PRINT DESIGN — FLYER
チラシ制作事例 – マーチング・吹奏楽団のコンサートチラシデザイン





ユニフォームのデザインとリンクしたコンサートの告知チラシデザインです。
紫の生地に黒の襟や袖が映えるマーチングバンドのユニフォーム。このクラシカルで品のあるデザインを基にチラシのデザインを考案しました。
演奏風景と団員のレイアウト
上段は、黒をベースに、演奏風景をユニフォームの襟のようにトリミングして挿入し、下段は、濃淡で分けた紫を背景に、切り抜いた団員を配置し動きのある紙面を構成しています。
特別ゲストのハイライト
ゲストは下段右側に、写真付きの特別ゲストを筆頭にまとめ、上段下段の境目に美しいドレスを着たダンサーを切り抜きで入れることで、上下のつながりをスムーズにし、一体感を出しました。
明るく元気なタイトル文字
震災の被災地でのコンサートということもあり、テーマの「みんなで元気に!」を象徴するため、タイトルの文字は元気で明るいイメージのものをセレクトしています。

被災地コンサートという文脈が要求するデザインの温度調整
「格調」か「親しみ」かの先にある選択肢
演奏会のチラシでは「格調高く仕上げるか」「親しみやすくするか」が最初の分岐点になることが多いです。しかしこのコンサートは震災の被災地で開催されるという背景があり、どちらかに振り切るだけでは不十分でした。テーマ「みんなで元気に!」を体現するため、書体には跳ねるような丸みのあるフォントを選び、色も落ち着いた紫をベースに暖色のアクセントを差しています。
ユニフォームの形をチラシに落とし込む発想
上段で黒地にマーチングバンドの演奏風景を「制服の襟」のようなラインで切り抜いた手法には、ユニフォームと紙面デザインをリンクさせる狙いがあります。この三角形のトリミングがなければ、演奏写真はただの横長画像として収まっていたでしょう。マーチングバンドらしい「きちんとした装い」を紙面の構成にまで拡張した、細やかな仕掛けです。
切り抜き写真で生まれるレイヤー感
下段では団員を切り抜いて紫の背景上に配置し、背景色の濃淡を変えることで奥行きのある紙面をつくっています。ゲスト情報は右下に写真付きでまとめ、さらにダンサーの切り抜きを上下セクションの境目に置いてつなぎの役割を持たせています。情報量の多いチラシでも視線が自然に流れるよう、要素ひとつひとつに導線上の役割が与えられた構成です。
制作フライヤー・チラシデザイン に対する感想
VOICE ※第三者による感想です写真の使い方や配置が絶妙なチラシ
独特の配色が生む雰囲気
マーチングバンドの衣装や楽器に合わせた配色が綺麗ですね。全体に暗めの配色ですが、アクセントとしてゴールドを入れることで暗いだけではないスペシャルな印象になっています。ブラックとパープルは大人っぽい落ち着いた印象を受ける色ですが、写真のコントラストを少し強くしたり、背景にグラデーションを使用したりすることで、楽しげな雰囲気も感じ取ることができます。
遊び心と機能性を併せ持つテキストデザイン
文字の配置等はわかりやすさを優先したデザインになっていますが、タイトルのフォントなどが特徴的で遊びのあるものなので堅苦しさは感じません。また、水色の衣装を着たダンサーの振り上げた腕が上部の黒い三角の頂点に向かっているのも美しく、配置のうまさを感じます。この写真を入れることで動きも生まれて全体のポイントになっているのも良いですね。
衣装をテーマにしたユニークな着眼点
衣装をデザイン全体のテーマとして使用するという着眼点が面白く、自分もデザインする際には参考にしたいと感じました。
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