
旅行のお土産を想定した、蕎麦かりんとうのパッケージデザインです。
せんとくんの知名度、そして奈良という修学旅行生などの観光客の多さから、お土産としての拡販を想定して制作しました。古都である奈良、かりんとうという昔から愛されるお菓子、それらのイメージを壊さないようにしながら、キャラクターとうまく融合させた商品パッケージに仕上げました。
鹿の角が生えた仏教徒のようないで立ちの童子。その異色な組み合わせからリリース当初は戸惑いの声も上がりましたが、今ではすっかり奈良県を代表する公式キャラクターとして定着したせんとくん。せんとくん目当てで奈良県に足を運ぶ人もいるというほど人気者になったキャラクターを大きくあしらい、お土産用のお菓子のパッケージをデザインしました。
ベースとなる地色は懐かしさと素材感を感じる和紙風のオフホワイト。誰かに親し気に話しかけるポーズや、人差し指を口に当て「内緒」ポーズをするせんとくんなど、親近感の湧く表情をパッケージの主役にしました。昔から愛される「蕎麦かりんとう」と古都の象徴「せんとくん」を掛け合わせ、懐かしくも新しさのあるパッケージデザインに仕上げました。



観光土産パッケージにおける「ご当地キャラクター」の活用戦略
和紙風テクスチャが「古都×かりんとう」の昔ながらの良さを視覚化する
奈良を代表するキャラクターを大きくあしらった土産用パッケージでは、キャラクターの存在感と商品の伝統的なイメージの両立が課題になります。このパッケージではベースとなる地色に懐かしさと素材感を感じさせる和紙風のオフホワイトを採用し、古都奈良の歴史ある雰囲気と蕎麦かりんとうという昔ながらの素朴なお菓子のイメージを視覚的につなげています。キャラクターが目立つデザインでありながら安っぽく見えないのは、この地色が品格の下支えとして機能しているからです。修学旅行生から大人の観光客まで手に取りやすい、幅広い層に響くパッケージに仕上がっています。
「表情のバリエーション」がパッケージに親しみと発見を生む
パッケージ上のキャラクターは単なるイラストの添え物ではなく、親しげに話しかけるポーズや「内緒」ポーズなど複数の表情で描かれています。複数面にわたるキャラクターの表情変化は、お土産として手に取った人が包装を回して見る楽しみを生み出し、購入者だけでなく贈られた側にも「かわいい」という反応を誘う仕掛けになっています。お土産菓子のパッケージは購入後に自宅や職場で「開封する瞬間」が見る人の第一印象を決めるため、複数面すべてで楽しさが感じられる構成は口コミやSNSでの拡散にもつながりやすい設計です。キャラクターの知名度を活かしつつも、パッケージ自体を「もらって嬉しいもの」に仕上げることが、土産菓子のリピート購入を促す鍵となっています。
制作パッケージデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
地味な商品をいかに売るかという所で、パッケージデザインの出番。
お菓子というのは子供であっても大人であっても気軽に購入できるというのが魅力です。大半の人はパッケージデザインを見て決めることが多いので、どのように作成するのかがとても重要になるでしょう。
この場合にはそばかりんとうというお菓子ですが、奈良県のゆるキャラであるせんとくんを大きく描いていることから、子供でも気軽に購入しやすくなっています。怖そうなキャラクターは、やはりお菓子には向いていないので、このように小さな子供が見ても親しめるようなキャラクターがベストです。
大人であれば、やはり観光地へ行ったらその地ならではのお土産を購入したいと思うので、とても奈良県らしいこのパッケージデザインを見て、購入してみようと考える人もたくさんいるでしょう。古風な感じが奈良県らしさを出していますし、かわいらしいキャラクターが購買意欲をそそると言っても過言ではありません。かりんとうというお菓子は、日本人であれば誰でも知っているぐらいなじみがあるので、ゆるキャラとお菓子の双方に知名度があります。
VOICE ※第三者による感想です
修学旅行生にもウケそうなパッケージデザイン
キャラクター商品は商品の中身をみるというよりは、そのキャラクターが大きく扱われているのかどうかというのを気にすると思います。せっかくせんとくんを扱っている商品なのに、せんとくんの扱いが小さかったらとても寂しいです。賞品の中身を宣伝するよりも、キャラクターにクローズアップされるのではないかと思います。それを考えると、すごくパッケージデザインが大切です。このパッケージは買いたい人の気持ちに寄り添っているデザインだと見て取れます。特にせんとくんのイラストデザインのチョイスが良いです。誰かに語りかけるようなポーズや表情に親しみやすさを感じます。
見ていて、親切だなぁと感じたのは蕎麦という存在感を感じさせるロゴデザインです。もちろん蕎麦を使ったかりんとうなので、これを全面に押すことは商品説明にもなりますが、これを見て、アレルギーの人はこれは食べちゃいけないということがすぐに分かっていいと感じます。
はんこのような蕎麦の蕎の文字は、少しレトロな感じがして良いです。昔からなじみのあるお菓子であるかりんとうと違和感なく馴染みます。さらに、せんとくんは古都でもある奈良県のキャラクターなので、ポップなデザインよりは良い意味で懐かしさのあるデザインと相性がいいと思うんです。全体的に落ち着いた色合いのこのデザインは、せんとくんというキャラクター性に寄り添っているなぁと感じます。派手な色使いもしていいんでしょうが、かりんとうという商品にはあまりそぐわない気がしますし、キャラクターの品格が少し軽々しくも感じてしまうので、何がベストなのかということをよく考えられています。あと、落ち着いた色合いのデザインって、手に取りやすいです。おみやげやさんでこれを見かけたら、気軽に食べれていいし、思わず手にとってしまいそうなパッケージデザインです。
※掲載デザインサンプルのモックアップはイメージです。実際の製品・パッケージと仕上がりが異なる場合がございます。
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