
信頼感と開放感を両立させる、ゴルフ施設の募集看板を作成しました。
ゴルフ場の美しい景観写真をメインに配置し、視覚的な魅力を最大限に引き出す構成です。上部にはデザイン要素を、下部には募集情報を明確に区分けし、多くの情報がありながらも瞬時に内容を理解できるよう配慮しています。メインカラーの緑は、芝の「爽やかさ」や「信頼感」を演出し、ゴルフというスポーツの上質感を伝える役割を担っています。
印象を決定づける、上部のグラフィック
施設名や「プレオープン」の告知が入る上部は、鮮やかな緑色のグラデーションと斜めのラインで構成しています。このラインは、ゴルフスイングの「躍動感」や「スピード感」を視覚的に表現するものです。また、プレイヤーのシルエットを重ねることで、実際にプレイする高揚感を想起させます。文字情報は白抜きにすることで、緑の背景からくっきりと浮かび上がり、高い視認性を確保しました。
行動を促す、情報エリアの配色
下部の「新規会員募集中」という最も重要な呼びかけと連絡先情報は、あえて補色に近い赤色を背景に設定しています。緑の爽やかな印象とは対照的な強い色を使うことで、視線を集め、瞬時に「募集」に関する情報であると認識させる効果を狙っています。電話番号や営業時間を整理して大きく配置し、興味を持った方がすぐに行動(電話)に移せるような、実用的なデザインです。


景観の魅力を活かし、的確な情報伝達を目指す
この看板デザインの核となるのは、中央に配置されたゴルフコースの写真です。青空と緑の芝が広がる開放的な写真は、それ自体が施設様の最大の魅力であり、ターゲット層の「ここでプレイしたい」という欲求を直接的に刺激します。デザインエリア(上部)と情報エリア(下部)は、この写真の魅力を損なわないよう、あえて上下に分離するレイアウトを採用しました。上部で期待感を高め、中央の写真で魅了し、下部で具体的な行動を促す。この三段階の流れを、看板という限られたスペースの中でいかにスムーズに実現するかが設計のポイントでした。
緑、白、赤。三色のコントラストが持つ意味
メインカラーはゴルフ場の「自然」や「健康」を象徴する緑です。トーンの異なる緑をグラデーションで使うことで、デザインに深みと洗練された印象を与えています。そこに、文字情報の「白」が加わることで、清潔感や上質感が強調されます。この緑と白の組み合わせが作り出す落ち着いた世界観に対し、下部の「赤」は意図的なアクセントです。赤は注意を引き、重要性を伝える色。募集情報という最も伝えたい情報にこの色を使うことで、看板全体が引き締まり、デザイン性と機能性のバランスが取れたものになったと感じます。
可読性と品格を両立する書体選び
上部の施設名を伝える文字には、セリフ体(明朝体に近い、線の端に装飾がある書体)を使用しています。これにより、ゴルフ倶楽部としての「伝統」や「品格」を表現しました。一方、下部の募集要項や連絡先には、太めのゴシック体を採用しています。こちらは遠くからでも読みやすい「可読性」と「視認性」を最優先した選択です。目的の異なる情報を、書体の使い分けによって無意識のうちに分類させる。こうした細やかな配慮が、看板全体の情報伝達能力を高めているのではないでしょうか。
屋外広告・看板デザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
思わず車を停めて見てしまいそう。
吸い込まれそうな「緑」と「青空」
もし車でこの看板の前を通りかかったら、まず写真の美しさに目を奪われると思います。どこまでも続きそうな緑の芝生と、抜けるような青空のコントラストが本当に鮮やかです。ゴルフをする人にとっては「こんな場所でプレイできたら最高だろうな」と、しない人にとっても「すごく景色のいい場所なんだな」というのが一瞬で伝わってきます。上部にあるデザイン部分の緑も、この写真の緑とリンクしていて、看板全体に統一感がありますよね。爽やかな風が吹いてきそうな、とても気持ちの良いデザインだと感じました。
「今、募集してるんだ!」とすぐわかる赤色
全体が緑と白で爽やかな雰囲気なのに、一番下の部分だけパッと目立つ赤色になっているのが印象的です。このおかげで、「あ、何か募集してるんだ」「電話番号が書いてある」ということがすぐに分かりました。もしここも緑色だったら、キレイな景色だな、で終わってしまったかもしれません。「ゴルフ新規会員募集中」という文字も大きくて読みやすいです。時間や電話番号もはっきり書いてあるので、気になった人がすぐにメモしたり、その場で電話したりできそうですね。キレイなだけじゃなくて、何を伝えたいかがハッキリしているのが良いなと思いました。
「品格」と「行動喚起」を両立させる、役割の明確化

※画像はイメージです
この看板デザインは、ゴルフ倶楽部という「品格」や「ブランドイメージ」と、「新規会員募集」という「具体的な行動喚起(ダイレクトレスポンス)」という、二つの異なる目的を一枚の看板の中で両立させています。
デザインの世界では、これら二つの目的は時として相反することがあります。品格を重視しすぎると訴求力が弱まり、逆に行動喚起を強めすぎると、施設の持つ上質なイメージが損なわれかねません。
このデザインは、情報を「上部」「中央」「下部」の3つに明確に「役割分担」させることで、その課題を解決しています。
- 上部(ブランドエリア):施設名、プレオープンの告知、プレイヤーのシルエット。ここではセリフ書体や深みのある緑を使い、ゴルフ倶楽部としての「信頼感」と「上質さ」を伝えます。
- 中央(情緒エリア):美しい景観写真。ターゲットの「ここでプレイしたい」という感情に直接訴えかけます。
- 下部(レスポンスエリア):募集要項と連絡先。赤色と太いゴシック体を使い、「今すぐ行動してほしい」という最も実用的な情報を瞬時に伝えます。
このように、伝える情報の「性質」に合わせてデザインのトーンを明確に切り替えることで、見る人は無意識のうちに情報を整理できます。上部で「素敵な場所だ」と感じ、中央の写真で「魅力的だ」と心惹かれ、下部で「募集しているんだ、電話してみよう」と具体的な行動に移る。このスムーズな心理導線こそが、看板デザインにおける機能性と言えるでしょう。
「プレオープン」という言葉の価値を、デザインで増幅させる
この看板で使われている「PRE OPEN(プレオープン)」という言葉は、単なる「開店前」という意味以上の力を持っています。これは、「新しく始まる特別な体験」や「今だけ」という限定感を演出し、ターゲットの期待感を高めるための重要なマーケティングキーワードです。
デザインは、このキーワードが持つ「期待感」を視覚的にサポートする役割を担っています。
例えば、上部で使われている鮮やかな緑のグラデーションや、スイングを思わせる斜めのライン。これらは「新しい始まり」のフレッシュさや「躍動感」を表現しています。もしこれが、重厚感のある茶色や静的な水平ラインだったら、「プレオープン」という言葉が持つワクワク感は半減してしまったかもしれません。
デザインが「新しさ」や「高揚感」をしっかりと演出しているからこそ、下部の「新規会員募集」という直接的な呼びかけが、単なる宣伝文句ではなく、「新しい体験への招待状」としてポジティブに受け取られやすくなります。コピー(言葉)とデザインが連携し、お互いの意味を増幅させ合うこと。それこそが、ターゲットの心を動かし、具体的な行動へと結びつけるデザインの重要な役割です。
※掲載の看板(サイン・広告)は実際の内容や最新情報と異なる場合がございます。
※掲載看板デザインのモックアップはイメージです。実際の看板・広告とは仕上がりが異なります。
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