PRINT DESIGN — POSTER
ポスター制作事例 – 発想力とリーダーシップを学ぶイノベーションラボのポスターデザイン






知的な表現で次世代のビジネスパーソンの育成をイメージした異業種セミナーのポスターデザインです。
ズラリと並ぶ電球の中で、一つだけ光を放ち横に揺れる電球。革新的なアイデアや、集団の中でのリーダーシップをイメージできる写真をメインビジュアルに据えました。電球の背景になっているブルーとブラックを基調にし、知的でクールな雰囲気で全体をデザインしました。
未来を感じさせるフォントデザイン
タイトルとキャッチコピーは、カクカクとした未来をイメージさせる斬新なフォントでデザインし、メインビジュアルと合わせ、インパクトのあるタイトル回りを形成しています。
詳細情報の効果的な配置
下段は、ブラックをバックにブルーの帯で見出しをシャープにデザインし、セミナーの目的や内容、求められている人材について詳しく記載しました。ターゲットをビジネス層に絞り、知的なビジュアルで好奇心を刺激する、セミナーの開催告知を目的とした戦略的なポスターデザインです。


異業種交流人材育成セミナーのポスターを作成するときに気を付けたいこと
イノベーションを生み出すために必要不可欠なものとして、多くの企業が異業種交流セミナーなどに注目しています。社内のリソースではなかなか得られない情報や社会問題に触れることは、新しい事業を生み出すイノベーターの育成にもつながります。他業種との交流で世界も広がり、人脈づくりに役立つというメリットも。社会人経験が長くない人にとってはコミュニケーション能力が培われるなど学べることは豊富です。
シンプルなデザインでセミナーの内容に焦点を当てる
人材育成などを目的とした異業種交流セミナーのポスターを作成するときには、今社会でもとめられている人材やその理由、セミナーの内容を明確にして、より多くの企業やビジネスパーソンに興味をもってもらうことが大切です。
作例では、デザインを極力シンプルに抑え、ビジネスライクな落ち着きのあるカラーや、会社のウェブサイトに使われているカラーなどを使用しました。写真はイノベーションを連想させる電球を使用し、シンプルに人材育成セミナーの内容を表現しました。
写真やイラストよりも文字を多めに
作例では、文字を多めにすることで知的好奇心のあるビジネスパーソンを惹きつけるような内容になっています。一番目立たせたい大見出しの部分には斜めのラインを配置し、スタイリッシュに目立たせるよう工夫しました。
制作ポスターデザイン に対する感想
VOICE ※第三者による感想です限定したターゲットだけに、期待感を抱かせるポスター作成例
魅力的なシンプルさ
ブラックを基調とし、白い文字を細かく配置したデザインはどこか近寄りがたいもの。万人受けする安心感や分かりやすさを、あえて取り去ったかのように感じました。
光と闇の対比
全体的に暗い画面の中にいくつもの電球を配置し、たった一つだけ灯りを付け、今まさに動き出したかのようにフワっと揺らしています。暗闇の中の光、静の中の動、誰もが注意を引きつけられてしまうでしょう。タイトルでもキャッチコピーでもなく、抽象的なモチーフ一つで関心を引き付ける、スマートなポスターだと思いました。
新しいリーダーシップのビジョン
ビジネスをテーマにしながらも、従来のものとは異なる育成セミナーにふさわしい表現。先の未来を見据えた、新しいリーダーシップを求めている人に期待感を抱かせてくれそうです。
クールなカラーの選択
写真のようなビジュアル要素を最低限に抑え、文字情報を増やしたことでビジネスシーンらしさを表現していると思います。電球で照らされた背景のカラーと同じクールなブルーをアクセントにし、セミナーの要点が整理されているため理解はしやすいもの。一つだけ光る電球は「発想力」という意味だけでなく、育成によってレベルアップした「特別な人材」を想像する人もいるのではないかと思いました。
「ターゲットを絞る」ためのビジネスセミナーポスター設計
あえて「万人受けしない」デザインを選ぶ理由
このポスターを見たとき、多くの人は「なんだか取っつきにくい」と感じるかもしれません。暗い背景に並ぶ電球、角張った未来的なフォント、ブルーとブラックに抑えた色彩——いわゆる「親しみやすさ」や「明るさ」とは対極にあるデザインです。
しかし、この取っつきにくさこそが意図されたものです。異業種交流型の人材育成セミナーのターゲットは、経営課題を自覚している企業担当者や、自らのキャリアアップに意欲的なビジネスパーソンです。カラフルで賑やかなデザインにしてしまうと、気軽なネットワーキングイベントと混同される恐れがあります。あえてクールでストイックな印象に振ることで、「本気で学ぶ場」であるという空気感を、ポスターを見た段階で伝えています。
電球の写真が示すメタファー
メインビジュアルに選ばれた「暗闇に並ぶ電球の中で、一つだけ光り揺れている」という写真は、複数の意味を重ねたメタファー(比喩)です。
光る電球は「新しいアイデア」を象徴する最も古典的なビジュアル表現の一つですが、作例で重要なのは「他の電球は消えている」という点です。これは、集団の中で自ら考え行動できるリーダーの育成というセミナーのテーマを暗示しています。一つだけ光る電球は「多くの中から頭一つ抜け出す人材」を象徴しており、セミナーが目指す到達点を一枚の画像で伝えています。
文字情報を「あえて多め」にする判断
ポスターデザインの定石として「テキストは少なく、ビジュアルで語る」という考え方がありますが、作例ではその逆のアプローチが取られています。セミナーの目的、期待される人材像、プログラムの内容など、文字情報が比較的多く配置されています。
これは、ターゲットであるビジネスパーソンの行動特性を考慮した判断です。ビジネスに真剣な層は、ビジュアルの雰囲気だけでは参加を決めません。「具体的に何が学べるのか」「どのようなプログラムなのか」という情報を読み込んだ上で判断する傾向があります。文字を多めに配置することは、一般的には読みにくさにつながりますが、ターゲットの知的好奇心に訴えかけるという意味では理にかなった選択です。
ブルーの帯による見出しデザイン
下段の情報エリアでは、ブルーの帯状デザインで見出しを区切っています。暗い背景に対してブルーの帯がシャープに入ることで、「ここから詳細情報が始まる」という切り替えのサインになっています。帯のデザインは細くシャープに仕上げられており、スーツの袖口やネクタイのストライプのような、ビジネスファッションに通じるキレの良さを感じさせます。
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