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努力からは逃げられないと思い知らされています。

今年も相変わらず消極的な姿勢は変わっていません。

ずっと事務所で仕事しています。

比較的明るい引きこもりです。

名刺交換会はやっぱり苦手だし(みんな凄そうだから)

クリエイティブなことに意見を求められても困る(人それぞれだから)

こうなの?ああなの?って議論しながら、方々に配慮して、落とし所を決めるのが得意じゃないんでしょうね。WEBを通じた情報発信は、じっくり吟味できるし、補足事項も盛り込み放題。資料やイラストまで使えるので、僕が”コミュニケーション”を取るためにはとても便利なツールです。

 

グループでの会話ってバスケットボールの試合みたいで、上手くないとパス回ってこなくなるじゃないですか。あの感覚が嫌で。

 

仕事における努力について3

メールやブログは、どちらかといえばボードゲーム的で、じっくりと考えながら試合を進められるので、僕はこちらが好きです。

こういうタイプの人間が会社員という組織の一員になると、「ダメなやつ」のレッテルを貼られやすいんですよね。僕も大人なので、組織に所属している時は上司の顔色見たり、円滑に業務が進むようにあれこれ気を回したりしていましたが、元来向いてないので凄まじいストレスでした。努力しろって言われるかもしれませんが、弱点を長所まで持ってこれる人ってそういないし、そうなった人は本書いてるじゃないですか。

それくらい凄いことなんですって。

だから、もし努力するなら自分が伸ばせると思うところを伸ばした方が良いと思う。去年直接会って仕事をした人は5人くらいです。あとは全部インターネットです。

中国のでっかいショッピングモールのフードコートに関わるデザインも担当しました。ネットで仕事を完結させることに対して、良い悪いという意見はあると思います。ただ、海外のデザイナーにインタビューをする中で感じることとしては、世界的に見れば、顔を見ない仕事も割と普通になってきています。

 

仕事は戦い

WEB上も戦場です。決して気楽ではありません。ライバルを挙げろと言われれば、10社くらいズラズラーっと言えます。SEOやWEBマーケティングの最新情報は英語だし、求められる事は目まぐるしく変化し、それについていかないといけません。結局、努力からは逃げられないし、放棄したらたちまち周回遅れです。

林修先生のこの言葉に、努力の意味が集約されていると思います。

努力は裏切らないっていう言葉は不正確だ。
正しい場所
正しい方向
十分な量
なされた努力は裏切らない。

正しいのか、十分なのかは、僕も定かではありませんが。

 



グラフィックデザインを中心とした小さなデザイン事務所を経営しています。スタッフや外部のデザイナーさん・ライターさんに助けられながら、コツコツと地道に仕事をする日々が気に入っています。パッケージメーカーのデザイナーとして新卒入社→美容系のベンチャーに転職→家庭用品メーカーに転職...という流れを経て、その後独立しました。フリーランスデザイナーとして、10年以上の経験から学んだことや雑記をブログにしています。情報発信が趣味に近く、それが興じてPhotoshop関連の本を出版したり、noteを執筆したりしています。