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デザイン事務所

コツコツ努力する事の危険な満足感について考えてみました。

コツコツと努力することはとても大切だと思います。

うちの仕事で例えるなら、デザインの技術や知識、SEOのテクニック、集客に関する分析など…これらは一朝一夕で体得し難いものです。自分で色々と触って、トライアンドエラーを繰り返しながら、自分なりの回答を導き出すものだと思います。

 

遅くまでデザインを頑張る

ただ、「自分は毎日こんなに努力しているのだから、結果につながるだろう」と考えて頑張るのはまずいと思っています。

 

裏切られる努力もあるからです。大体は努力の方向の間違いや、全くニーズの無いことに労力を注いでしまったりと、原因がある事が多いのですが、それも基本的にはトライしてみないと分からないです。

どこかで「あ、この努力意味ないかも」と思ったら退くことが大切だと思います。「ここまで耕した畑だから、芽の一つでも出て欲しい」という気持ちを振り払うのが大変なんですけどね…。

でも、自分が注げる努力の量は限られていると思いますし、「ここは伸びるかもしれない」と思うところに思いっきり力(時にはお金)を注ぐことが大事だと思っています。コツコツ何かすること自体に価値があるわけではなく、価値のあることならコツコツやるべきだし、成果が出たらグッとギアを上げるべきだと思う。

 

石の上にも三年という。しかし、三年を一年で習得する努力を怠ってはならない。 -松下幸之助

 



グラフィックデザインを中心とした小さなデザイン事務所を経営しています。スタッフや外部のデザイナーさん・ライターさんに助けられながら、コツコツと地道に仕事をする日々が気に入っています。パッケージメーカーのデザイナーとして新卒入社→美容系のベンチャーに転職→家庭用品メーカーに転職...という流れを経て、その後独立しました。フリーランスデザイナーとして、10年以上の経験から学んだことや雑記をブログにしています。情報発信が趣味に近く、それが興じてPhotoshop関連の本を出版したり、noteを執筆したりしています。