
デザインやイラスト制作、あるいは資料作成において、「配色は決まったけれど、なんとなくしっくりこない」「いつも同じような色を選んでしまう」という経験はありませんか?
この度、AMIXでは、色彩心理とアルゴリズムを組み合わせた新しいカラーパレット生成ツール「Mood Palette(ムードパレット)」を公開しました。
難しい色相環や数値設定は不要です。「リラックスしたい」「エネルギッシュにいきたい」といった、その瞬間の「気分」をタップするだけで、最適な3色の組み合わせをAIが提案します。
▶︎ 「Mood Palette – 気分で選ぶAIカラーパレット」を使ってみる
Mood Paletteの3つの特徴

1. 「気分」から色を逆引きする
通常、配色は「青系」「赤系」といった色相から探すことが多いですが、Mood Paletteは「感情(ムード)」から色を探せるのが最大の特徴です。現在、以下の6つのモードを搭載しています。
- Relaxed (リラックス): 心を穏やかにする、優しく落ち着いたトーン
- Energetic (エネルギッシュ): 活力を与える、鮮やかで力強いビタミンカラー
- Romantic (ロマンチック): 甘く、情緒的で温かみのあるカラー
- Melancholy (センチメンタル): 静寂と深みを感じさせる、クールなグレースケール
- Focused (集中モード): 思考をクリアにする、ミニマルで知的な配色
- Creative (クリエイティブ): インスピレーションを刺激する、ユニークな組み合わせ
「気分から色を選ぶ」は、感覚を”共通言語”に翻訳する作業
「リラックスしたい」「エネルギッシュに」といった気分から配色に入るアプローチは、一見ふわっとしているようで、実は制作現場でとても実用的です。デザインの相談は「なんかいい感じで」という曖昧な言葉から始まることが多く、その感覚をいかに色という共有できる形に翻訳するかが、最初の関門だからです。
Mood Paletteのように気分を起点に3色が出てくると、「この方向で合ってますか?」と相手に見せて確認できる”たたき台”になります。もちろん出てきた色がそのまま完成品になるわけではなく、主役・脇役・アクセントという役割を割り振って初めて実務に乗ります。感覚を言葉より先に”色”で握ってしまう。その入口として使うと、配色の合意がぐっと早くなります。
2. 二度と同じ色は出ない!?「無限生成アルゴリズム」
このツールは、あらかじめ用意されたパレットを表示しているわけではありません。選択された気分のキーワードに基づき、プログラムが毎回HSL(色相・彩度・明度)を計算して色を生成しています。そのため、同じ「エネルギッシュ」を選んでも、ある時は赤が強く出たり、ある時はオレンジがメインになったりと、クリックするたびに新しい出会いがあります。
3. 直感的なUIと便利なコピー機能
デザインは、作業の邪魔にならないダークモードを基調とし、すりガラスのような「グラスモーフィズム」を取り入れたモダンなUIに仕上げました。生成されたカラーカードをクリックするだけで、カラーコード(HEX)をクリップボードにコピーできます。Web制作やアプリ開発、スライド作成の現場ですぐに活用可能です。
色彩心理は”絶対のルール”ではなく、文脈で意味が変わる?
気分と色を結びつける色彩心理はとても便利な手がかりですが、そのまま鵜呑みにすると足をすくわれることがあります。同じ赤でも、情熱やエネルギーを表すこともあれば、警告や危険を意味することもあり、意味は見せる相手や場面で変わるからです。国や文化、業界によって色の受け取られ方が違うのも同じで、たとえば白は清潔さの象徴にも、弔いの色にもなり得ます。
Mood Paletteで出た配色を採用する前に、「誰に・どんな文脈で見せるか」を一度重ねてみると、気分としては合っていても場にそぐわない、という取り違えを防げます。心理効果は方向を示す羅針盤として使い、最終判断は届け先の文脈に合わせるといった二段構えが安全です。
開発背景

Webデザインやブランディングにおいて、「色」は感情を伝える最も重要な要素の一つです。しかし、理論にとらわれすぎると発想が凝り固まってしまうこともあります。
「もっと直感的に、遊び心を持って色を選んでほしい」
そんな想いから、このツールを制作しました。Reactによって構築されており、サクサクと動く軽快な操作感もポイントです。
登録不要・無料で今すぐご利用いただけます。デザインのインスピレーションが欲しい時や、いつもと違う配色に挑戦したい時に、ぜひ「Mood Palette」を開いてみてください。
▶︎ 「Mood Palette – 気分で選ぶAIカラーパレット」を使ってみる
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