ワードやパワーポイントの無料テンプレートを活用してみよう。

自分でチラシを作成をしようと思って、プロのソフトがない場合にはワードやパワーポイントの無料テンプレートを活用してみるという方法があります。文字が中心で簡単な図を挿入するぐらいであれば、ワードやパワーポイントの無料テンプレートでも十分なものを作ることができますから、あまりお金をかけたくない、とりあえず試しにチラシを作ってみたいというときには最適です。ちょっとしたお知らせレベルのチラシを作るというときには、お金もかからず手軽にできる方法なので試してみる価値は大きいといえます。

チラシ外注費について

「見慣れたツール」の意外なポテンシャル

見本デザイン

WordやPowerPointと聞くと「文字を打つだけの事務ソフト」というイメージが強いですが、実はチラシ作成の強力な武器になります。特にMicrosoft公式や印刷会社が無料で配布しているテンプレートは、プロのデザイナーが余白や文字のジャンプ率を計算して作成しているため、写真や文字を差し替えるだけで見栄えのするデザインが完成します。新しいソフトの操作を覚える時間をカットできるため、「明日までに急ぎで作らなければならない」といったビジネスシーンにおいて最も実用的な選択肢と言えるでしょう。

工夫をすれば完成度の高いものを作ることも決して不可能ではありませんし、チラシ作りの基本を勉強することもできるので、将来的にプロのソフトを使用して作成する時、あるいはデザイン会社に依頼をするときにも経験が役立つので、自分で作ってみようと思ったときにはここから始めて見るのが良いでしょう。

プロが作ったような完成度の高いものはできないかもしれませんが、手作りのある温かみの感じさせるチラシを作ることができるという利点もあるので、効果的なチラシを作ることは不可能ではありません。お金も手間もかからずにすぐに作ることができるので、ワードやパワーポイントの無料テンプレートを活用してみるのは便利なものです。

チラシ作成のフリーソフトやアプリを活用してみよう。

ワードやパワーポイントがない、あるいはもう少し良いものを作ってみたいというときには、チラシ作成のためのフリーソフトやアプリを活用するのがおすすめです。使いこなすのには多少技術が必要となりますが、ワードやパワーポイントよりも品質の高いものを作成することができます。技術が必要な代わりにできることが多いので、イメージしているとおりのチラシをそのまま作ることができるというメリットもあります。

人に作って貰う場合にはイメージを伝えきれないということもありますが、専門のソフトを使用する場合には自分の頭のなかにあるものをそのまま形にすることができますから、ソフトを使いこなすことができるのであれば思い通りのものを作ることができます。

また、使いこなすことは簡単ではありませんが、作るだけであればそこまで難しいものではなく、チラシ作成に特化をしている分だけワードやパワーポイントよりも使い勝手がいい部分もあるので、ソフトを使うのが苦手だという人も使い易いという利点があります。そのため、誰でも簡単に作ることができて使い方次第ではクオリティの高いものを作ることができるので、少し良いものを作ってみたい簡単な操作で作ってみたいというときにはフリーソフトやアプリを活用してみましょう。

スマホでも完結するクラウド型デザインツールの台頭

近年、爆発的に普及しているのがCanvaなどのブラウザ上で動作するクラウド型デザインツールです。プロが使うIllustratorなどの専門ソフトを持っていなくても、数万点に及ぶ高品質なテンプレート、豊富な日本語フォント、そして無料の写真・イラスト素材にアクセスすることができます。

専用のスマートフォンアプリを使えば、出先でのちょっとした時間の合間にデザインを修正し、そのままネット印刷に直接入稿データとして送信することさえ可能です。これは「デザインは机に向かってパソコンでするもの」という常識を大きく覆すイノベーションです。

チラシ作成ツール比較表

ツール 費用 難易度 テンプレート 印刷対応 おすすめ対象
Canva 無料(Pro版あり) ★☆☆ 豊富 PDF入稿可 初心者全般
Adobe Express 無料 ★☆☆ 豊富 PDF入稿可 初心者〜中級
Illustrator 月額2,728円〜 ★★★ 少ない 完全対応 プロ・上級者
PowerPoint Microsoft365に含む ★★☆ やや少ない PDF変換で可 Office利用者
ラクスル等ネット印刷 無料(印刷費のみ) ★☆☆ 豊富 ワンストップ 印刷まで一括
Word Microsoft365に含む ★★☆ 少ない 非推奨 テキスト中心

自作チラシのクオリティを上げる5つのコツ

コツ 詳細
1. フォントは2種類まで ゴシック(見出し)+明朝(本文)の組み合わせが定番
2. 色は3色以内 ベース70%+メイン25%+アクセント5%
3. 余白を十分に取る 紙面の端から10mm以上は余白に。詰め込みすぎない
4. 写真は高画質のものを使う スマホ写真の場合は明るい場所で撮影
5. 仕上がりサイズの外側3mmまでデザイン 塗り足しがないと白い縁が出る

