

オレンジの配色が温かみと元気を与えるライブチラシデザインです。
三人のアーティストの写真が紙面を彩り、復興応援への意気込みを感じさせてくれます。キラキラとした背景と爽やかなレイアウトで、老若男女が楽しめるイベントであることを伝えています。様々な年齢の方がチラシを見ることを想定し、分かりやすさを大切にしています。復興を音楽で支えたいという、あたたかな気持ちがこもったチラシデザインです。
熱意を映すデザイン – 復興の光を込めたビジュアル
このチラシは、復興支援ライブの活気と情熱を、鮮やかな色彩とエネルギッシュなデザインで表現しています。オレンジと黄色の暖色系の配色は、元気と前向きなエネルギーを象徴し、イベントの意義を強調しています。登場人物の笑顔とポジティブな姿勢は、コミュニティに希望と団結を促すメッセージを発しています。
デザイナーの振り返り
■ ビタミンカラーと称されることもあるオレンジ色をメインに使用しました。活力を与える色でもあり、また温かみを感じさせる色でもあります。復興支援というテーマにあった配色とデザインを心がけました。
■ 若い方からお年寄りの方まで、幅広い層に来ていただき、少しでも元気になってほしいという想いから、情報の読みやすさには注意を払いました。また特定の世代やカルチャーに迎合するようなデザインも避けました。
■ どういった人が何をするのかが分かる様、下部には丁寧にそれぞれのプロフィールが添えられています。特に初めて耳にする人にとっては有益な情報となり得ます。


復興支援イベントの配色には「暗い時代に光を灯す」メッセージが求められる
復興支援のライブイベントをデザインする際、最も繊細な判断が求められるのが配色です。重すぎる色調は被災の記憶を呼び起こし、逆に軽すぎる色は不謹慎に映る恐れがあります。このチラシがメインカラーにオレンジを選んでいるのは、色彩心理学の観点から非常に合理的です。
オレンジは「ビタミンカラー」とも称され、見る人に活力を与えると同時に温もりを感じさせる色です。赤のような激しさはなく、黄色のような軽さもない。その中間に位置するオレンジは、「元気を出そう」というメッセージを力強さと優しさの両方で包み込むことができます。復興支援という文脈において、この色が発する「大丈夫、一緒に前を向こう」というトーンは、押しつけがましくなく、寄り添うような印象を生みます。
世代・カルチャーに偏らない「ユニバーサルなデザイン」を選ぶ理由
このチラシは若い方からお年寄りまで幅広い層に来場してもらうことを目指しています。そのため、特定の世代やサブカルチャーに寄ったデザインは意図的に避けられています。たとえばクラブイベント風のデザインなら若者には響きますが、60〜70代のシニア層は「場違いだ」と感じるでしょう。逆に地域の町内会チラシのようなデザインでは若者が興味を示しません。
このチラシの配色やレイアウトは、どの世代が手にしても不快感がなく、かつ「行ってみたい」と思わせるラインを的確に見つけています。フォントサイズも適度に大きく、高齢者が直接読む場合のアクセシビリティも確保されています。全年齢対応のデザインは一見すると「無難」に思えますが、実際には各世代の心理を理解した上で最大公約数を見つけ出す、難易度の高い設計です。
出演者プロフィールの掲載が「初めて聞く人」への架け橋になる
復興支援ライブには地域のミュージシャンや活動家が出演するケースが多く、著名タレントのようにチケットパワーが自動的に備わっているわけではありません。「誰が出るのか分からないから行かない」という消費者心理を乗り越えるために、チラシ下部に各出演者の丁寧なプロフィールが添えられています。
顔写真・名前・ジャンル・一言紹介が揃っていれば、初めてその人を知る来場者でも事前に興味を持つことができます。これは情報設計の観点から「無名のタレントに価値を付与する」行為であり、チラシが単なる告知からコンテンツへと昇華する瞬間です。
制作フライヤー・チラシデザイン
に対する感想
VOICE ※第三者による感想です
明るくて温かなイメージが伝わってきました。
コンセプトと、なんのためのライブであるのかが中央に大きく書いてあるので、とてもわかりやすいですよね。文字がしっかり大きいだけでなくて、立体的で、太くくっきりとした縁取りもあります。上下のわけかたのバランスも安定感があって良いなと思いました。とにかく全体が温かいイメージなので、ぱっと見ただけでも人道的な印象になりますし、復興応援ライブのチラシにはぴったりのデザインだろうなと思いました。よく見ると、背景の中央にスピーカーのようなイラストも配置されているのですよね。さりげなくライブらしさがあるのがとても良いと思いました。写真のお三方に注目が集まるような、集中線のような模様も入っていますよね。
それから、ミラーボールの光のような、水玉の模様も浮かんでいて、とても賑やかなで楽しそうな感じもするなと思いました。白い雲が浮かんでいるのも面白いですよね。オレンジの色と重なって、スピーカーが大きな夕日のようにも見えます。だから、温かなイメージがより強く伝わってくるのかもしれませんね。下方に並んだ写真と、情報もすっきりしていて見やすいです。全面が濃い色なのではなくて、こうして白が入っていることで爽やかな感じのチラシデザインになっているなと思いました。
VOICE ※第三者による感想です
温かみと元気をもらえそうなイベントを想像します。
東日本大震災が発生してから5年が経過しましたが、だんだん風化しているように思えます。現在でも復興は完全にできているわけではなく、家を失ったままの人がたくさん存在しています。そんな被災地を応援するべく、現在でもいろいろなイベントを開催し、現地を励ましている人や支援をしている人もいます。そんな被災地復興を応援するライブの宣伝をしているのがこのチラシデザインです。
とても温かみがある作りになっていますし、強いエネルギーを感じることができる背景になっていると言えるでしょう。メンバーの紹介も詳しく載せられているので、誰が出るのかもわかります。多くのイベントは被災地から離れたところで行い、入場料で得た収入の一部を被災地に寄付するという団体が多いのですが、この団体は実際に被災地まで出向き、仮設住宅でライブを行っているのですね。
※掲載しているチラシデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際の用途・サイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。
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