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AIがもたらす驚異的な進歩

こんな時代だからこそ、Webサイト作ろう!

先日のAdobe MAXで目の当たりにした最新技術の数々。AIがもたらす驚異的な進歩に期待が溢れる一方、専業デザイナーとしての将来に不安を感じずにはいられませんでした。この進化が、必ずしも専業デザイナーという仕事の終わりを意味するものではないと思います。加速する技術進化の中で、新たな可能性への扉が開かれるかもしれません。

とはいえ、AIが急速に発展する時代は、新しいことを学ぶのに強いモチベーションがいりそうです。「自分が必死に獲得した技術が、ある日を境にAIに塗り替えられてしまうかもしれない。」こんな不安を抱えながら、やるべき事を探すのはタフな感じがします。

 

厳しさを増す生存競争

AIとの競争

AIの進化によってデザイン業界の競争は一層激しくなるでしょう。今まで当たり前だと思っていた仕事のやり方や、顧客との関係性が、大きく変わる可能性があります。

もしかすると、既存の顧客とのんびりと仕事を続けていけるという考えは、もはや幻想に近いかもしれません。AIによって、今日まで築き上げてきた基盤が、明日には崩れ去ってしまうかもしれないからです。このような状況下で、僕たちは何をすべきなのでしょうか。

 

さぁ、Webサイトを作ろう…

Webデザイン

僕は、今こそ自分自身のWebサイトを持つことが重要だと考えています。SNSやnoteなど、様々な情報発信に利用できるサービスが存在する中で、「今さらWebサイト?」と思う方もいるでしょう。確かに、こうした便利なサービスを活用することも大切です。しかし、自分自身のプラットフォームとしてWebサイトを持つことには、他にない価値があると考えています。

変わらぬニーズと新たな顧客層

どれほど便利な技術が生まれ、数クリックでデザインができるようになったとしても、「面倒くさいから誰かにやってほしい」というニーズは必ず存在します。そして、そういったニーズを持つのは、往々にして余裕のある企業クライアントです。

これからは、フリーランスのデザイナーも、そういった企業にアプローチしていく必要があります。そこで重要になるのが、自身のWebサイトなのです。単なるポートフォリオサイトではなく、オウンドメディアとしての機能も持たせ、積極的に情報発信をしていくべきでしょう。

オンラインでの信頼構築

オンライン上で信頼を勝ち取ることができれば、デザイナーとしての活躍の場はまだまだ広がります。自身のWebサイトを通じて、専門知識や独自の視点を発信し続けることで、潜在的なクライアントに対して自分の価値をアピールすることができます。

また、AIツールの使い方や最新のデザイントレンドについての情報を共有することで、技術の進化に取り残されないデザイナーとしての姿勢を示すこともできるかもしれません。

 

まとめ – 変化を恐れず、適応しよう

変化への適用

AIの発展は、確かにデザイン業界に大きな変化をもたらします。ただ、デザインという仕事の完全消滅を意味しません。できる限りポジティブに、新たな可能性を探る絶好の機会と捉えたいですね。

自身のWebサイトを持ち、積極的に情報発信を行うことで、変化の波に乗り遅れることなく、むしろその先頭に立つことができる可能性も生まれてきます。

変化を恐れず、むしろそれを糧に成長していく。そんなしなやかさこそが、これからのデザイナーに求められる資質なのかもしれません。

 

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グラフィックデザインを中心とした小さなデザイン事務所を経営しています。スタッフや外部のデザイナーさん・ライターさんに助けられながら、コツコツと地道に仕事をする日々が気に入っています。パッケージメーカーのデザイナーとして新卒入社→美容系のベンチャーに転職→家庭用品メーカーに転職...という流れを経て、その後独立しました。フリーランスデザイナーとして、10年以上の経験から学んだことや雑記をブログにしています。情報発信が趣味に近く、それが興じてPhotoshop関連の本を出版したり、noteを執筆したりしています。