
着火グッズの親しみのあるパッケージデザインと什器デザインです。
商品のブリスターパッケージの台紙デザインと、吊り下げ型の販売什器のデザインを担当しました。メタリックで目立つ商品カラーが映えるように、黒い背景にしています。また先端から炎が出ているようなパッケージにすることで、直感的にどういった商品であるかが伝わるようになっています。
商品を透明のプラスチックで包み台紙とセットにしたブリスターパック。商品そのものの形がダイレクトに見えるので台紙のデザインと組み合わせることで一体感のある表現が可能です。
2種類のカラーバリエーションがある着火グッズは、どちらもシャイニーな輝きのあるメタリックなボディ。この質感を生かすため、台紙はブラックにし、本体の火がつく部分にリアルな炎の画像を配置しました。何の説明がなくてもビジュアルだけで商品の用途や特徴が伝わる、簡潔かつ説得力のあるデザインです。
また、商品を吊り下げて販売する什器もセットでデザインしており、こちらは、より丁寧に持ち方や置き方をイラストと写真で説明しています。




同一シリーズの「差異」と「統一感」を同時にデザインする — マイナーチェンジ商品の難題
同じブランドの着火グッズにmini版と通常版が存在する場合、パッケージに求められるのは「同じシリーズであること」を示しつつ「別の商品である」ことを明確にすることです。色味やロゴを統一してブランド認知を維持しながら、サイズ表記や機能差の記載で差別化する — この微妙なバランスの設計は、消費者の「間違えて買ってしまった」というリスクを防ぐ品質管理の一環でもあります。
「タテ置き・フック掛けに対応!!」— 一行コピーで競合との差別化ポイントを明示する
着火ライターの基本機能(火をつける)は全商品共通であるため、機能面での差別化は「使い勝手」の領域に移ります。「タテ置き・フック掛けに対応」というコピーは、キャンプ中にテーブルの上に立てておけるという具体的な使用シーンを一行で想像させます。
限られた台紙スペースの中で、この一行が競合の類似製品と明確に差をつける決定打になっています。消費者が棚の前で迷ったとき、この一行を読んで「便利そう」と感じれば購入に傾きます。
透明パッケージ越しの「実物確認」+ 矢印で「持ち方」まで指示する親切設計
商品そのものが透明パッケージ越しに確認できることに加え、台紙上の矢印で持ち方を示しているデザインは、店頭で実際に手に取らなくても「この道具をこう握って使う」というイメージが完成する設計です。
消費者は購入前に「自分に使えるだろうか」という不安を持ちますが、持ち方のガイドを見ることで「簡単に使えそうだ」という自信が生まれ、購入ハードルが下がります。
制作パッケージデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
商品名と本体がセットで目に入るパッケージデザインだと思いました。
同じ種類でマイナーチェンジをしている商品のアピールというのは、似ていることと違うと言うことを同時にアピールしないといけないので、大変だと思います。そのなかでも、このパッケージデザインは、miniとは同じ商品シリーズではありますが、違う商品であることがきちんとアピールしているデザインだと思います。火をつけるという商品の特性以外の差異が「タテ置き・フック掛けに対応!!」という一文で分かりやすく伝わるのが、買う側からすれば、とても有り難いです。
矢印で、どこを掴んで使用するのかが、分かりやすく示しています。そのため実際に触れることなくても、どうつかえばいいのか、頭の中で想像することができます。また商品が透明に包装されているので、実物を確認できるのは、それだけで商品の信頼性が増し、買い手側の安心感を増すパッケージデザインだと感じます。
またタテ置きのタイプのライターであることが、二カ所で説明されているので、商品の特徴を見落とすことはありません。またこのパッケージデザインは、全体的にシンプルに特徴がまとめられていて、デザインが分かりやすいです。大きなホームセンターに置かれても、どの場所に置いてもしっくりときますし、同時に頭の中で覚えやすいので、すぐに店の中で見つけることが出来そうで、助かると思います。
※掲載デザインサンプルのモックアップはイメージです。実際の製品・パッケージと仕上がりが異なる場合がございます。
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