PRINT DESIGN — POSTER
ポスター制作事例 – タイ古式マッサージ店のポスターデザイン






オリエンタルな癒しのイメージでデザインしたタイ古式マッサージ店のポスターです。
癒しの空間をイメージし、花や光で彩った温かな画像を背景に、やさしく周りをぼかした施術イメージの写真を丸くトリミングしてふわふわと配置しました。
ボタニカル柄とゴールドの組み合わせ
ヘッダー部分は、品の良いボタニカル柄を地紋にし、ゴールドのグラデーションで格式高くデザインしています。左上の紺と赤のフラッグがポスター全体のデザインを引き締め、文字や装飾に使っている神秘的な深いブルーと呼応しています。
深いブルーの活用と赤のアクセント
全体にラグジュアリーなイメージと癒しのイメージを両立し、古くから伝わるタイ式マッサージの奥深さをオリエンタルな雰囲気で表現しました。メニューと価格帯は明瞭に表示し、初回割引を大きく案内することで、初来店のお客様が入りやすいように配慮しています。


タイ古式マッサージ店のポスターを制作するときのポイント
タイの伝統医療のひとつであるタイ古式マッサージの原型は2,500年前にもさかのぼると言われており、とても伝統と格式高いマッサージです。そんなタイ古式マッサージ店のポスターを制作するときには、格式高いオリエンタルの雰囲気と癒しの空間を表現することがポイントです。
癒しの空間をポスターで表現
タイ古式マッサージ店のポスターを制作するときには、オリエンタル感あふれる癒し空間をポスターで表現したいものです。また、ロゴやフラッグのあしらいで格式高さやラグジュアリーな雰囲気を出すことも可能です。
作例では、オリエンタルな雰囲気あふれるロータスをやさしいトーンで背景に配置することで、品格のある癒し空間を表現しています。施術の様子などはエッジをファジーに切り抜いた画像で。青、白、赤のフラッグで格式高い雰囲気に仕上げています。
引き締めカラーで大切な部分を目立たせる
店名や電話番号など目立たせたい重要な部分は、引き締めカラーで目立たせましょう。膨張色を背景に使用しているときには、濃いめのブルーなどを使用すると文字を目立たせることができます。
作例では、神秘的な深いパシフィックブルーを文字に使用。お客さんに一番知ってほしい情報を目立たせる工夫が施されています。深いブルーは背景のゴールドのグラデーションとの相性もばっちりです。
制作ポスターデザイン に対する感想
VOICE ※第三者による感想ですラグジュアリーな雰囲気のマッサージ店ポスター作成例
丸い写真がシャボン玉のような優しい雰囲気
背術の様子を写した4枚の写真は丸くトリミングされ、シャボン玉のようにふんわりとレイアウトされています。背景にあしらわれた薄く繊細な花弁の花や光のエフェクトと合わせると、癒し効果は倍増。リラックスできるムードが伝わってきます。クリーム色の背景をベースにしているのでゴールドがよく馴染んでいますね。ピカピカと派手にならず、くつろげるイメージとラグジュアリーな雰囲気のポスターです。
クリーム色と相性のいいネイビーは読みやすさも◎
ポスターで使用されているテキスト色のネイビーは、クリーム色の背景と合わせても強くなりすぎず、ぼやけもしない優秀カラー。白い縁取りがしてあるので、文字が浮き上がっているようにも見えます。価格と施術名の文字色を変えることで、施術名が目立ちますね。電話番号がサロン名と同等サイズで大きくレイアウトされているのも、アクセスにつなげやすいポイントといえるのではないでしょうか。
「異国の格式」を紙面に落とし込む──タイ古式マッサージ店ポスターが越える3つのハードル
タイ古式マッサージ店のポスターには、他業種のポスターとはまったく異なる難しさがあります。伝えたいのは「施術の腕前」ですが、紙面上では施術を体験できません。そこでデザインが担うのは、「この店に入ったらどんな体験が待っているのか」を視覚で予感させることです。
しかも、タイ古式マッサージは一般的なリラクゼーションサロンとは異なる独自の文化背景を持っています。「エスニック料理店っぽいカジュアルさ」でもなく「高級スパの無機質な高級感」でもない、あのオリエンタルな世界観を紙面上で正確に表現するのは、想像以上に難しいジャンルです。
ロータスとゴールドで組み立てる「空間の入口」
ポスターの上部に広がるボタニカル柄──ロータス(蓮の花)の地紋は、タイの文化において神聖さや清浄を象徴するモチーフです。背景として主張しすぎない淡いトーンで描かれているため、文字の可読性を損なわずに「ここはタイの文化が息づく空間です」というシグナルを静かに発しています。
その上に重ねられたゴールドのグラデーションは、寺院建築や仏像のきらめきを連想させます。ゴールドとボタニカル柄の組み合わせが、単なる「リラクゼーション」を超えた格式──長い歴史に裏打ちされた伝統的施術であるという情報を、テキストを読まずとも瞬時に伝えています。
左上のフラッグが果たす「所属表明」
ポスター左上に配置されたタイ国旗のカラーリング(赤・白・青)のフラッグは、小さなパーツながら重要な役割を果たしています。タイ古式マッサージを謳う店舗にとって、「本場のスタイルを受け継いでいる」というメッセージは信頼の根幹です。
フラッグの存在は、紙面全体の配色にも貢献しています。赤がポスターの中で唯一の暖色として目を引きつつ、深いブルーの文字やゴールドの装飾と呼応して、紙面全体に「赤・青・金」の三位一体の調和を生み出しています。
深いパシフィックブルーが担う「読ませる力」
店名や電話番号のテキストに使われているのは、神秘的な深いパシフィックブルーです。黒でもネイビーでもなく、この「深く暗いが青みを残した色」が選ばれた理由は、二つあります。
一つは、ゴールドの背景との相性です。金と黒の組み合わせは高級感を出せますが、同時に「重すぎる」印象になりがちです。パシフィックブルーは重厚さを保ちつつ、どこか涼やかさを残します。マッサージ店に求められる「癒し」のイメージを壊さないためのバランス調整です。
もう一つは、膨張色の背景で文字を「締める」機能です。ゴールドやクリーム系の背景は膨張色なので、文字が沈みやすくなります。収縮色であるブルーを使うことで、必要な情報──特に電話番号や初回割引の金額──がしっかりと目に飛び込む設計になっています。
施術写真のエッジ処理が伝える「体験のやわらかさ」
中央に配置された施術の写真は、四角くクロップされるのではなく、エッジがファジー(ぼかし)処理されています。この処理は単なる装飾ではなく、「硬い枠の中に閉じ込められた写真」ではなく「体験がにじみ出ている」ような印象を作り出しています。
ファジーエッジは背景のロータス柄に溶け込むように配置されているため、写真と背景の境界が曖昧になり、施術空間がポスターの外に広がっているような感覚を読み手に与えます。「ポスターの中を覗いている」のではなく、「空間に招かれている」ように感じさせる視覚効果です。
初回割引の提示位置が示す顧客心理への配慮
メニューと価格帯を明瞭に提示したうえで、初回割引を強調しているレイアウトには、明確な顧客心理への配慮が見えます。タイ古式マッサージは「痛そう」「独特の施術に自分の体を預けるのが不安」という心理的ハードルを持つ人が少なくありません。
まずメニュー全体を示すことで「どんなコースがあるのか」「価格帯はどのくらいか」を開示し、未知の不安を取り除きます。その上で初回割引を提示することで、「試しに一度」の行動を促す──この順序設計が、タイ古式マッサージという業態の特性をよく捉えています。
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