デザイン事務所AMIXは、ロゴをもとにブランドガイドラインを半自動で作成できる無料Webツール「LOGOGUIDE」を公開しました。SVGまたはPNGのロゴを読み込み、ブランド名や指定色、書体、ロゴの使い方を整えて、16:9の横長スライドとしてまとめられます。

ロゴの扱いを8ページの構成で整理

用意されているのは、表紙、理念、ロゴ、余白と最小サイズ、カラー、タイポグラフィ、使用禁止例、奥付の8ページです。必要なページを選んで書き出せるため、ロゴ納品時の補足資料から、社内で共有するブランドの規定集まで、用途に応じて構成を絞れます。

ロゴの色を抽出するほか、モノクロ版や白抜き版、余白の図、使用禁止例の作成を補助します。正規のモノクロ・白抜きロゴを持っている場合は、それぞれのデータを指定して優先的に使用できます。最初は「デモ用ロゴで試す」から、素材を用意せずに操作を確認できます。

LOGOGUIDEで生成した余白と最小サイズのページ例

指定色や書体を確認し、6つのテーマから選ぶ

ブランド名、ステートメント、カラー、書体名、最小サイズなどは編集できます。文書の見た目は、MINIMAL、NOIR、EDITORIAL、STUDIO、FLOW、PRISMの6テーマから選択。FLOWとPRISMには、ページ内の要素が順に現れるアニメーションがあります。

自動抽出された色は確認用の目安です。特にPNGでは輪郭のなじませ部分の色が候補に入る場合があります。正式なブランドカラーが決まっている場合は、そのカラーコードに修正してください。余白や最小サイズも用途に合わせて見直し、CMYKの近似値は印刷時の色校正で確認する必要があります。

単体で開けるHTMLと、再編集用JSONを保存

完成したガイドラインは、LOGOGUIDEのサイトに依存せず開けるHTMLファイルとしてダウンロードできます。社内サーバーや共有フォルダに置く、メールで送る、といった共有が可能です。PDFが必要な場合は、ダウンロードしたHTMLをブラウザで開き、印刷機能の「PDFに保存」を使います。ツールから直接PDFを書き出す方式ではありません。

あとから編集する場合は、ガイドラインHTMLとは別に、プロジェクトをJSONファイルで保存してください。このJSONを「開く」から読み込むと作業を再開できます。書き出したHTMLをそのまま編集画面へ戻すことはできません。

ロゴ納品や、組織内のルール共有に

ロゴの納品に使い方の説明を添えたいとき、資料ごとにばらつく色や余白を揃えたいとき、個人ブランドやサークルのロゴを共有するときなどに利用できます。登録不要で、ロゴの解析と生成はブラウザ内で処理され、入力したロゴはサーバーへ送信されません。生成した文書は商用案件の納品物としても利用できます。