

大きなデザインを穏やかな印象にまとめました。
看護学科ということで、サーモンピンクの柔らかい色をテーマカラーとして選びました。ロゴと学科名を大きく記載し、遠くからでもオープンキャンパスの横断幕であることが分かるようにしています。
鮮やかな差し色が印象を高める
文字のみでは寂しい感じがするので、フレームはピンクとエメラルドグリーンを用いて、スタイリッシュに装飾しました。太さの異なるラフな線で描いたフレームは、フレッシュなイメージがあり、異なる個性をもつ学生たちが共に学ぶキャンパスにふさわしいデザインだと考えています。不揃いな線は勢いのある筆致で、エネルギッシュな雰囲気が演出できたのではないでしょうか。遠くから見た場合は、エメラルドグリーンが差し色になり、インパクトが感じられるはずです。
清潔感を意識した背景と文字
背景を白色にすることで清潔感も出せて、学校施設らしい横断幕デザインとなりました。フォントについても、学校にふさわしいオーソドックスなタイプをチョイスしています。





視線を引き寄せるやわらかな色彩
看護学科の雰囲気を端的に伝えるため、やさしさを感じさせるピンク系の色味が大きく採用されています。鮮烈な赤ではなく、ほどよくトーンを落としたピンクを使うことで、温かみがありながらも、主張しすぎない雰囲気を演出しているのが特徴です。校舎まわりの広い空間でもほどよく目立ち、見かけた人が自然と足を止めたくなるようなビジュアルを生み出しています。
白を基調とした背景が示す清潔感
このデザインのもう一つの要となっているのが、背景に取り入れられた白のスペースです。ナースコールや白衣など、看護学科をイメージさせるアイテムに近い色として、見る人に安心感を抱かせる効果が期待できます。文字やロゴが引き立つよう計算されているため、読みやすさも損なわれていません。
大きな文字配置で伝わる印象
「看護学科」「OPEN CAMPUS」という文字が大きくレイアウトされている点にも注目したいところです。どの学科のイベントなのかがひと目で分かり、遠くから見てもすぐに内容が認識できるのは、このデザインが狙う大きな役割のひとつです。派手すぎるフォントではなく、校風に合った落ち着きのある書体を選ぶことで、バランスの取れた印象づくりに貢献しています。
キャンパスに調和する差し色の存在
アクセントとして用いられたエメラルドグリーンは、ピンクとの相性がよく、バナー全体を瑞々しく仕上げるポイントになっています。少し離れた場所から見ても、淡い色合いに中和されて埋もれてしまうことなく、明確な差し色として視線を集める存在感を放ちます。こうした色の組み合わせによって「何のイベントなのか」「どの学科の催しなのか」が、より分かりやすく印象づけられているのです。
屋外でも映える存在感
メインカラーのピンクと補色のグリーンがつくり出すコントラストは、屋外の自然光でもはっきりと際立ちます。バナーが設置されるのは広々としたキャンパス内や校舎の外壁など、日常の空間の中です。そこに一枚、視覚的なインパクトを与えるデザインがあることで、来場者に「ここで何かが行われる」という期待感を抱かせる効果も期待できるでしょう。
遠くからでも自然と目を向けてしまう存在感をもちながらも、どこか落ち着きと清潔感を感じさせるデザインです。看護学科らしい安心感と、華やかなキャンパスライフの期待を同時に描き出している点が、このバナーの魅力だといえます。
制作横断幕デザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
学生向けにふさわしいフレッシュな横断幕デザインですね。
ピンクが若々しくトレンド感も
看護にふさわしいピンク色をメインに構成されている横断幕ですが、淡いピンクや鮮やかなグリーンをプラスすることで、若者らしいフレッシュな雰囲気も演出されています。ランダムな印象のフレームデザインは、アクティブな印象を見る人に与え、ポジティブで活発なイメージを演出しているようです。派手すぎず控えめな装飾は、トレンド感もありオープンキャンパスというテーマにぴったり。横断幕の前で写真を撮り、SNSに投稿する来場者がいてもおかしくないポップさがあります。
大きな文字で遠くからの視認性もGood
横断幕は大きな印刷物ですが、その面いっぱいに文字がレイアウトされています。かなり遠くからでもオープンキャンパスの会場であることが分かるのではないでしょうか。ロゴも大きくあしらわれていて、間違いようのない明快なデザインだという印象を受けます。大きく文字を置いても、ピンクという柔らかい色のおかげできつい印象にならないのも秀逸だと感じました。学科名とオープンキャンパス、そしてロゴという必要な情報以外を削ぎ落とすことで、文字サイズのインパクトも増しています。背景も白色で文字が見やすく、案内表示としてふさわしいデザインだと思います。
なぜこの横断幕は「伝わる」のか

