B7サイズの大きさ
【B7用紙サイズ:91×128mm】
身近なものとB7用紙のサイズ比較
いわゆるコピー用紙というのは種類がたくさんあるように思いがちですが、実は簡単に言えば用紙はたったの二種類しか規格は存在しません。A判とB判であり、このアルファベットは用紙の形を表します。またA、Bに数字がついて大きさを表すことでどういった形でどんな大きさなのかを伝えることができます。
B判でもっともサイズが大きいのが「B0」となり、B0の縦の長さの半分がB1の横の長さとなります。相似形でありながらこうして横と縦の長さを半分にしていくことで、一枚の紙から無駄なくB0、B1、B2…と紙を切りだしていくことができるのです。
さて、B7はB0から七段階サイズを落としたもので、実寸としては91mm×128mmという手のひらサイズとなります。B7はB0の1/128であり、日常使う用紙サイズとしてはかなり小さい部類です。ちなみに用紙でこれより小さいものとしてはB8、B9、B10とありますが、いずれも普通はコンビニエンスストアや書店には置いておらず、非常に品ぞろえの良い文具店のみでお目にかかれる非常に珍しいものです。B7はおおよそ手のひらサイズ、と覚えておけばだいたいの把握としては間違っていないと言えるでしょう。
B7サイズの印刷物にはどのようなものがあるか
B7サイズとなると、かなり小さいため一枚に載せられる情報量に限界があります。そのため書類にするには使いづらく、覚書やメモのような使われ方になるか、あるいは名刺やプレートのように少ない情報を相手に見せるという用途に用いられることが多いでしょう。かなり小さな箱にも入るため、印刷物にするのであれば各種の製品に同梱される説明書や注意書きとして採用されます。
また美術展や展示会の企業ブースなどで気軽に持ち歩けるリーフレットとしてB7サイズが選ばれるケースもあります。あまりゴテゴテと細かい印刷を施してもわかりづらくなるため、たいていこの大きさの印刷物はシンプルなデザインで一つ二つのコピーやシンボルを読み手に使える役割を担っています。
B7サイズのまとめ
B7サイズは縦が91mm、横が128mmという手に収まる大きさであり、B0サイズの1/128というコンパクトさゆえに手軽に手に取ってもらえる印刷物に使われやすいスケール感です。オフィスで通常よく使われるB5サイズと比べてもその1/4の大きさしかないため、書類に使えないことは覚えておきましょう。また、B7の印刷は用紙が小さすぎてよくズレを起こしますので、手差しなど一枚ずつ行うほうが失敗せずに印刷を行えます。
用紙サイズの一覧表はこちら
★用紙サイズ早見表
A0サイズ | 841×1189mm | A0の面積 : 約1平方メートル |
A1サイズ | 594×841mm | A0の半分のサイズ |
A2サイズ | 420×594mm | A1の半分のサイズ |
A3サイズ | 297×420mm | A2の半分のサイズ |
A4サイズ | 210×297mm | A3の半分のサイズ |
A5サイズ | 148×210mm | A4の半分のサイズ |
A6サイズ | 105×148mm | A5の半分のサイズ |
A7サイズ | 74×105mm | A6の半分のサイズ |
A8サイズ | 52×74mm | A7の半分のサイズ |
A9サイズ | 37×52mm | A8の半分のサイズ |
A10サイズ | 26×37mm | A9の半分のサイズ |
A11サイズ | 18×26mm | A10の半分のサイズ |
A12サイズ | 13×18mm | A11の半分のサイズ |
B0サイズ | 1030×1456mm | B0の面積 : 約1.5平方メートル |
B1サイズ | 728×1030mm | B0の半分のサイズ |
B2サイズ | 515×728mm | B1の半分のサイズ |
B3サイズ | 364×515mm | B2の半分のサイズ |
B4サイズ | 257×364mm | B3の半分のサイズ |
B5サイズ | 182×257mm | B4の半分のサイズ |
B6サイズ | 128×182mm | B5の半分のサイズ |
B7サイズ | 91×128mm | B6の半分のサイズ |
B8サイズ | 64×91mm | B7の半分のサイズ |
B9サイズ | 45×64mm | B8の半分のサイズ |
B10サイズ | 32×45mm | B9の半分のサイズ |
B11サイズ | 22×32mm | B10の半分のサイズ |
B12サイズ | 16×22mm | B11の半分のサイズ |