PRINT DESIGN — POSTER
ポスター制作事例 – アーティストの躍動感あるアートワークデザイン






楽しげな鳥達との演奏会を描いた、アーティストのポスターデザインです。
天から地上に向かってのびるビル群が地球ではないどこかである事を想像させてくれます。自然と人工物の対比がポスターにインパクトを生み、女性の演奏しながら舞う姿がより印象的に映ります。スカートが液体のように変化していく様も、ポスターのデザインに面白みを与えています。



「プロモーションであることを感じさせない」ポスターが宣伝になる逆説
第三者が「プロモーションであることを感じさせない」と評したこのポスターは、広告臭を消すことで逆に宣伝効果を最大化しています。現代の消費者は広告に対して防御壁を持っていますが、「アート作品」として受け取られるポスターはその壁をすり抜けます。
アコーディオンを奏でるアーティスト、飛び立つ鳥、古びた木造の室内 — これらの要素が構成する世界観は、見る人に「この人の音楽を聴いてみたい」という自発的な興味を生みます。命令的な「聴いてください」ではなく、好奇心を自然に喚起するデザインです。
ワンピースの裾が水滴に変わるデザイン — 「音楽は空気中に溶ける」を視覚化
白いワンピースの裾部分が絵具の水滴のように変化するデザインは、音楽が空気中に溶け出していく瞬間を視覚化しています。衣装が空間に溶け込む表現は、アーティストと環境の境界が曖昧になる — つまり「音楽と一体化する」という没入体験を比喩的に描いています。
古びた木造の部屋×都会の風景という「矛盾」が想像力を刺激する
窓の奥に見える都会の風景と手前の古びた木造の内装の対比は意図的な矛盾です。この「ここはどこだろう?」という違和感が見る人の想像力を刺激し、ポスターの前で立ち止まる時間を延ばします。立ち止まる時間が長いほど、アーティスト名や情報が記憶に残る確率が上がります。
制作ポスターデザイン に対する感想
VOICE ※第三者による感想ですナチュラルな雰囲気の室内で音をかなでる、躍動感溢れるデザインのポスターですね。
アーティストのアートワークなので、音を感じることができるように、アコーディオンを持っている姿が印象的です。白の清楚なワンピースは、スカートの裾部分を絵具を落としたような水滴に見立てており、瑞々しさと爽やかさが演出されています。また、注目したいのは、木材で作られた部屋です。少し時間が経って古びた雰囲気の内装と空の奥に映される都会の風景のアンバランスなマッチングが効果的です。
また、ナチュラルな雰囲気を盛り上げるように、可愛らしい鳥たちがいます。1羽は空に飛び立つような素振りを魅せており、ワンピースの裾の水滴と合わせて、動きのある躍動感ある雰囲気が伝わってきます。柵の間から見えるのは青々とした美しい森の姿であり、ここだけは、しっかりと原色使いとなっているので、デザインポスターのアクセントとしてバランス良く際立っています。アーティスト名のフォントもシンプルで、さりげなくバイアスに傾かせてニュアンスを出し、動きを表現しています。夕暮れ、朝焼けにも見えるような幻想的な世界感が、アーティストの持つ雰囲気を良く表現できているのではないでしょうか。
VOICE ※第三者による感想ですプロモーションであることを感じさせないポスターだと思いました。
通常アーティストのポスターデザインを作る場合には、イベントやコンサートの宣伝などで作成されることが多くなっていますが、この場合にはアーティストの名前のみが記載されており、他の文字は全く使用されていません。文字が使用されていないので、イベントの告知やコンサートの告知ではないことはすぐにわかります。全体が空想の世界になっているので、実際にありえない背景になっているのも幻想的でよいでしょう。鳥が描かれていることで、自然の豊かさが感じられます。森の中にたたずんでいる木の家というのも、古き良き時代を感じさせてくれるように思えます。
また、高層ビル群が逆さまになっていることで、このような豊かな自然が、のちにはこのような高層ビル群に代わっていくことを予測しているような感じがします。水のような衣をまとっていることで、よりアーティストの印象が強くなりますし、涼しげでさわやか、そして清潔感がしっかりと出ているように思えます。
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