チキンがウリの新規オープン飲食店のチラシデザインを制作しました。

VOICE ※第三者による感想です

安心感のあるチラシデザイン

このチラシのデザインは、手にしたほとんどの方がどこかで目にしたことのあるデザインに見えるのではないでしょうか？大手飲食業のチェーン店やフランチャイズの店頭には、新メニューが登場すると、このように食材や料理を紙面の半分以上を占める大きなポスターで告知されている場合があります。最もその効果として高いのは、「美味しそうに見える」ことであり、このチラシでは使われている画像の肉のカラーに合わせて、目の覚めるような鮮やかなレッドと、ブラックに近いカラーの2色を主体に使用しています。画面を大きく分割しながらも、長めのタイトル（店名）に目が行くのは、中央に配置されているだけではなく、背景画像の木目が縦に流れるようになっているからでしょう。2分割レイアウトでありながらも、画像の効果を利用し、PRの本当の主役である店のインフォメーションを読みやすくしてあります。

また、左右を分断する赤い帯のデザインも非常に視線を下方に引き寄せるのに一役買っていますね。通常であれば、あまり長い店名やサービス名を記載すると、それがキャッチコピーなのか、タイトルなのか見る側は戸惑いを覚えるのですが、このチラシでは、肉の画像の上に存在感を示すロゴマークがあり、店名の背景色がそれに準じたものになっているので、肉の画像のイメージがロゴマークと店名と3つ揃って記憶に残りやすい結果になっています。バッファローウィングという肉の部位は、あまり一般的には周知していない知識であっても、こうして画像と店名を3つのパターンで示し、読みやすさをもった「オープン」の文字で、それが飲食店であることは瞬時に察知できます。チラシの上部で最初に基本的な認識を持たせ、赤い帯状の部分で一旦イメージを分断し、その下にバッファローウィングの知識の補充を行っています。

文中に「ビールのおつまみ」とあるために、ビールの画像をチラシ左下に大きく断ち切りで掲載しているのですが、ここでビール好きなら「クラフトビール」と「タップ」に注目するはずでしょう。クラフトビールとは、職人、つまりクラフトマンが作る小規模醸造ビールのことで、タップとはサーバーの注ぎ口のことです。さり気なくビールもこの店の売りの一つとして、画像とペアでPRしてある点は、店のPRクオリティを高めている感じですね。

VOICE ※第三者による感想です

ビールとチキンの組み合わせにお腹が空くチラシデザイン

現在飲食店は、増税と不景気でかなり経営が厳しくなっていると言えるでしょう。しかし、そんな厳しい時代に開業しても、しっかりと売り上げを出している店も存在しています。新規に開業する飲食店は、チェーン店でもない限り、あまり知名度がないので最初は経営が難しいでしょう。そこでどのようなメニューを売りにしているのか、どこに店があるのかを知ってもらうために、このようなチラシを用いて宣伝を行うのです。

このチラシデザインを見ると、チキンを売りにしているということがわかりますが、チキンに合う飲み物といえば、やはりビールでしょう。夏にオープンする予定になっているので、ビールを前面に押し出して宣伝するのは効果的です。余計な文字や画像はなく、美味しそうなチキンがしっかりと映るように記載されていますし、冷たそうなビールの画像も用いています。さらに魅力的なのは、チラシ持参で20パーセントオフという内容でしょう。見ているだけでも食べたくなるような画像を用いている点も高評価です。