※画像はイメージです
オープンキャンパスの横断幕は、未来の学生やその保護者がキャンパスで最初に出会う「学校の顔」の一つです。それは単なる案内板ではなく、その学科が持つ雰囲気や理念を瞬時に伝えるための、重要なコミュニケーションツールと言えます。
この看護学科の事例では、デザインがどのようにして「学科らしさ」と「イベントの魅力」を両立させているのか、いくつかの視点から深掘りしてみたいと思います。
「何を」伝えるか? ―― 遠距離での視認性と情報伝達
横断幕デザインで最も優先されることの一つは、遠距離からの視認性です。広いキャンパスの校門や、校舎の壁面に設置されることを想定すると、数メートル、時には数十メートル離れた場所からでも「何のイベントか」が瞬時に判別できなければなりません。
このデザインでは、「看護学科」「OPEN CAMPUS」という最も重要な情報が、横断幕の大部分を占めるほど大きく配置されています。書体(フォント)も奇をてらったものではなく、オーソドックスで読みやすいゴシック体(またはそれに近いもの)が選ばれています。
これにより、遠くからでも文字が潰れず、クリアに情報を読み取ることができます。一見当たり前のようですが、背景の装飾と文字のコントラスト(明度差)をしっかり保ち、可読性を確保することは、屋外広告デザインの基本であり、最も重要なポイントです。
「誰に」伝えるか? ―― ターゲットに寄り添う配色戦略
デザインの印象を大きく左右するのが「色」です。この事例では、温かみのあるサーモンピンクがメインカラーとして効果的に使われています。
一般的に、医療や看護のイメージカラーとしては「白(清潔感)」や「青(知的、冷静、信頼)」が多用されます。しかし、オープンキャンパスのターゲットは、主に高校生とその保護者です。彼らは、学びの場としての「信頼性」と同時に、キャンパスライフへの「期待感」や「安心感」も求めています。
ここでピンク(赤系統)が持つ「優しさ」「温かみ」「親しみやすさ」といった心理的効果が活きてきます。白背景の清潔感と組み合わせることで、「冷たい」印象になりすぎず、看護という仕事の本質的な「温かさ」を表現しています。
さらに注目したいのが、差し色として使われているエメラルドグリーン(ミントグリーン系)です。これはピンクの補色(反対色)に近く、お互いを引き立て合う効果があります。ピンクの持つ「甘さ」や「柔らかさ」だけではぼやけてしまう印象を、グリーンが加わることで程よく引き締め、「爽やかさ」や「知性」といった側面も加えています。
「どう」伝えるか? ―― 雰囲気を醸成する「あしらい」の役割
もしこの横断幕が、白地にピンクと黒の文字だけで構成されていたら、どうでしょうか。情報は伝わりますが、どこか堅苦しく、無機質な印象になったかもしれません。
このデザインの魅力は、文字情報の周囲に配置された「あしらい(装飾)」にあります。
- ラフな手書き風の線(ブラシストローク): 上下にあしらわれた手書き風のテクスチャは、かっちりとしたレイアウトの中に「動き」と「人間味」を生み出しています。これは、既存記事でも触れられている通り「フレッシュさ」や「エネルギッシュな雰囲気」を演出し、若々しい学生が集うキャンパスの活気を象徴しています。
- 医療モチーフのアイコン: よく見ると、背景には聴診器、救急箱の十字、心電図の波形のようなアイコンがさりげなく配置されています。これらは前面に出て主張しすぎず、背景に溶け込むことで、「ここは看護学科である」という情報を直感的に、そしてデザイン的に補強する役割を果たしています。
これらの「あしらい」があることで、横断幕は単なる情報の羅列から、「楽しそう」「専門性が学べそう」「温かい雰囲気だ」といったポジティブな感情を喚起するビジュアルへと昇華されています。
情報を正確に伝える「機能性」と、学科の魅力を伝える「情緒性」。この両輪をバランスよくデザインに落とし込むことが、学校案内のデザインにおいては非常に重要です。この横断幕は、そのバランスを取りながら、訪れる人々の期待感を高める役割を十分に果たしている事例と言えるでしょう。
※掲載の横断幕は実際の内容や最新情報と異なる場合がございます。
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