無料で使える素材サイト一覧

サイト名 種類 商用利用 特徴
写真AC 写真 ○ 日本人モデル多数。無料会員は1日DL制限あり
イラストAC イラスト ○ ビジネス系イラストが豊富
Unsplash 写真 ○ 高品質な海外写真
Pexels 写真・動画 ○ クレジット表記不要
Google Fonts フォント ○ 日本語フォントも充実
ICOOON MONO アイコン ○ シンプルなアイコン素材

自作 vs プロに依頼の判断基準

判断基準 自作がおすすめ プロに依頼がおすすめ
予算 5万円以下 5万円以上用意できる
使用目的 社内配布、小規模イベント 集客、ブランディング
配布部数 500部以下 1,000部以上
デザインの重要度 情報が伝われば良い 第一印象で勝負
制作頻度 月1回以上定期的に 年に数回
デザインスキル 基本的なPCスキルあり PCが苦手

もっと良いチラシを作成したい場合は、デザイン会社への依頼も検討しよう。

デザイナーに依頼するのも一つ

自分で作るというのはお金がかからなかったり、イメージをそのまま形にできるという利点がありますが、完成度という面で言えばプロには及ばないケースもあります。そこで、自分で作ってみていまいち納得できるものが作れなかったというときには、デザイン会社にチラシ作成の依頼を検討してみるのも良いでしょう。

商品の魅力を最大限に引き出すチラシの提案をしてもらうことができますし、依頼者本人が気づいていない商品の魅力を知ることができることもあるので、デザイン会社に依頼をしてみるというのは選択肢のひとつとしては悪いものではありません。最終的にデザイン会社に依頼をするかどうかは別としても、最初から依頼はしないと決めつけてしまうと、高い宣伝効果を得ることができるはずだった可能性を閉ざしてしまうことになりますから、もっと良いチラシを作成したいと思ったときには、デザイン会社に依頼をすることも視野に入れておくのが良いでしょう。

「時間対効果」という最終的な判断基準

無料のツールやテンプレートが充実したことで、誰もがチラシを作れるようになりました。しかし、「自分で作れること」と「結果を出せること」は別問題です。

素人が何日も頭を抱えてレイアウトに悩み、本業の時間を削ってしまうのであれば、いっそデザイン会社というプロにお金を払い、数時間で圧倒的に効果の高いチラシを手に入れる方が、結果的に「時間対効果」や「投資対効果」が良いケースが多々あります。「自作の手軽さ」と「プロに頼む確実性」の両方のメリットを理解し、その時の予算や目的に合わせて賢く使い分けることが、プロモーション成功の最大の鍵となります。

自作チラシの「落とし穴」──プロに依頼した方がよいケース

無料テンプレートやアプリを使えば誰でもチラシを作れる時代ですが、自作がかえって逆効果になるケースも存在します。判断の目安を整理しておきます。

まず、「写真の品質に自信がない場合」です。飲食店のメニューチラシや美容室のスタイルカタログなど、写真がメインの訴求要素になる業種では、写真のクオリティがチラシ全体の印象を左右します。スマートフォンで撮影した暗い写真をそのまま掲載するくらいなら、プロに撮影もセットで依頼した方が費用対効果は高くなります。

次に、「配布部数が多い場合」です。数十部程度であれば自宅やコンビニのプリンターで出力しても問題ありませんが、500部以上を配布する予定であれば、印刷通販を利用した方が1枚あたりのコストは下がります。印刷通販に入稿するには、塗り足し(トリムマーク)やCMYKカラーモードの設定など、テンプレートアプリだけでは対応しにくい専門的な処理が必要になることがあります。

そして、「ブランドの一貫性を保ちたい場合」です。チラシだけでなく名刺やWebサイト、看板などトータルでデザインの統一感を出したい場合、個別に自作すると媒体ごとに色味やフォントがばらつきがちです。こうしたケースでは、最初にプロにブランドの基本デザインを作ってもらい、そのガイドラインに沿って日常的なチラシだけ自分で更新する、という分担が実務的です。

自作とプロ依頼を使い分ける「ハイブリッド運用」

すべてを自作、またはすべてをプロ依頼と二択で考える必要はありません。実際には、社内告知や短期間のセール告知のように「速度が優先」のチラシは自作し、開業チラシや年間の販促計画に基づく本格的なチラシはプロに依頼する、という使い分けをしている事業者は多いです。

プロに依頼する際のコスト感としては、A4片面フルカラーのデザイン費がおおむね2万〜5万円程度が一般的です。自作にかかる時間を時給換算したとき、プロの費用の方が安い場合もあります。「自分の時間を何に使うか」を基準に判断すると、適切な棲み分けが見えてきます。

チラシ制作費用について

この記事の執筆・運営について

執筆・編集ASOBOAD編集部

デザイン制作の現場で得た知識をもとに、実務に役立つ情報を整理してお届けしています。

運営デザイン事務所AMIX

ASOBOADの運営と、デザイン制作業務の進行管理を担っています。