ASOBOADは、写真の一部から継ぎ目なく敷き詰められる素材を作る「シームレステクスチャ工房」を公開しました。紙や布、壁、木目などの質感を、Webサイトの背景やポスター・パッケージの地紋へ展開したいときに使える無料ツールです。
背景を広げたときの「繰り返し感」を整える
小さな画像を繰り返して背景を作ると、タイルの境目や、一定の間隔で現れるしみ・影が目立つことがあります。本ツールでは、端どうしをつなぐ処理と、明暗のムラや目立つ部分を抑える処理を組み合わせて調整できます。
最初は「おまかせ」で作り、広い範囲へ並べたプレビューを見ながら仕上げてください。境目が気になるときはつなぎ方を変え、濃淡が周期的に現れるときはムラ取り、同じしみが目につくときは消しブラシを試すと、直したい箇所を絞りやすくなります。
写真を選んでから保存するまで
- 写真を読み込む:「画像を選ぶ」、ドラッグ&ドロップ、コピーした画像の貼り付けで読み込みます。素材に使えそうな範囲が最大4つ提案され、最初の候補でタイルが作られます。
- 使う範囲を整える:枠を動かす・広げる・回す操作で切り出す範囲を調整します。「遠近を補正」では四隅を動かし、斜めから撮った床や壁を補正できます。
- 並べた状態で確認する:「平面」「床」「球」のプレビューを切り替え、ムラ取りや消しブラシで気になる部分を整えます。
- 大きさと形式を選んで保存する:PNG・JPEG・WebPで書き出します。複数のバリエーションや付属マップはZIPにまとめられます。
手元に写真がなくても、「見本で試す」のしっくい壁・れんが・木目から操作を試せます。見本と紹介画像の作例には、プログラムで生成した画像を使っています。
模様に合うつなぎ方を選ぶ
- 再構成:小片を並べ直してつなぎます。壁・土・砂利・布など、不規則な質感に向いています。
- 縫い合わせ:模様の周期を探し、配置を保ちながら端をつなぎます。れんが・タイル・織物などで試してください。
- なじませ:端を少しずつ重ねて溶かします。雲や霧、輪郭のはっきりしない画像に向いています。
- 鏡:上下左右などへ折り返してつなぎます。対称の模様を生かした装飾背景を作れます。
バリエーションを2・4・8枚作る機能もあります。縁を共通にして内側だけを変えるため、異なるタイルを混ぜながら並べられます。
Web・印刷物・3DCGの素材づくりに
Webでは小さなタイルを背景として繰り返し、印刷物ではポスターや包装紙の地紋などに利用できます。仕上がりの確認には、実際に使う大きさと範囲で並べてみることが大切です。強い影や一つだけ目立つものが少なく、模様の単位が複数入った写真を選ぶと調整しやすくなります。
書き出しサイズは512〜4096pxで、スマートフォンでは2048pxまでです。大きく書き出す場合は、元画像の切り出し範囲にも十分な画素数があるか確認してください。
3DCG・ゲーム向けには、ノーマル・ハイト・ラフネスの簡易マップも同時に作れます。写真の明るさをもとに計算するため、正確な凹凸が必要な用途では専用ソフトでの調整を併用してください。
利用料金と画像の取り扱い
無料で利用でき、会員登録・インストールは不要です。読み込んだ写真や作成したテクスチャはブラウザ内で処理され、サーバーへ送信されません。WebGL2に対応したブラウザでご利用ください。
商用利用の可否は元画像の権利に従います。ご自身の写真や、商用利用・加工が認められた素材を、その条件の範囲でご利用ください。詳しい機能と操作例は使い方のページ、利用条件はツール利用規約に掲載しています。



