PRINT DESIGN — POSTER
ポスター制作事例 – 企業合同説明会のポスターデザイン






力強いメッセージを伝える企業説明会のポスターデザインです。
「1000」と「100」という具体的な数字が目を引く力強い企業理念を前面に出したリクルーティングポスターデザイン。一枚目では、その数字を赤でデザインし、モノクロ写真と合わせることで、さらにインパクトを強めています。
黒と赤の組み合わせの力
黒と赤の組み合わせは、強い意志や情熱を感じさせ、新入社員に伝えたい企業の強い想いを表現しています。
若手社員の活力 -「チャレンジ」をテーマとした表現
二枚目は、若手社員の写真を中心に構成した「チャレンジ」をテーマにしたポスターデザイン。若いエネルギーが迸るさまざまなカットを組み合わせ、活気あふれる社風と仕事に遊びに全力投球する社員像を伝えています。
二つのポスターが示す熱意と姿勢
二枚のポスターデザインを通して見えるのは、情熱あふれる企業の姿勢。現場で生き生きと働く社員やオフでも全力で遊ぶ社員たち。企業の人や仕事に対する姿勢をアピールすることで、理念に共鳴する人材発掘をサポートしています。



企業理念や雰囲気を伝えるポスターデザインのポイント
企業理念や会社の雰囲気を伝えるポスターデザインを制作する上で重要なのが「印象付けること」です。企業の掲げているビジョンや理念。そして実際にどのような雰囲気で仕事をしているのか?を視覚的に感じてもらうためには、力強いメッセ―ジをさらに力強く見せるためのデザインが必要になります。力強いメッセージをさらにブラッシュアップすることで、ポスターが発信しているメッセージや熱が伝わりやすくなるでしょう。
効果的に「印象付け」するためのデザイン手法としては主に次の2つが挙げられます。
- カラーコーディネート
- 数字のフォント
カラーコーディネート
どのような制作物でも最初に考えるべきはカラーコーディネートです。テキストや写真などの素材とご依頼者様のニーズを考慮してカラーコーディネートを決定します。ポスターの背景やフォント、差し色などを3色~4色程度でまとめます。
作例では赤と黒と白の3色をベースに制作しました。誠実さをイメージさせる白をベースに力強い黒と赤のフォントでシンプルにコーディネートしています。写真を白黒とカラーの2種類にすることで、ポスターのカラーテーマが統一され、より洗練されたデザインになるように心がけました。1枚目と2枚目のポスターのカラーを統一したことで、より印象に残りやすくなるでしょう。
数字のフォント
数字は重要なデザイン素材になります。数字の見せ方ひとつで印象付けが大きく変わります。作例では、1枚目の企業理念ポスターに「1000」と「100」というシンプルな数字をゴシック体で配置しました。フォントカラーを赤くすることで、企業にとって重要な数字であることをPRしています。
2枚目は手書き風の数字フォントです。書いているテキストは1枚目と同じ内容なのにかかわらず、まったく違う印象を受けます。手書き風フォントはポップさや楽しさが伝わりやすいフォントです。会社の楽しそうな雰囲気が伝わりやすくなるようにフォントデザインはあえて別々になっています。
制作ポスターデザイン に対する感想
VOICE ※第三者による感想です数字のインパクトが見る人の心に印象づけられるポスターデザイン
モノクロの写真に存在感のある数字がデザインのポイント
硬質な印象のモノクロ写真に大きくレイアウトされた数字。1000や100はただでさえインパクトの大きい数字ですが、赤色を使ってあらわされることでよりくっきりと鮮明に心に刻みつけられます。右下の写真はカラーなので、シリアスになりすぎないところもよいバランスですね。空や観葉植物が写り込んでいるので、とても明るい雰囲気のポスターになっています。
黒い背景色に小さめテキストからみなぎる格式と自信
ポスター左下には、企業理念とメッセージ、ロゴがレイアウトされています。一見すぐには読めないような小さなサイズのテキストですが、それが却って格式ある雰囲気に。エレガントなフォントが黒い背景に美しく映えています。ロゴに使われている赤色と、数字の赤色がリンクしているので画面がピシリと引き締まりますね。黒色をベースに白色、赤色と個性の強い色同士を組み合わせていますが、モノクロ写真の濃淡が緩衝材の役目を果たしているように感じられます。
数字をデザインの「主役」にするリクルーティングポスター
具体的な数字が持つ説得力と注意喚起の効果
作例の最大の特徴は、「1000」と「100」という数字が紙面の中で圧倒的な存在感を持っている点です。数字は、テキストの中でも特に目に留まりやすい情報です。人の視線は文章の中に数字があるとそこに吸い寄せられる傾向があり、広告やキャッチコピーの分野では「数字を入れると注目度が上がる」と言われることがあります。
企業理念を文章で長く語るよりも、核となる数字を大きく見せることで、「この企業は何を目指しているのか」がダイレクトに伝わります。就職説明会のブースを回る学生は限られた時間で多くの企業を見比べるため、瞬時に印象に残るかどうかが重要です。
赤×黒×白——3色に絞ったカラーコーディネート
作例では赤・黒・白の3色のみで構成されています。色数を絞ることで得られるのは「メッセージの強度」です。多くの色を使うと賑やかにはなりますが、情報の優先順位が曖昧になりがちです。3色に絞ることで、赤い数字が「最も重要な情報」として際立ち、見る人の視線を確実にキャッチします。
1枚目のモノクロ写真も、この3色ルールの中で機能しています。カラー写真を使うと写真自体の色が赤い数字と競合してしまいますが、モノクロにすることで赤い数字だけが唯一の有彩色として浮き上がる構造が生まれています。ただし、右下に配置されたカラー写真(空や観葉植物が写った明るいカット)が、モノクロだけでは重くなりすぎるポスター全体の印象を柔らかく緩和しています。
2枚のポスターで「理念」と「人」を分担して見せる
1枚目は企業理念を数字とモノクロ写真で力強く表現し、2枚目は若手社員の写真を使って「チャレンジ」をテーマにした活気ある構成。この2枚が並ぶことで、「こんな志を持つ企業で、こんな人たちが働いている」という情報が一組のセットとして伝わります。
採用ポスターを2枚一組で制作する手法は、1枚ではカバーしきれない「理念」と「雰囲気」という2つの訴求軸を両立させる有効な方法です。2枚目には仕事中だけでなくオフで全力で遊ぶ社員の姿も含まれており、ワークライフバランスへの関心が高い若手世代に対して「仕事も遊びも本気」というメッセージを伝えています。
フォントを変えることで同じ数字の印象が変わる
1枚目と2枚目で同じ数字(1000、100)が書かれているのに、フォントが異なるという点も興味深い点です。1枚目はゴシック体の赤い数字で力強さを、2枚目は手書き風フォントでカジュアルな印象を与えています。同じ内容でもフォントを変えるだけで「企業としての真剣な決意」と「社員個人のワクワク感」という異なるニュアンスを表現できます。フォントの選択がメッセージの温度を変えるという、デザインの基本でありながら見落とされがちなポイントを体現した好例です。
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