AMIXが運営するASOBOADで、写真からシームレステクスチャを作る無料ブラウザツール「シームレステクスチャ工房」を公開しました。壁や地面、布、木目などの写真を読み込み、その一部を繰り返し配置できるタイル画像に仕上げられます。

写真の一部を、広い面に使える素材へ

写真を四角く切り抜いて並べると、左右や上下の境目で明るさや模様が食い違います。境目を整えた後も、暗い部分や一つだけ目立つしみが等間隔に現れると、同じ画像の繰り返しが分かってしまいます。

シームレステクスチャ工房は、端どうしをつなぐ処理に加えて、明暗のムラや目立つ模様を調整できます。Webサイトの背景、3DCG・ゲームの床や壁、印刷物の地紋など、同じ素材を広い面へ敷き詰めたいときに使えます。

素材に合わせて選べる4つのつなぎ方

写真を読み込むと、素材に使えそうな範囲を最大4つ提案し、最初の候補からタイルを作ります。範囲は手で動かす・広げる・回すことができ、斜めから撮った壁や床は四隅を動かして遠近を補正できます。

つなぎ方は「再構成」「縫い合わせ」「なじませ」「鏡」の4種類です。小片を並べ直す再構成は不規則な質感に、模様の周期を探す縫い合わせはれんがやタイルに向いています。ふだんは「おまかせ」で作り、結果を見て切り替えることもできます。

ムラや目立つ模様を調整し、バリエーションも作成

「ムラ取り」で大きな明暗の波を弱め、「消しブラシ」で気になるしみや節をなぞって、タイル内の似た部分へ置き換えられます。元画像で使いたくない場所を塗って指定する機能も用意しました。

バリエーションは2・4・8枚から選べます。外周をそろえたまま内側を変えるため、異なるタイルを混ぜて配置できます。プレビューは「平面」「床」「球」に切り替えられ、「格子」「目を細める」「目立つ箇所」で修正したい部分を確認できます。

画像と3D用の簡易マップを書き出し

タイルは512・1024・2048・4096pxから大きさを選び、PNG・JPEG・WebPで保存できます。スマートフォンでは2048pxまで、WebP非対応のブラウザではPNGで保存します。2×2〜4×4に敷き詰めた1枚の画像も書き出せます。

ノーマル・ハイト・ラフネスの付属マップも作れます。写真の明るさを高さとみなして計算する簡易版なので、実物の凹凸を正確に復元するものではありません。付属マップはPNG、バリエーションなど複数のファイルはZIPにまとめて保存できます。

無料・登録不要で、画像は端末内で処理

  1. 写真を選ぶか、「見本で試す」からしっくい壁・れんが・木目を選びます。
  2. 使う範囲とつなぎ方を確認し、ムラや目立つ部分を調整します。
  3. 敷き詰めたプレビューを見て、大きさと形式を選んで保存します。

インストールや会員登録は不要です。画像処理はブラウザ内で行い、読み込んだ写真や作成したテクスチャをサーバーへ送信しません。動作にはWebGL2に対応したブラウザが必要です。

作成物の利用条件は、元画像の権利に従います。ご自身で撮影した写真や、商用利用・加工が認められた素材を使う場合は、その条件の範囲で商用利用できます。詳しい操作は使い方のページをご覧ください。