

バンドの音楽性が垣間見え、しかもすぐにWEBへアクセスできる、便利なチラシデザインです。
今やバンドのプロモーションにおいてWEBは切っても切れない存在です。まずはライブ会場等でチラシを配り、そこからWEBへ繋げるといったように、チラシはプロモーションの導入部分として非常に効果的です。その効果を高めるために、クオリティーのしっかりしたチラシデザインがあった方が良いと言えます。
デザイナーの振り返り
■ メンバーのアー写と会場のイメージを自然に合成しています。オーディエンスのブレ感が、ライブの盛り上がりを強調するチラシになっています。
■ こういったチラシでは、どうしてもアーティスト(バンドメンバー)をできるだけ大きくする形になりがちですが、明るい余白をしっかり設けることによって、より目をひくチラシデザインに仕上げています。
■ QRコードは左右どちらかによせることが多いですが、チラシデザインのセンター部分に設けることで、見落とさせることのないようにしています。

WEBとチラシは使い分けることの出来る広報ツール
これまではウェブサイトという存在は従来のチラシの存在を揺るがしかねない最大のライバルという立場でしたが、今は睨み合うのではなくお互いの良い点を利用しつつ有効活用するという方式が一般的になっています。特に、ロックバンドのようにできるだけ大勢の人々に対して情報を報知したいシチュエーションにおいては、ウェブサイトとの兼ね合いを考えたチラシデザインで作成することにより利便性を向上させられます。具体的には、ライブを行う会場となる場所でチラシを配布し、その後ウェブサイトに誘導するといった方式がとても効果があります。
つまり、チラシデザインというのは門戸を広げるという観点では今も非常に優秀なのです。そのためには、しっかりと高いクォリティでチラシデザインを行い、ついアクセスしたくなるような仕組みで制作することが大前提になります。
明るいデザインで広くバンドのPRを行う
そこで、行うべきなのはロックバンドならではの様子をいかにチラシの中に落とし込めるのかという事になります。ロックバンドと言えば、激しさと爽快感が融合した楽曲たちのビートに合わせて観客達も主役となって熱中する醍醐味があります。世の中に娯楽はたくさん存在しますが、そういった楽しみを得る事ができるのはロックバンドのライブが代表格ですので、一体となって楽しめる事を大々的に打ち出すべきです。ただし、不必要に力強い印象を与えてしまったり、激しすぎるイメージになってしまうと訪れてくれる客に偏りが生じてしまうリスクがあります。
ロックバンドと言えども、ファンは男性に限らず女性にもたくさん存在しているので、女性でも躊躇せずに出かけてみようという気持ちにさせる事が求められます。そういった点を考慮して作成していくためには、恐い雰囲気よりもこのような明るい雰囲気が好ましいと言えそうです。
制作フライヤー・チラシデザイン
に対する感想
VOICE ※第三者による感想です
定番系のデザインでありつつも、熱気がしっかり伝わるバンドのチラシですね。
観客と一体感を演出するために、演奏者や演者と観客が撮影された画像を好んで使うチラシデザインは、世の中には非常に多くあると思います。特に、アマチュア・バンドや、セミ・プロフェッショナルのミュージシャンやアーティストでは、簡潔にそのスタイルや演奏、あるいはステージ全体の印象を伝えるには好都合でしょう。
そこでこうした画像の使用には、必ず加工が付き物ですが、このチラシでは空気感を伝える工夫を表すために、アーティスト全体の画像は敢えて部分を使用して、その周辺、画像の際を加工して背景画像に溶けこませる工夫をしています。会場全体の熱気によって、ステージが映像で霧がかかったようになるのはよくあるのですが、この加工もそうした演出を意図して制作していると言ってよいでしょう。
アーティストの紹介は、やや小さな右上の演奏中のメンバーから、その下の各パートを見比べて判断する感じになっていますが、チラシが意図しているのは、ライブ感だとするなら成功しているのではないでしょうか?音楽というものは、チラシ等の平面デザインで表現することは極めて難しいテーマなので、こうしたイメージによる宣伝効果は、音を使ったPRでないからこそシンプルである必要があります。このチラシデザインでは、PRを補う要素としてQRコードによるインフォメーションと、ツイッターアカウントによる、SNSでの接点を示していますが、その先には恐らくライブ映像やサウンドを確認することは出来るでしょう。
このチラシ全体のレイアウトは、どちらかと言えば画像を主体に、そこに邪魔にならない空白にそれぞれのオーナメントを配置するといった印象ですが、画像と文字やロゴとの落差が激しいために、バンドのロゴとその他の文字が、丁度画像から離れて見えるため、かえってWEBページのURLなどが目立って見え、単なるイメージでは終わらない宣伝効果に寄与している印象を受けます。画像にあまり工夫が無かった場合は、こうした効果も期待する事はできませんが、画像のコントラストとレイアウトを構成する各パーツが、逆三角に配置されているために、安定感あるチラシデザインになっています。
チラシは「WEBへの導入口」— 紙とデジタルの二刀流プロモーション
第三者が「定番系のデザインでありつつも熱気がしっかり伝わる」と評した通り、このチラシはライブ会場でQRコードを通じてWEBへ誘導するための「最初の一歩」として設計されています。チラシのセンターにQRコードを配置しているのは「見落とさせない」ための意図的な判断であり、チラシ→WEB→ファン獲得という導線を確保しています。紙で門戸を広げ、WEBで深い情報を提供する二刀流プロモーションです。
オーディエンスの「ブレ感」がライブの盛り上がりを静止画で表現する
デザイナーが「オーディエンスのブレ感がライブの盛り上がりを強調する」と振り返った通り、観客のシルエットを意図的にぼかすことで、静止画のチラシに「動き」と「熱気」を与えています。アーティスト写真と会場イメージの自然な合成も、チラシを手にした瞬間に「このライブに行きたい」という衝動を生む視覚的仕掛けです。
「明るいビジュアル」がファン層を広げる
ロックバンドのチラシは暗くハードなビジュアルに偏りがちですが、不必要に力強い印象を与えると偏重した集客になりかねません。このチラシはあえて明るい余白を設け、「行ってみようかな」と感じるオープンな雰囲気に仕上げています。音楽ジャンルのイメージに縛られず、ターゲットを広く取るデザイン戦略です。
■QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
※掲載のチラシ(フライヤー)は実際の内容や最新情報と異なる場合がございます。※掲載しているチラシデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際の用途・サイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。
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