このブランドはどんなブランドだろう?このサービスはどんなサービスだろう?そんな疑問をもった時、多くの人がスマホやPCからWEBブラウザを開いて、検索をかけるでしょう。
そこで、ユーザーとの出会いを演出し、素敵な第一印象を与えるためのデザインがWebサイトには常に求められています。今回は、海外デザイナーによる、明確なコンセプトで見る人に強烈な印象を残すWebサイトのデザインを一緒に見ていきましょう。(※紹介する Webサイトのデザインは当サイトの制作事例ではありません)
和風の素材とパーツ選びで一体感を生み出すWebサイトデザイン作例
Webサイトのデザインを見る
ベラルーシのデザイナーDiana KlimovichさんによるWebサイトデザイン。お餅を使ったスイーツのWEBショップで、JAPANESE DESSERTというコピーを打ちだし、日本を連想させる素材をたくさん使用しています。
こけしといえば「黒い髪の毛に赤い模様」というのが一般的なイメージですが、パステルカラーのこけしを使うことで、商品やサイトのカラーと共存させ、デザインに一体感を持たせています。
また、花鳥風月を思わせるパーツや素材が演出するナチュラルな印象は、食品としてとても重要な安全性の表現に繋がっているでしょう。白を基調とすることで生まれるシンプルで洗練された印象も、とても効果的に作用しています。
モノクロのイメージで機能美と高級感を演出するWebサイトデザイン作例
Webサイトのデザインを見る
ウクライナのデザイナーGleb Samkoさんによる、自転車を販売するWebサイトのデザイン。メインのイメージをモノクロで統一し、同じくモノクロの写真をメインに配置することで、商品である自転車に無駄のない機能美という印象を演出しています。
各パーツにフォーカスした写真も、全てモノクロの写真を使用することで同様の効果を発揮し、商品の価値を高めています。
また、それとは逆にシュチュエーションのある写真はカラーにすることで、商品を手にした先にある体験を連想させ、彩ることで購入後のポジティブなイメージを増幅させています。空間を大きく使った美しいレイアウトにより演出される高級感も、商品の価値を高める効果を発揮しているでしょう。
体験を連想させて商品価値を底上げするWebサイトデザイン作例
Webサイトのデザインを見る
ロシアのデザイナーКатя КислаяさんによるジュエリーのWebサイトデザイン。ハンドメイドのジュエリーと親和性の高い、手描き風のパーツを使用し、一体感を演出すると共に、ハンドメイドという商品の価値に自然とフォーカスするデザインとなっています。
ジュエリーだけの写真ではなく、つけている人やシュチュエーションの素材を多用することで、どんな素敵な時間が過ごせるかという体験を連想させるデザインがとても印象的です。
全体的に色調を抑えた南国の鮮やかな写真と調和させる絶妙なカラーコントロールも、注目ポイントのひとつとなっています。
海外デザイナーによる、明確なコンセプトで商品価値を演出するWebサイトのデザインをご紹介させていただきました。
まだ消費者が気付いていない商品の価値を伝え、商品と消費者を強力に繋げるWebサイトデザインの数々は、デザインが持つ力を再認識させてくれるでしょう。