

丁寧にアプリの情報を伝える、誠実で親切さのあるパネルデザインです。
特に年配層になればなるほど、情報源がローカルであることが多く、こういったパネルが重要な情報源になることもしばしばです。実際のスマートフォンのモックアップを掲載し、イラストを交えながら、大きな字で説明しているので、飽きる事無く読み進めることが出来ます。
デザイナーの振り返り
■ 華やかなさや格好良さで惹き付けるゲームアプリ等と違い、信頼感が重要となる災害情報アプリですので、ある意味では淡々としたデザインになっています。しっかりと地に足がついた印象のパネルデザインと言えます。
■ メインカラーは、目が疲れにくい青色を使用し、強調するべき場所に赤色を使う等、メリハリを大切にしました。
■ 実際の使用方法やメカニズムに加えて、今後の展望までが描かれた構成のパネルになっており、開発者たちの災害対策への情熱が感じられます。





3枚セットのパネルが「目的→用途→詳細」のヒエラルキーで情報を段階的に開示する
1枚のパネルにすべての情報を詰め込むのではなく、3枚に分けて「なぜこのアプリが必要か」「どう使うのか」「詳しい機能は何か」と段階的に情報を開示する設計は、展示会場でパネルの前を歩く来場者の理解プロセスに合わせた構成です。
1枚目で関心を持った人だけが2枚目、3枚目に進む — この「ファネル型」の情報構成は、ウェブサイトのランディングページの設計原則と同じ考え方をオフラインのパネルに転用したものです。
各パネルのレイアウト形式を変える「飽きさせない工夫」
記事で指摘されている通り、1枚目は循環図、2枚目は縦割り、3枚目は横割りとレイアウト形式を変えています。同じレイアウトが3枚続くと読者は途中で離脱しますが、形式を変えることで「次はどんな構成だろう」という小さな好奇心を維持できます。
災害系デザインで「赤」を限定的に使う — 緊急性と冷静さのバランス
全体をブルー基調にしつつ、本当に注目してほしい災害時の重要情報にのみ赤を使う手法は、「冷静に備える」という防災の姿勢と「緊急時の注意喚起」の両立を実現しています。全面を赤にすると不安を煽りすぎてアプリの利便性が伝わらなくなるため、この色の使い分けはデザイン的に非常に計算されています。
制作ポスターデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
災害情報アプリの使用目的を伝えるのがコンセプトとなっており、分かりやすい。
投げかけるべき内容のボリューム多いため、3枚セットで1つのアプリをすすめるパネルデザインとなっていますが、ロゴマークと災害情報アプリの帯を用いることで、まとまりが感じられるデザインとなっています。アプリの目的、実際の用途、詳しい概要と3つの視点に分けることで、見る手にもアプリの詳細が明確です。1枚目は円を描くような循環形式を採用し、2枚目は縦割りの並びに、3枚目は横割りにすることで、難しい内容にもかかわらず、導線を上手く誘導し飽きさせないパネルデザインとなっています。
全体的にブルーを基調とした地味な印象の色合いですが、災害に関するアプリ利用者の大切な部分に、共通して赤を主とした暖色系を用いることで、視点を集中させているところも良く考えられていると言えるでしょう。フォントは全体的に白抜きで構成されていますが、見出しとなる主要部分だけ黒で縁取りし、大きさが変えられていますので、見る側も自然と目に入ってきます。流して読んでも、おおよその伝えたい内容はこの見出しで分かる組み立て方をしています。文字のボリュームが多いパネルですが、訴えるべき内容を良く熟知して作られているように感じました。
VOICE ※第三者による感想です
デザインよりも、機能の説明に特化したパネルですね。
最近の日本はとても災害が多いように感じます。現在では災害が発生してもいろいろと情報収集ができるように、アプリも存在しているのですが、そんな災害情報アプリの概要を伝えているのがこのパネルデザインです。スマートフォンの画面を大きく載せて、3つの重要な情報を伝えているのですが、このように色分けをして説明されているので、とても見やすくなっていると言えるでしょう。色もきちんと考えられているように思えます。アプリもぜひダウンロードしてみたいですね。
命を守る情報源〜災害情報アプリのパネルデザイン
こちらのパネルデザインは、災害情報アプリの使用方法とその重要性を、視覚的かつ人間的に伝えるための工夫が満載です。
・見やすさと理解のためのレイアウト
各パネルは、円形、縦分割、横分割といった異なるレイアウトで構成され、情報の流れが自然で無理がないように設計されています。これにより、ユーザーは、どの順番でパネルを見れば良いのかを瞬時に理解できます。
・色彩による視覚的ガイダンス
色彩は、安心感を与えるブルーベースで統一され、重要な情報には目を引く赤が使われています。この色使いにより、視覚的に重要なポイントが強調され、情報の優先順位を理解しやすくします。
・視点の導入〜視覚的ヒエラルキーの形成
見出し部分は黒で縁取られており、他のテキストよりも目立つようになっています。これにより、視覚的ヒエラルキーが形成され、読む側が情報を追いやすくなっています。
これらのパネルデザインは、ユーザーが必要な情報を迅速かつ効率的に取得できるように工夫されています。その結果、災害時に命を救う可能性のある重要な情報が、より多くの人々に確実に届く可能性が高まるのではないでしょうか。

※掲載しているパネル / ポスターデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際の用途・サイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。
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