは、イラストの現代的なタッチが、コンテストの概要やボリュームゾーンを想起させます。イラストの塗りのタッチとは少し異なる風合いのカラフルなコンテストタイトルは、一見ミスマッチ。ですがその混沌さが令和の今にぴったりフィットしていますね。Googleのトップ画面を彷彿とさせるカラフルなアルファベットは、複雑に色がミックスされていて、無数のコードが一つのプログラムを構築するプログラミングを模しているように思われます。
おしゃれなURLと二次元コードのあしらい
白いかぎかっこのようなラインの先に、URLと二次元コードが配置されているのも、スタイリッシュでクールです。特にURLはラインに溶け合うようなさりげなさが現代的ですね。イラストの暗い部分に重なっているので、白い文字の視認性は高く、小さめのフォントサイズでもしっかりと読み取れそうです。イラストの世界観を邪魔せず、しっかり必要な情報をアピールしている構図になっているのではないでしょうか。二次元コードのさりげないサイズ感もGoodです。
専門性の高いイベントポスターにおける「共感」と「情報」のデザイン

※画像はイメージです
このポスターは、特定のターゲット層(プログラミングに関心のある層、特に若い世代)に強く訴えかける要素と、イベント告知という機能性を両立させています。
既存の解説(お客様提供のイラスト、カラフルなタイトル、情報レイアウト)に加え、デザインが持つ「専門的な役割」について、さらに深く掘り下げてみましょう。
ターゲットの「当事者意識」を喚起するイラストの力
イベントポスター、特にコンテストの告知では、「これはあなたのためのイベントだ」と瞬時に感じさせることが重要です。このポスターが採用しているのは、写実的な写真や抽象的なグラフィックではなく、特定のカルチャーに寄り添ったキャラクターイラストです。
- 共感の創出: 真剣な眼差しでPCに向かう二人の姿は、まさにコンテストに参加する「挑戦者」そのものを表しています。視聴者はこのキャラクターに自分自身を重ね合わせ、「私もこのように集中して取り組みたい」「この場所(コンテスト)は自分と関係がある」という当事者意識を持ちやすくなります。
- 雰囲気の伝達: 背後に描かれたソースコードや開発環境のようなUIは、単なる背景ではなく「プログラミング」というテーマを補強する記号として機能しています。これにより、専門的で知的な「空気感」が醸成されています。
「静」と「動」の対比が作る、イベントのダイナミズム
デザインにおいて、対比(コントラスト)は最も強力な武器の一つです。このポスターは、複数の対比を意図的に用いています。
色使いの対比(イラスト vs タイトル)
- イラスト: 全体的に彩度を抑えた、紫や黒を基調とするクール(静的)な色使いです。これはキャラクターの真剣さ、内面的な集中力を表現しています。
- タイトル: 鮮やかな多色(C・M・Y・KやR・G・Bを思わせるデジタルな色)が使われ、非常に動的です。文字が弾けるようなエネルギーを放っています。
この「静かなイラスト」と「騒がしいタイトル」の組み合わせが、「真剣な戦い(静)でありながら、エネルギッシュで開かれたお祭り(動)でもある」というイベントの二面性を表現しています。
視線を誘導し「行動」に変える情報設計(UI/UX)
ポスターは、見た人に「次の行動(=応募や検索)」を起こさせて初めて目的を達成します。このポスターは、情報を整理し、視線を巧みに誘導する「情報設計」がなされています。
情報の優先順位
- 認知(アイキャッチ): まず、一番面積が大きく、感情に訴えかける「イラスト」で視線を引きつけます。
- 識別(イベント名): 次に、最も目立つタイトルで、これが何のイベントかを伝えます。
- 詳細(開催概要): 興味を持った人が知りたい「日程・場所」が、イラストの暗い部分に白抜き文字で配置され、高い可読性を保っています。
- 行動(CTA): 最後に、視線が自然と流れ着く右下(または下部全体)に、次のアクション(Webサイトへのアクセス)を促す「URL」と「QRコード」が配置されています。
既存の解説にもある「白いライン」は、単なる装飾ではなく、下部の情報エリア全体をまとめ上げ、URLとQRコードへ視線を導く「ガイドライン」として機能しています。これにより、視聴者は「見る」から「行動する」へとスムーズに移行できるのです。
タイポグラフィ(書体)が支える世界観
タイトルと情報テキストで、あえて異なる書体(フォント)を選ぶことも、デザインの重要な戦略です。
- タイトル: 太く、やや丸みを帯びた力強いゴシック体(サンセリフ)です。これは「クイーン」という言葉の持つ権威性や強さ、そして「2023」という数字の持つ現代的な響きを支えています。カラフルな色使いと相まって、ポップでありながらも確かな「存在感」を放っています。
- 情報テキスト(日程など): タイトルとは対照的に、読みやすさ(可読性)を最優先した、クセのないスリムなゴシック体が選ばれています。これにより、イベントの信頼性や正確性を担保しつつ、タイトルの邪魔をしていません。
もし情報テキストまでタイトルと同じ書体だったら、全体が騒がしくなり、肝心な情報が読み取りにくくなっていたでしょう。この「役割分担」が、ポスター全体の完成度を高めています。
■QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
※掲載のポスター・パネルは実際の内容や最新情報と異なる場合がございます。※掲載しているパネル / ポスターデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際の用途・サイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。
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